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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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思い出の記憶7

更新止まってすいませんー!


また再開しますので応援よろしくお願いします!


「お前らなぁ・・・夏休み中に手間かけさせるなよ・・・で?原因はなんだったんだ?」


鷹斗達と五十嵐達は学校の中にある会議室に連れてこられて生徒指導の先生である「上滝 一(じょうたき はじめ)」に問い詰められていた。


鷹斗がキレて五十嵐に殴りかかった後、有栖も他2人と口喧嘩を始め、それを見た結衣が泣き出して止めているとプールの監視員をしていた上滝先生がその仕事を終え職員室へと向かっている途中で現場に出会(でくわ)し現在にいたる。


「五十嵐が私の従姉妹の結衣ちゃんの事馬鹿にしたから鷹が怒ったんだよ、悪いのはこいつらだよ」


上滝の問いに有栖が口を開き答える、五十嵐は有栖に自分が悪いと言われてショックを受けたような顔をしている。


「ふむ、取り敢えずそれに関してはわかった、五十嵐も言い返さない所からしたら事実なんだよな?」


上滝は有栖の発言の有無を五十嵐に確認する、そして五十嵐は黙って首を縦に振る。


「なるほどな、所で結衣ちゃんってのはこの子で良いんだよな?」


上滝は有栖の隣で未だに泣いている結衣が馬鹿にされた子で間違いないか有栖に問い、有栖はそうだよ、と答える。


「全く・・・・まぁ幸いにも大した怪我はお互いに無いようだし、東雲達は今日はもう帰りなさい、五十嵐達は保護者に連絡して迎えに来てもらうまで少し話しに付き合って貰うぞ」


鷹斗も有栖も未だに気分が悪かったので上滝から帰宅指示が出たので「じゃあ」と言い席を立ち有栖が結衣の肩を叩きながら結衣も立ち上がり有栖の後をついて行く。


「あ、東雲、後でお前の家に電話するからな」


「え?なんで?」


「一応こっちの結衣ちゃんはウチの生徒じゃ無いからなぁ、そちらの親御さんに話しをして謝らんといかんからな」


「別に先生が悪い訳じゃないからしなくて良いと思うけどねー」


「まぁ先生ってのは責任がついて回るもんなんだよ」


「まぁよく分からないけど先生に任せるよ」


3人がドアの前まで移動した所で上滝は結衣の親に連絡するために東雲家に連絡すると言い有栖が任せます、と言って話は終わり3人はドアノブに手を掛け部屋を後にした。


その後はさすがに学校で遊ぶなどあり得ず3人は学校から有栖の家までの道中にある小さな公園で話をしていた。


「ごめんな結衣、俺がトラブル起こしちゃって」


鷹斗は先程まで泣いていた結衣にトラブルを起こして泣かせてしまった事を謝る。


「・・・ううん、私こそごめんなさい、私が鷹君の学校行きたいなんて言ったから」


「まぁ〜あのタイミングでアイツらに会ったのは最悪だったね、結衣ちゃんは悪くないよ、アイツらいっつもあんなだから」


「そうだね」


鷹斗の謝罪に対して結衣は自分が学校に行きたいと言ったからと謝るが有栖は結果的には五十嵐達がいた事が最悪だっただけで結衣は悪く無いと言い鷹斗もそれに同意してそれよりも昨日から気になっていた事を結衣に聞く。


「それよりさ、結衣ってどうしてそんなに謝ってばっかりなの?」


鷹斗は初日から謝ってばかりの結衣が何故そんなに謝るのか気になって聞いてみると結衣は少し黙り込んで下を向きそのまま口を開く。


「えっと。。。私、こんなだし、私がする事間違ってる気がして」


結衣の口から出た言葉は自分がする事言うこ事は大体間違っている気がする、つまり自分に自信がないということなのだろう、そしてそれを聞いた有栖が笑いながら口を開く。


「結衣ちゃんは随分自己否定的なんだねー、私なんか自分のする事全部正しいと思ってるよー」


「お前はそうだろうな・・・・」


有栖は結衣の事を自己否定的だと言い自分は自分のする事が全て正しいと思っているという自己肯定的な発言に鷹斗はお前はそうだろうなと呆れ気味に口にして結衣はそれにクスッと笑いながらも「私は有栖ちゃんが羨ましいな」と再び下を向いて呟く。


「でもさ、有栖の言ってる事って自己中とか言われるかもだけどそんなに間違ってないと思うんだよなぁ、結局のところ自分が正しいと思う事を行動しなきゃ楽しくないし」


鷹斗は有栖の言ってる事がそんなに間違っていないと思うと言い、そのまま下を向いている結衣に一つ問いかける。


「結衣ってさ昨日俺達と『絵を描きたい』って言ったじゃん?それ楽しかった?」


「・・・うん」


鷹斗の問いに結衣は頷く。


「だよね?俺も楽しかったし文句言ってたけど多分だけど有栖も楽しかったんじゃないかな?」


「そうだねー、絵は苦手だけどね、結衣ちゃんがこれがしたいって自分の気持ち言ってくれたからね、私も楽しまなきゃって思ったら普通に楽しかったよ!ケーキ美味しかったし」


