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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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それってつまり脳筋ですか?


「えーっと、皆、こちら夜叉姫こと星菜さんがPT参加OKしてくれたから自己紹介だけ各自してくれ」


「皆さん初めまして、星菜です、今回はPTに誘って頂きありがとうございます」


星菜は深々とお辞儀をして自己紹介をする。


「おー、夜叉姫様は礼儀正しいねぇ〜、あたしは『(キョウ)』っていうけど仲良い人は『(あん)』って呼ぶからそっちでも良いよ〜」 


「じゃあ折角なのであんさんで、あと・・・ひょっとしてサントラの杏(・・・・・・)さん?」


「え?うん、そうだけどあたしの事知ってたのかな?」


「私もそこそこ有名かも知れませんけど杏さんも普通に有名人ですよ」


「ありゃりゃ、あんなチームに居たから悪目立ちしちゃったか」


・・・・あんなチーム言うなよ、最強チームだぞ。


鷹斗は二人の会話を聞きながら心の中でツッコミを入れるが口には出さずに見守り、杏が自己紹介を終えた所で続いてレイが口を開く。


「じゃあ次は私なのです〜、私は『レイ』なのです〜エレイアの街で『レイのアトリエ』っていうお店してますので機会があれば寄って下さいなのです〜」


さりげなく自分の店の紹介もしたレイも自己紹介を終え最後に結衣が自己紹介をする。


「初めまして『結衣』です!今更ですけど星菜さん一人だったので一緒にPT組もうって鷹君に言ったんだけど迷惑じゃなかったですか?」


「ううん、私の事知らずに誘ってくれるなんて新鮮だから、凄く嬉しかったよ!よろしくね!」


結衣の提案が素直に嬉しかったと星菜は言い各自問題無く自己紹介を終えたので鷹斗は今からのボス攻略についてどうするかを杏に尋ねる。


「なぁ、星菜さん入ってかなり戦力上がったけどどんな感じでボス戦戦う?」


「ん?姫ちゃん入った時点でTAKA君との2トップでゴリ押しで勝てるからレイは二人の邪魔にならない程度に罠でも適当に仕掛けて結衣は適当に魔法打ってて、回復と補助は私が全部するから」


「・・・つまり脳筋で攻略すると?」


「まぁそれが可能なPT構成になっちゃったからねぇ」


「私はそれで勝てるならそれで良いかな!頑張って魔法使うね!」


「邪魔にならない程度。。。私の扱い雑なのです」


「噂には聞いてたけど杏さんはかなり雑なんですね、でもシンプルで分かりやすくて良いです、TAKAさん宜しくお願いします」


「ごめんな、雑な参謀で、まぁでもあんなんだけど言う事いつも外れないから多分いけるんだと思うよ」


「何かあたしの印象がおかしな事になってる気がするけど、まぁ行きますか!」


「「「「おー!」」」」


作戦もクソも無いただの脳筋攻略が決定した鷹斗達5人は扉を開けてボス部屋に入る。




ボス部屋に入り鷹斗は周囲を確認して部屋の作りを確認する。


その地形は岩石に覆われた部屋になっていて地面には数カ所のマグマの溜まり場がある。


・・・マグマの地面がちょっと厄介だな。


そう思いながらも作戦も無しに入った以上行き当たりばったりでやるしかない、鷹斗は剣を構えて目の前の火竜王に対して戦闘態勢を取り、隣に居る星菜も同じく刀を構えて戦闘態勢を取る。


「まぁ取り敢えず適当にバフ掛けとくから後はお二人さん頑張ってねぇ〜」


これから戦闘が始まろうとしている所で気の抜けた応援をしてくる杏はそのまま呪文を次々と唱える。


・プログレス〔強化系効果1.5倍 持続時間1分〕

・プロテクト〔防御力1.5倍 持続時間3分〕

・リジェネ〔持続回復 持続時間3分〕

・パーフェクトキュア〔状態異常回復+状態異常完全防御3分〕

・ヘイスト〔素早さ1.5倍 持続時間3分〕


「取り敢えずまたなんか欲しいバフあったら言ってねー、後TAKA君のオーバーチャージ〔防御力を下げる代わりに攻撃力アップ〕があるから攻撃力のバフはやめといたからねー」


「凄いね、流石サントラ一軍の優秀ヒーラーだね」


杏の手際の良さに感心する星菜。


「まぁ性格はアレだけど多分腕に関しては優秀だよ、まぁじゃあ俺たちも行きますか、オーバーチャージ!」


「そうだね、私も折角PT参加させてもらってるのだから頑張らないとね、明鏡止水!〔敵の攻撃軌道が見える〕見切り!〔武器ガード率+回避率アップ〕」


強化を終えた2人は部屋の真ん中で咆哮している火竜王に突撃し、戦闘が開始された。


まず、2人にヘイトを向けた竜は炎のブレスを吐くが鷹斗はバフと防御力のゴリ押しで〔断罪の一撃を使うためにも〕炎の中を突っ込んで行き、星菜はすんなりとブレスを躱しそのまま竜に近づいて行く。


近づいて行くにつれ竜は尻尾や爪などの物理攻撃もしてきたが鷹斗は捌いたり食らいながら攻撃して星菜は全て交わしながら小刻みに攻撃していた。


「凄いな、これがランカーか」


鷹斗は戦いながら星菜の戦闘をチラチラと見ながらその上手さに驚きと尊敬を感じた。


特に凄いのは竜の攻撃を一度もくらわない回避能力の高さだった。


もちろんただ避けているだけならレイでも出来るだろうが星菜は毎回紙一重で避けては攻撃し、また避けると繰り返していた。


そんな事を考えているからだったのか鷹斗は星菜が避けた竜の尻尾をぶん回す攻撃をモロにくらってしまう。


「やっべ、杏すまん、かいふー・・・・」


すでにHPは満タンだった。


「まじかよ。。。こりゃ負けないって言い切るのも納得だな」


フィールド型のアクション戦闘のMMORPGにおいて予測からの的確な回復は正直難易度が高い、しかも杏はそれを平然とやってのけている、鷹斗はそんな杏のPSにも驚きながら少し前に言った杏のセリフが間違ってなかった事を確信する。


そこからはただただ鷹斗と星菜が竜を攻撃、回避、回復を繰り返し着実にHPを削っていき、竜のHPが半分になった所で杏が鷹斗への回復を切り、鷹斗は断罪の一撃を使用して残りHPをほぼ0の状態まで追い込み最後は星菜が刀系スキルの『紫電一閃』で竜を討伐する事に成功したのであった。












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