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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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母は強し

今更なのですが鷹斗は兵庫県姫路市にある私立栄楽高校に通う一年生です。

そういう情報一切載せてなかった。。。

また編集して書き直すか一度まとめみたいな話を作ります。

先程、杏と共にログアウトした鷹斗はベッドから机に移動して結衣から貰った林間学校のしおりを読んでいた。


____________________________________________


     〜みんなで楽しむ林間学校〜


1.今回の林間学校は6/28(木)、29(金)の1泊2日となります


2.林間学校は兵庫県養父市の大原高原で行います


3.当日は朝6:00校門前集合ですので遅刻等には気をつけてください


4.原則として4人1組で班として行動する事


5.その際の組み合わせとしては男4or女4or男2女2である事、ただしクラスの人数の都合で男3となったりするのは問題ないが男女混合の場合はそれは認められない


6.現金は1万円以上持って来ない事


7.自由行動の時間以外はしっかりと班行動する事


8.その他先生の言う事に従い行動する事


次のページから当日の予定や宿泊地等施設紹介のページとなります

____________________________________________


※最初に。と書かれたページを見て鷹斗は結衣が男女の班が大丈夫なのを知っていて誘った事を確信した。


結衣は一体何を考えているのだろうか、鷹斗にはそれが全く分からない。


だかひとまず結衣の事は置いておき、自分がどうしたいかを考える事にする。


選択肢が誰にも関係ない自分だけのものなら即答しても良いレベルだ。


『行かない』


これは結衣や杏、それに内藤が嫌なわけでは決してない、むしろここ最近、リアルでもゲームでも声をかけてくれて良い人達だという印象を持っている。


だが林間学校ともなると4人でずっと回るわけでもない、当然クラス行動もある、そうなると結局鷹斗は1人になってしまう、のでそんな惨めな思いをするぐらいなら行かない方が良い、というのが鷹斗の答え。

仮に3人が気を使ってくれて俺と行動したらしたで周りからの嫉妬の目が怖い。


では結衣【鷹斗を名指しで誘ってくれた】や杏【鷹斗なら一緒の班でも良いと言ってくれた】が言ってくれた事を考えたらどうだろうか。


先も述べた通り鷹斗は一緒になる予定の3人が嫌いじゃない、嫌いじゃないのだから仲良くなりたくないわけがない、本当は仲良くなりたいぐらいだ。


ただ『クラスの人気者の中に自分が入って良いのか?』『周りからイジメの標的にされたりしないか?』とか余計な事を考えてしまっているだけだ。


結論としては行きたいけど行きづらいという感じになる。


「はぁ。。。簡単そうですっげぇ難しい問題だな、取り敢えず今考えても仕方ないし飯でも食ってから考えるか・・・・」


考えても決まらない答えに嫌気が差し、ひとまず晩ご飯を食べようと鷹斗は自室を出てリビングへと向かう。


『てか母さん晩ご飯作ってくれてるかな?』

いつもならドアの前に置いといてくれたりしているのだが痛みやすい料理とかがメニューの日は遅いと捨てられるので割と晩ご飯も食べれない日もある。


どうか晩ご飯ありますようにと願いながらリビングのドアを開けるとテーブルに座ってスマホを触っている母の姿が目に入った。


「あら鷹斗君、お帰りなさい今日はもうゲーム終わったの?」

詩織はリビングに入ってきた鷹斗に気付きスマホをテーブルに置いて鷹斗に話しかける。


「うん、今日は疲れたから・・・あっ、何か食べる物ある?お腹空いてさ」


「ちょっと待っててね、今日はカレー作ったからすぐ温めるね」


そう言って詩織はキッチンへと向かいカレーを温め始め、その後冷蔵庫からサラダを取り出してテーブルの上に置き再びキッチンに戻る。


カレーの良い匂いにまだかまだかと胃が悲鳴をあげているので鷹斗は頂きますと食前の挨拶をしてサラダで胃を黙らせる。


「はい、お待たせ」

丁度サラダを食べ終わった辺りでカレーがテーブルに置かれ続いて鷹斗はカレーを食べ始め、黙々と食べていると詩織から話かけてきた。


「そういえば今、梨沙(りさ)とlimeしてたんだけどあの子来週の木曜日に帰ってくるんですって」


「あ、そうなんだ・・・・」

あぁ。。。平穏が終わる。


詩織から妹の梨沙が強化合宿から来週帰ってくるのは聞いていたがついにその日が決まったのか。。。


常日頃から顔を合わせら度「またゲームしてんの?」「学校行ったら?こんなのがお兄ちゃんとか恥ずかしいんだけど」等と胃が痛い言葉を言われメンタルを削られるので正直、梨沙とは会いたくない。