「まぁ、ケーキは置いといて俺も結衣が自分を出してくれて嬉しかったし」


「???」


鷹斗は自分も3人で絵を描いた時間が楽しかったし結衣が自分を出してくれて嬉しかったと言い、有栖も楽しかったと言うが結衣は少しわからないような顔をしている。


「だってさ、自分のやりたい事とか思ってる事何も言ってくれなかったらその人の色が見えないじゃん、そんな人と一緒に遊んでも面白くないよ、だから結衣が自分の色を見せてくれたのって俺も有栖も嬉しかったし仲良くしようって思ったよ?じゃないと友達だなんて言わないよ」


「そう・・・いうものなの?」


「そういうもんだよ、だからさ自分が悪いって思うなら謝るのは勿論だけどそうじゃないのに謝ってばっかりってのはせずにもっと自分の思った事言えば良いじゃん」


鷹斗は昨日今日と結衣に言いたかった事を伝える、そして結衣は鷹斗と有栖の言葉を聞き終えて再び涙を流して出す。


「あり・・・がとう・・・私、こうやって誰かに自分を出したら?なんて言って貰えたの初めてだから・・・うん、頑張ってみるね」


「うん、応援してるよ」


「あ、ねぇねぇ、結衣ちゃんの帰る時間ってそろそろじゃないの?」


鷹斗と結衣が話しが一段落ついた所で有栖がふと時間に気付き2人に声をかけると2人もそれに気付き3人は有栖の家まで走って帰るのであった。




その後3人は東雲家に到着し有栖は喧嘩の件に関してそんな所に結衣を巻き込んだ事に対して母から説教を受け、結衣の両親は結衣を心配そうにしていたが結衣が大丈夫と言ったのだろう、特に怒られたりはしていなかった。


「さて、じゃあ僕達はそろそろ失礼するよ、有栖ちゃん、鷹君、結衣が世話になったね」


ある程度の話しが終わった所で結衣の父が出発の前の挨拶を始めた。


「いえ、俺も楽しかったのでまたこっち来たら遊ぼうな結衣!」


「・・・うん!また来るね!」


「私も当然一緒だよ!結衣ちゃん!」


「うん!有栖ちゃんもまた遊んでくれたら嬉しい・・・あ」


鷹斗は結衣の父へ挨拶の返事をして結衣にもまた遊ぼうと伝え、有栖も同じような事を言い結衣が鷹斗と有栖に返事をした所で何かを思い出したように有栖の元に近づいていき耳打ちを始める。


「〜〜〜〜〜〜」


「えっ!?」


結衣の言葉を聞いた有栖はビックリしながら鷹斗に視線を飛ばす、鷹斗は自分の事なのだろうかと思い気になって尋ねる。


「どうしたの?」


「あー!いや、何もないから!鷹はあっち行ってて!」


「?まぁいいけど?」


鷹斗は有栖に言われた通りに2人から距離を取り結衣パパの所に行くと結衣パパは何やらニヤニヤとしながら鷹斗を見ていた。


「鷹斗君も隅に置けないねぇ」


「え?なんですか?」


「おっと、僕もこれ以上いらない事を言うと結衣に怒られるからね、まぁ今後も結衣の事頼むよ」


「まぁ年に数回でしょうけどね」


「数回でも良いんだよ、君も2日遊んで分かったと思うがあの子は内気な子でね、僕達も心配なんだよ、だから君達のような明るい子が遊んでくれて友達になってくれて感謝してるよ」


ありがとうと結衣パパは告げ鷹斗はお辞儀だけして結衣パパの感謝の気持ちを受けとった所で有栖と結衣も話が終わったらしく戻ってきて、結衣が鷹斗に話しかける。


「あの、またね?鷹君」


「うん、また今度は正月にでも遊ぼうな」


「うん!約束・・・だよ!?」


「あぁ、約束だ」


「じゃあ私、帰るね、鷹君、有栖ちゃん、2日間ありがとう!楽しかった!」


「「こちらこそ!」」


そう言って結衣は車に乗り、動き出した所で後部座席から顔を出し手を振り、鷹斗達もそれに対して手を振り見送った。


「何だかんだで結衣ちゃん楽しんで帰ってくれて良かったね」


「ん?あーまぁ喧嘩の一件はなんとも言えないけど結果オーライなんだろうか?」


「そうじゃない?」


鷹斗からすれば喧嘩よ一件でなんだかモヤモヤした部分が残った感じがしたが有栖は結衣が最終的に笑顔で帰ったので良しという見解だった。


「所でさっき結衣と何の話ししてたの?」


鷹斗は先程から少し気になっていた事を有栖に聞いてみる。


「んー、それは女の子同士の秘密だよ鷹!・・・しかしまぁ手強いライバルが現れたもんだよ・・・」


有栖は秘密と言い最後にボソっと呟いたが最後の言葉は鷹斗には届いておらず鷹斗はそっか、とそれ以上の追求をやめた。


「まぁ今日は取り敢えずお互い説教って事でここで解散にする?」


「そうだね〜、あーやだなぁ。。。」


「それには同意だな」


「まぁ来年はもっと結衣ちゃんが楽しめるように頑張ろうね!」


「あぁ、そうだな、んじゃまたな」


「ん!じゃあーまたねー」


そう言って2人は来年の事を話し解散して各々家に帰るのであったが、その後3人で遊ぶ機会は永遠に無かったのであった。










頑張ります!


なお、過去編はこれで一回終わりますー!

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