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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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女の子と猪の大群(2)

なんか色々難しい

目の前から走ってくる女の子を見ながら鷹斗は少し考える。


自分一人なら恐らく逃げ切れる、だが目の前の女の子はただただ広い道を走っているだけでこのままいけば確実に死ぬ。


このままいけば逃げ切れない、その意味としてボアーは横の動きには着いてこれないが直線的な動きには普通についてくるからだ。


無視して逃げる選択肢もあるにはあるが、流石に自分の目の前で助けを求める女の子を無視するのも気が引ける。


数秒考える。そして結論は出た。


「さて。。。。取り敢えず死ぬのはほぼほぼ間違い無さそうだな」

鷹斗は死ぬ覚悟を決めてボアーと向き合うことにした。


しかし普通の敵ならば20体いようが30体こようがこの程度のレベルの敵なら問題無いが、このボアーはそうはいかない。


こいつらの攻撃は突進の1パターンしかないものの最低限のダメージを与える貫通持ちなのだ、そしてこの数のボアーから女の子を守りながら攻撃を避け続けるなんてまず無理だ、つまり8割方は死ぬ。


何はともあれ助けるという選択肢を取った鷹斗は目の前のボアーの大群を見てため息を吐きながらもうすぐ自分の所まで来ようとしている片手に杖を持った女の子に声を掛ける。


「おい!取り敢えず何でも良いから補助系の魔法かけてくれ!んで前衛何とかするからサポート頼む!」


取り敢えずやれるだけやってみよう、そう思いながら声を掛けたものの、女の子からは返事が返ってこない。


「おいっ!もうボアーくるから頼む、」


何をやってるんだ?魔法職だろ?と思いながら後ろを見る。

すると後ろを向いた瞬間女の子の顔が目の前にあった。


「えっと….魔法ってどうやって使うんですか?」


その言葉を聞いた瞬間に鷹斗は死を受け入れることにする。


「・・・・終わった、てか後ろに来られて服の裾掴まれたら身動きも出来ねぇよ。。。。」


いつの間にか女の子っては鷹斗の後ろに居た、そして服の裾を掴んでいた。

そこから二人が死ぬのには10秒と掛からなかった。





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