しかし木曜日か、林間学校の出発日だな。


林間学校に行けばもう少し梨沙と会わずにいられるのか・・・・


取り敢えず自分も学校行事で木曜日に林間学校がある事を詩織に告げる。


「そういえば俺の学校来週の木曜日から一泊二日で林間学校あるんだってさ」


「へぇ!林間学校かぁ鷹斗君は行くの?」


詩織は懐かしいなぁというような顔をしながら問いかけてくる。


「今それでちょっと悩んでるんだよね、俺としては行く気無いんだけど一緒の班になろうって言ってくれてる子がいてさ、断りづらくて・・・・」


ふむふむ。と詩織は鷹斗の話を聞きながら頷いている。


「それってこの間の委員の女の子?」


この人鋭すぎるだろ、そう思いながら鷹斗は肯定する。

「そうだよ」


「でもその子が誘ってくれるのは鷹斗君も嬉しいでしょうけど旅館とか泊まる時は当然別の班になるわけでしょ?男の子で仲良い子とか居ないの?」


詩織は常識的な知識で展開を予想して鷹斗に問いかける。


「母さん、それなんだけどさ、ウチの学校本気で頭おかしくてその班行動に泊まる部屋【各班にペンションハウス】も含まれてるんだ・・・・」


「鷹斗君・・・・お母さん進学させる学校間違えたのかしら?」


そう、それが普通の反応だ、どの保護者もこういう反応をするだろうに何故こんな事がまかり通るのか本当に不思議で仕方ない。


「そうかもね、俺自身あの学校の経営方針に不安しか感じない」


鷹斗も詩織に同意するが詩織は少し考える素振りをしてそのまま口を開く。


「でもさ、それを知っててその委員ちゃんは鷹斗君を誘ったわけなのよね?」


「まぁそうなるね」


「鷹斗君」


「ん?」


急に詩織が真顔になり、鷹斗の名前を呼ぶ。


「他の2人とはどんな感じなの?」


「え?あー取り敢えずもう1人の女の子はその子の友達で俺も今日一緒にゲームしたし仲悪いわけじゃないかな、んで男の方は、結衣・・・・その子に惚れてるいけすかないイケメンだけど悪い奴じゃないよ」


ふむふむ。と頷いきながら詩織は再び少し考えて口を開く。


「鷹斗君」


「なに?」


「お母さん命令です、その林間学校に行きなさい」


「え?」


「当日は行かないと言っても鷹斗君を家から追い出します」


「いやいやいや、ちょっと待って、話し聞いてた?」


「聞いてたわよ?」


この人は本当に話しを聞いていたのだろうか、会話の流れから何故"林間学校に行け"と言う言葉が出てくるのかさっぱりわからない。


鷹斗は詩織の言葉に唖然としていると詩織はそのまま話を続ける。


「鷹斗君は昨日その子と仲良くなりたいって言ってたわよね?だったらチャンスじゃない」


「いや、でも俺は・・・・」


詩織の言葉に反論しようとするがその言葉が出てこない、結衣と仲良くなりたい、それに杏やいけすかないが内藤とだって仲良くなりたいという気持ちが鷹斗にはあるからだ。


「鷹斗君、もう良いん(・・・・・)じゃないかな?」


詩織の"もう良いんじゃないか"と言う言葉に鷹斗は昔の事を思い出す。


「いやでもさ・・・・」


いや、でも、と言っている鷹斗に詩織は言葉を続ける。


「取り敢えずさ、いつまでも後ろ向いてても前には進めないよ?だから林間学校、取り敢えず行きなさい」


「・・・・わかったよ」


「ん!よろしい!帰ってきたら豪華なご飯作っておくからね!あ、ご飯はお赤飯で良いかしら?」


この空気で赤飯ネタを再び出してくる詩織に鷹斗は苦笑しながら「うん、それでよろしく」と頷いてそのまま席を立つ。


「取り敢えずしおりとか読んだり、行く事も伝えなきゃだし部屋戻るね、カレーご馳走様でした」


「はーい、なんかいる物あったら買ってくるから言ってね」


「うん」


そこで会話は終わり鷹斗はリビングを出て自室への階段を上りながら『今日は疲れたし、しおりはやっぱ明日でいいや、寝よ』と寝る事を決め自室に入っていくのであった。









頑張ります!

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