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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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女の子と猪の大群(1)

ぐぬぬぬぬ

ひとまず2000Gを貯める為に街の外に出た鷹斗は目の前のフィールドをモンスターを探しながら歩いていた。


「まぁこの辺で適当にスライムやらゴブリン倒しても良いけど、沸き悪いからなぁ。森まで移動するか」

街を出たすぐのフィールドを歩きながらモンスターの沸きが悪い事と素材が安い事から鷹斗は近くの森フィールドまで移動する事に決め進路方向を変える。


「ふぅ。やっと着いた、ここなら(・・・・)他プレイヤーも居ないだろうしサクサク狩るとするか」


移動する事数分で目的の森に到着した鷹斗は森の中へと入って行きモンスターを探すものの数分歩いた所ででおかしな点に気付く。


「・・・・あれ?全然モンスターいねぇ。。。んー、ボアーの2体や3体出会っても良いはずなんだけどなぁ」


ボアーとは猪の様な見た目で敵を発見するとレベル差関係なく突っ込んでくる知能の低いモンスターでそのボアーからドロップする肉は好みが分かれるものの料理スキル持ちには需要がそれなりにあるようでちょっとしたお金になる。


その後ボアーを探しつつ歩きながらゴブリンを数体、キャタピー〔芋虫っぽいモンスター〕を数体倒したものの特に何も素材を落とさず、そして目的のボアーにはまだ出会わずに歩いていた。


「いやいや・・・・誰かがこの森に居たとして狩をしてるとしても討伐したらランダム沸きするはずなんだけどなぁ」


・・・・"おかしい"鷹斗はそう思いながら前を見ながら歩いていると、前方から何かがこちらへ向かって走ってくるのが見えた。


「おっ!あの全力疾走感、やっとボアーさんのおでましですか」

前方からの勢いのついた猪突猛進に"待ってました!"と言わんばかりに鞘から刀を抜き戦闘態勢に入る鷹斗だが、しかしよく見ると前方から走ってきたのはボアーではなく1人の女の子だった。


『すいませーーーーーん!!どいて下さい!!てか助けて下さい!!お願いします〜』


何を言っているんだ?と思いながら女の子の奥を見ていると女の子はただ1人でアホみたいに走っているわけではなく、モンスターに追われていた事を視認した。


ボアーの大群がそこにはいた。。。。


「おい。。。。ふざけんなよ。。。。」


『こんなもんどうしろっていうんだよ』片手で頭を抑えながら目の前の状況に諦めの表情で鷹斗は剣を構えるのであった。



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