表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
55/85

処罰と代役

今日は何とか更新できたぁ!


「良いお湯だったねぇ〜」


着替えを終え温泉を出た所で杏が温泉の感想を口にする。


「そうだね!また皆で来たいね!」


皆で?(・・・)それはどっちの意味の皆かな?」


相槌を打つ結衣に杏はニヤニヤしながらツッコミを入れるが結衣はそのツッコミに動じることなく普通に答える。


「また皆でって言ったじゃない・・・・流石に春香達の事だよ・・・・私だってそんなに年がら年中鷹君(・・・・・・・)の事ばっかり考えてません!」


結衣はつい先程、施設を先に出て行った春香達の事だと言うが発言の中の違和感を杏は逃さない。


「誰もTAKA君とは言ってないけどねぇ・・・・」


「もぅ!杏のばか!」


さすがにこれ以上の冷やかしは結衣の機嫌を損ねるかもしれないと踏んだ杏は「あはは、ごめんごめん」と言い結衣の左腕に抱きつき謝罪をする。


腕に抱きつかれた結衣は「もぅ・・・・」と言いながらも組まれている腕を解こうとはせずに2人はそのまま歩く。


そして2人はトコトコと歩いていると目の前に1人の男の子を発見する。


「ねぇ、あれTAKA君じゃない?」


「あ!本当だ!鷹く〜ん!」


そう、2人が発見した男は鷹斗でありそれに気づいた結衣がいつもより少し大きな声で鷹斗の名を呼ぶ、すると自分の名前が呼ばれた事に驚いたのか鷹斗は少しビクッとしながら後ろを振り向き結衣達を視認して立ち止まる。


「鷹君も温泉入ってたんだね!良いお湯だったね!」


合流した結衣は鷹斗に話しかける。


「うん、そうだね、結衣達は普通に温泉入ってたみたいだけど大丈夫だったの?」


「あー、、、涼介の事かぁ・・・・杏曰く(いわ)大丈夫みたいだから大丈夫だった?よ?」


鷹斗も先程の三田洗の声は【勿論佐藤の声も】聞こえていたので大丈夫だったであろうとは思っていたが一応確認をしたところ結衣も杏も特に問題無かった感じなのでひとまず安心した所で今度は杏からが口を開く。


「てかTAKA君は覗きには参加しなかったんだね?」


杏はニヤニヤとしながら言うがそれに対しては鷹斗は即答する。


「俺にそんな根性があるように見える?」


「「そりゃ・そうだ【そうだね】」」


鷹斗の回答に2人とも納得したように声を被す。


「しっかしあの馬鹿は本当にやってくれたわね、多分あたしと結衣は被害者側だからおとがめ無しだとは思うけどTAKA君は同班って事で何かしらペナルティーあるかもね」


「まじかよ・・・・」


杏は涼介を罵りながら鷹斗も同班という事で何かしらのペナルティーがあるかもしれないと言い鷹斗はそれを聞いて『まじかよ』とげんなりする。


「えっと、もしかしてだけど鷹君がキャンプフャイヤー参加出来なくなるとか無いよね?」


話を聞いていた結衣が会話に入ってきて杏に尋ねると杏は首を横に振りながら


「んー、そりゃあたしには分かんないかな、取り敢えず先生のペンション行って聞いてみる?」


自分には分からないと言いこの後先生に鷹斗の処遇を聞きに行く?と結衣にこれからの行動を提案する。


「う〜ん・・・・うん!そうだね!そうしよっか!踊ってる最中に急に鷹君連れてかれたりしても嫌だし・・・・」


結衣は突然鷹斗が連れて行かれたりしたら嫌だからと先生達に鷹斗の処遇を聞きに行く事に賛成し、特に鷹斗は発言する事もなく一同は先生のペンションへ向かう事になった所で


「あはは、あたし的にはそれはそれで面白い絵面だからありだけどね!」


決まった後で杏は1人笑いながら『それはそれであり』と言っていたが結衣と鷹斗はそこは右から左に流して再び温泉の話しをしながら約5分程歩いた所で一同は先生のペンションへと到着した。


「よーし!んじゃ行きますかねぇ!」


3人はドアの前に立ち杏が掛け声と共にチャイムを鳴らすとすぐに三田洗が出て来た。


「おー、お前らか!丁度良かった、今から黒山の所に行こうと思ってたんだ」


対面そうそう不吉な予感をさせる三田洗の言葉に結衣が珍しく前に出て会話を始める。


「あの!鷹・・・黒山君に処罰とか無いですよね!?」


鷹君と呼びかけてとっさに言い直し処罰に関しての話しを始める結衣、そしてその問いに三田洗は答える。


「落ち着け神ノ木、まずその話しの前に神ノ木、楠、ここに来たって事は何となく察しは付いてるんだろうから結論だけ言うぞ、覗きは未遂に終わった」


少し興奮気味な結衣を静止してまず今回の出来事の彼らの結果を三田洗は喋り、だが(・・)と話しを続ける。


「だが未遂とはいえお前達2人には不安を与えてしまっただろうし先生方を代表して謝る、申し訳なかった!後お前ら以外にも入浴者居たなら教えてくれ、後でそっちにも行かなきゃならんから」


