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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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レイと合流

おはようございます!

「おーい、レイ、いるかー?」


鷹斗は店に入り店主であるレイを呼びながら辺りを見渡すが結衣と杏の姿は見えない、どうやら自分の方が先に着いたようだと認識する。


「あっ!その声はTAKAちゃんです?ちょっと待ってて下さいです!」


鷹斗の声を聞いたレイがカウンターの奥の物置からヒョコッと顔を出して鷹斗に少し待ってと言いながら手際良く物を整理していく。


なんだか忙しそうなので鷹斗は取り敢えずレイが作業しながらでも話ができるようにカウンターに移動してそこからレイに話掛ける。


「手際良いな」


「?褒めても何も出ないですよ?」


割と素直に褒めたつもりだがレイは突然何?と言わんばかりの顔をして冗談で返してくる。


「褒めるというか割と思った事素直に言っただけなんだけどな・・・まぁいいや、杏からチャットきてるよね?」


「杏から?来てないですよ?」


「えぇ。。。あの適当女ほんとになんなんだよ。。。」


鷹斗は最近良く結衣と杏、涼介と関わる事が多く3人の事も少しずつわかり始めてきたのだが、この杏だけは関わる前では想像も出来ない人間だと最近気付いた。


「杏からチャット〔来てないけど〕くるはずでTAKAちゃんがここに来てるって事はチーム絡みで私に何か用です?」


レイは状況から自分への用事を推測する。


「うーん、チーム絡みというかなんというか、、、その辺の詳しい事は杏から聞いて貰えると助かる、喋って良い事なのか悪い事なのかよく分からんから」


鷹斗は現状に至るまでの説明をする際に涼介の事を喋って良いものか悪いものか悩んだのでその辺は杏に判断を委ねる事にする。


「なんか歯切れ悪いです・・・」


「いやまぁ目的としては今から俺と杏と結衣とPT組んでどっか行かないか?って話しなんだけど」


「3人で、です?TAKAちゃん達は今林間学校中なのですよね?」


杏か結衣が喋っていたのだろう、レイは鷹斗達のリアルの現状を知っていた、そしてそれを知っているのなら今からの会話の流れが予想出来て鷹斗は少し歯切れの悪い返事をする。


「あーうん、そうだよ」


「ならなんで涼介ちゃん(・・・・・)と4人で行かないのです?」


「・・・・それは杏に聞いてくれ」


「なるほどです・・・涼介ちゃんの身に何かあったのですね、あ!PTの件は了解なのですよ!TAKAちゃんとは一回どこかで遊びたいと思ってたのです!」


「そっか、ならレイが楽しめるように善処するよ」


「別に皆普段通りにしてくれてるだけで楽しいのですよ」


そんな話をして、ひとまずレイがPTに参加してくれる事になった所で杏と結衣が店に入ってきた。


「鷹君、お待たせ〜遅くなっちゃってごめんね?レイはこんばんは!」


「いや、レイと喋ってたし良いよ」


「こんばんは〜なのですー」


「おー、TAKA君早いね〜!レディを待たせないのは好印象だよ!」


「まぁ確かに結衣(・・)を待たせるのは申し訳ないな」


「ん?TAKA君?君は私をレディと認識していないのかい?」


「認識して欲しかったら外見以外をどうにかした方がいいと思うよ」


「お、おぅ、今宵のTAKA君は辛口だねぇ、まぁいいや、レイ、今からどっか狩に行くからPT申請するね」


「さっきTAKAちゃんと話して行くとは言ったけどこっちの予定とか無視なのです?」


「TAKA君と話して決まったなら良いじゃん!店は今日は終わり!たまには太客に付き合いなさいよ!」


「こんな太客絶対嫌だな」


「あはは、私もそれには同意かな・・・」


「とは言ってもこの店の3割は杏からの売り上げなのです。。。」


「それは。。。ご愁傷様だな」


3人は貴族(あん)の強引さに感想が一致し、呆れたような顔をするが杏は特に気にした様子もせず話を続ける。


「それで?どこ行く?予定では上級の方の火山だったけどレイはそれでも大丈夫?」


3人の小言を無視して進行を続ける杏を見て鷹斗は杏のこういう所は素直に好感が持てるなと感じていた。


「うんなのです、私はどこでも問題無しなのですよ〜」


「オッケー!なら決定ね!あの馬鹿も居ないし足手まといゼロだから良いところまで行けそうだね!」


「杏・・・涼介可哀想だよ。。。」


結衣が涼介のフォローを入れるが『自業自得だよ!』と杏は正論を言い結衣も苦笑いをする。


「あの、ちょっといいです?」


「ん?どーしたの?やっぱ行かないとか無しだよ?」


結衣が苦笑いをしているところにレイが杏に声をかける。


「いや、杏の中で私は一体どんな人なのですか。。。まぁいいです、涼介ちゃんは何で来ないです?TAKAちゃんに聞いたら『杏に聞いて』って言われたのです」


レイの言葉を聞いた杏は鷹斗の方を少し呆れたような顔で見て口を開く。


「TAKA君や、君は女の子にこんな役目を押し付けるのかい?減点だね!」


「いや、涼介の名誉に関わるからさ、俺にはなんとも。。。」


「あんな男に名誉なんて無いよ!ただのネタキャラだよあんなやつ。あー、レイ、涼介は覗きで先生に捕まって現在説教中なのよ」


「涼介ちゃん。。。それはダメなのです。。。」


涼介の事を聞いたレイは遠い目で呟き、それを見た杏は笑っている。


「まぁ取り敢えず準備して行こっか!そんなに時間が沢山あるわけじゃないしね!」


「「「はーい、了解、了解なのです」」」


そうして、4人はレイの店で準備をして火山に向かうのであった。




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