火山3階
土日の事で頭いっぱいで危うく今日の更新忘れるところでしたw
先程の戦闘のせいなのかその後はレッドスライムとバッド中心の楽な戦闘が多く、アンデットも単体での出現が多かったので鷹斗も杏も消費することなく3階へと続く階段に到着する事ができた。
「そういえばさ、TAKA君はこのダンジョン何処まで攻略したの?」
以前一度ソロで来たという話を鷹斗から聞いてはいたがどこまでソロで行けたのか?と聞くのを忘れていた杏は聞きそびれていた事を聞いてみる。
「3階だよ、イグナイボムの自爆に捕まりすぎてポーション枯渇してそのまま死んだ」
「あー、なるほど、そりゃヒーラーいなかったら3階はキツいよね」
流石の鷹斗もやはりソロでの3階攻略は無理だったか、杏は鷹斗の回答に"そりゃそうだよね"と頷く。
「逆にキョウさんはどこまで攻略してるの?」
「ん?あたし?ドラちゃん【5階のボス】倒してるよ!」
「えっ?火竜倒してるの?」
「うん、強かったよ〜ドラちゃん」
「まじか、何人PTで行ったの?てかどうやって倒したの?火竜討伐って未だに達成してる人少ないよね?」
鷹斗は杏が未だに討伐達成者の少ない火竜討伐者という事に驚きながらもその討伐方法とPTの内訳を聞く。
「4人だよー内訳は、大楯使いと魔法使いと魔法使いと僧侶【あたし】だよー、討伐方法はパトロンがひたすら攻撃耐えて、ビッチ2人が氷魔法で攻撃、あたしは補助と回復、これをひたすら繰り返して倒したよ」
「へぇー、盾と魔法2人と僧侶かよく4人で倒せたね!?」
気になる単語が2つ出てきたがそこはいつも通りスルーする鷹斗。
それにしても4人討伐は凄い、FCOではこういうダンジョン内は基本4人PTがMAXだがボス戦に限りは8人まで【2PTまで】一緒に戦えるのでてっきり8人かとおもっていた。
というより8人でも勝てないのに4人って、パトロンとビッチやばいな。
「まぁ〜皆ガチ勢だからねぇ〜」
オンラインゲームにおいて○○なのは何故ですか?等の問いを全て一言で終わらせる魔法の言葉"ガチ勢だから"が出た所で2人は3階へと到着した。
「やっと3階だねー」
「だな、さっきのアンデットの戦いがあったから2階にいる時間長かったもんな」
「狩に来てるとはいえさっきみたいなのはごめんだなぁ」
「同感」
3階に着いた2人は先程のような戦闘になりませんようにと進む。
しかし本来なら先程のように敵に大量に囲まれるというのはこの3階で起きる事なのだ、その原因はこの3階で現れる前回鷹斗が死んだ原因のモンスター、『イグナイボム』が居るからだ。
イグナイボムは一撃で倒せれば何も問題ないし、放っておいてもこちらを襲ってこない割と平和的なモンスターなのだがイグナイボムに攻撃を当てて倒せなかった場合、奴は特定の周波数で声を出して仲間を呼ぶ、そしてその仲間達と共に自爆覚悟で攻撃してくる凶悪モンスターへと変貌するのだ。
因みに前回の鷹斗はバッドにウインドスラッシュを使用した際にウインドスラッシュの余波がイグナイボムに当たってしまい、そのまま仲間を呼ばれて襲撃され死亡、という流れだった。
「TAKA君どうする?イグナイボム回避していく?TAKA君のパワーアタックかトリプルスラッシュなら一回の攻撃で倒せそうだけど」
ここで杏が鷹斗に"どうする?"と聞いたのには理由がありイグナイボムは極稀に爆発魔法のキューブのカケラを落とす、それを10個集めれば爆発魔法のキューブになるわけなのだがそのキューブが魔法使いには人気があり高額で売れるのだ。
かといってそんなに簡単に落ちる物でも無いので回避でもいいかなと思う鷹斗だが一応確認をしてみる。
「どっちでも良いけどね、ちなみにキョウさんはカケラ持ってるの?」
「うん!6個持ってるよ」
・・・・どんだけボム狩りしてんだよ。
「えっと・・・・じゃあ今日は10個溜まるまでボム狩りする?どうせこの先の4階のアグニタートルは2人じゃ狩り効率悪いしボスは2人じゃ即死だろうし」
「えっ?良いの?」
「良いも悪いも元々素材集めの狩りに来たようなもんだしキョウさんが目的の素材あるなら手伝うよ」
「良い人だねぇ〜TAKA君は!じゃあ討伐よろしくお願いしよっかな!」
「了解」
それからしばらくボム狩りをして鷹斗と杏のカケラのドロップが4つを越えた所で今回の狩を終了する事とした。
「いやぁTAKA君今日はありがとね、PT的な意味でもカケラも貰っちゃったしリングも安く貰っちゃったし・・・・あれ?今日私貰ってばっかりじゃん」
「いや別に良いよ、俺はカケラ持ってても使わないし、それに今日はキョウさんのおかげで楽に狩り出来たから」
「そう言ってくれると助かるねぇ〜、まぁTAKA君をゲームで助ける事は中々こなさそうだしこのお礼はリアルで返すね!」
「別に良いんだけど、まぁ困った事があったらお願いするかも」
「任せたまえ!あ、そういえばフレンド登録まだだったね、飛ばしていい?」
「断る理由も無いしね」
「言い方がコミュ障みたいだよTAKA君」
そう言いながらフレンド申請を飛ばす杏に「みたいじゃなくてそうなんだよ」と了承を返す鷹斗。
「そういえばさ、キョウさんは何でカケラ集めてたの?売却?」
ふと杏がカケラを集めていた理由が気になったので問いかける、別にG目的なら他にも効率の良い金策があるはずだからだ。
「んーん、結衣にあげようと思ってさ、あの子このゲームするなら魔法使いがしたいって言ってたから、魔法使いならって思って前からちょこっちょこ貯めてたんだ」
なるほど、そういう事なら納得だ。
「友達思いなんだな」
「まぁ私がこのゲームに誘ってるしね、ある程度楽しめるようにはしてあげたいよ」
「そっか」
理由はどうあれ行動は友達思いそのものだったので、杏は良い人なんだなと鷹斗は思った。
「じゃあもう時間も遅いし私そろそろ落ちるね!」
「あぁ、俺も疲れたしそろそろ落ちるよ」
「じゃあ今日はありがとね、後TAKA君が本当に疲れるのは今からなんじゃない?」
そう言い残して杏はログアウトし、鷹斗もそれにならいログアウトする事にする。
「そういえば林間学校の事まだ何も考えてなかったな・・・・」
現実世界に意識を戻している最中そんな事を思う鷹斗であった。
書かねばいかぬこの状況で残業は勘弁してください社長。。。しかも土曜日も休日出勤とか言ってるし。。。
社畜は辛いぜ。。。。