三田洗はそう言って結衣と杏に頭を下げて杏は


「あたしは特に気にして無いんで別に良いですよ!先生に貸し一つって事で!」


と軽く流して春香達も温泉に居た事も告げる。


杏に貸し一つと言われた三田洗は「お前に借りかぁ・・」と何やら不安気な顔をしている。


そしてそんな三田洗に結衣も謝罪に対しての返答をする。


「私も未遂なら特に気にしてませんよ、でも班の処罰内容次第ではちょっとだけ怒るかもしれません」


結衣は今回の件に関してやたらとピリピリしておりその緊張感に三田洗も少し驚いていた。


「取り敢えず春風達【春菜達】の事はありがとう、後神ノ木は少し落ち着いてくれ、処罰の件に関しては今から話すから」


そう言って結衣を再び静めて三田洗はようやく本題に移る。


「処罰に関してまず、覗きは立派な違法行為でもある、そこでひとまず班全員に連帯責任という話しになったんだが今回はその班内に被害者がいると言う事でお前らの班は当事者の内藤だけが処罰の対象になる事となった、だから黒山はおとがめ無しだ」


三田洗の言葉に結衣、杏、鷹斗はホッと息をする、そしてひとまず結衣は「そうですか!ありがとうございます!」と機嫌を直し杏は涼介に関して質問をする。


「で?あの馬鹿(りょうすけ)の処罰ってどうなるんですか?」


杏の問い掛けに三田洗は少し罰が悪そうな顔をしながら答える。


「まだ正式に決まったわけじゃないが良くて停学2週間、最悪は退学だな・・・・男性職員は気持ち自体は分かってやれるがどうしても女性職員はな、普通に正論で言われたらこっちも庇いようが無いからな・・・」


良くて停学2週間か・・・・と鷹斗は涼介達に少しばかり同情し、自分もついて行ったらこうなっていたのかと思うとゾッとする感情に至る。


しかしながら折角涼介とは仲良くなれた訳だし最悪の退学だけはどうにかしてほしいと鷹斗は思っていると杏が再び口を開く。


「んー、まぁそりゃそうなるわよねぇ・・・・よし!んじゃあたしが春香達からも署名集めてあげるから最悪でも停学1カ月くらいになるようにして!」


これで貸し借り無しね?と追加で付け加える杏、そして三田洗は右手で頭を押さえながら


「約束はできないがそれならなんとかなるかもしれん、俺も自分のクラスから退学者を出したくないからな、皆がそれで良いなら是非頼む」


三田洗は再び頭を下げこれにてようやく話しはひとまず終わり鷹斗達3人は「では」とペンションを後にしてキャンプファイヤーの準備もあるのでひとまず自分達のペンションへと戻ることにした。


「しっかしあの馬鹿は本当に死ななきゃ直らないのかしら?!」


帰り道で涼介への怒りが再びこみ上げて収まらない杏がボヤき、結衣がそれに少し笑いながら杏に話し掛ける。


「そうやって言いながらも涼介の処罰が軽くなるように動いてあげる所とか杏らしくて私は好きだよ?」


「一応小学校からの腐れ縁だし別にアイツが居ないと退屈ってだけよ!」


ストレートに好意を口に出され杏はらしくなく顔を紅くして照れながら返事をし結衣は「そうだね、皆で涼介助けようね」と笑顔で杏に言う。


「あれ?てかあたしキャンプファイヤーのペア居なくなっちゃった」


話しを逸らすように杏は言い結衣と鷹斗も「あっ」と非常事態に気付く。


「えっと・・・・どうしよっか?」


結衣はそう言いながら鷹斗の方を見るが鷹斗にどうにか出来る話では無いのは明白であり


「俺に言われてもな・・・・」


と鷹斗も結衣に話を戻す、そんな2人のやり取りを見ていた杏が「あ!」と突然言い出し2人は「?」状態になっていると


「結衣と踊る前に30分ぐらい付き合ってよ!TAKA君!」


「「ええ〜〜!?」」


ペンションの前に着いた所で結衣と鷹斗は突然の提案に各々違う意味でお互いにビックリした声を上げるのであった。



















明日も頑張りたい!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