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俺の好きな人はVRMMOゲームの中でもリアルでも変わらず可愛い!  作者: https://syosetu.com/usernovelmanage/updateinput/ncode/1682352/
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アイスコーヒーとキャラメルフラペチーノ

やっぱり3000位。。。

「ふぅ。。。やっと解放された。。。取り敢えず飲み物たのもっか」


先程の視線や殺意から解放された鷹斗はようやくリラックスし始めていた。

テーブル席に着いた鷹斗と結衣、話を始める前にまず飲み物を頼む事にする。


「なんだかお疲れだね黒山君、学校から今までの間に何かあったの?」


疲れている鷹斗に何かあったのかと問いかける結衣に『そうだね〜ちょっと色々と』と返す。


・・・・やっぱりさっきのは女の子とカフェに行った事ないことに対する謝罪だったか・・・・


先程の発言の意図が分かった鷹斗はこの人は色々と大丈夫か?と心配から少しため息を吐きながらひとまず店員のNPCに飲み物を注文する。


「俺、アイスコーヒー、ブラックで」


「あ、じゃあ私はキャラメルフラペチーノで!」


元気の無い男はアイスコーヒーをブラックで頼み、元気がある女の子はキャラメルフラペチーノを頼む。


傍目から見たらめちゃくちゃ意味不明な組み合わせだろうな俺たち。


そう思いながら鷹斗は結衣との会話に戻る。


「あー、別に特にこれといって何かあったわけじゃ無いんだけどね」


「そっかそっか、なら良かったね」


「まぁそうなんだけど、、、、ねぇ神ノ木さん」


「はいはい、神ノ木の結衣さんですよ?なんでしょう黒山さん」

わざとらしく首を傾けながらふざける結衣。


「神ノ木さんってゲームの中で本名とか他人に知られても気にならないタイプ?」


取り敢えず結衣の謎絡みはひとまず放っておいて先程から気になっていた事を聞いてみる。


さっきから普通に鷹斗の事を『黒山君』と本名で呼んでいた事からそういうことを気にしないタイプなのか?と思ったからだ。


「え?嫌だよ普通に、怖いじゃん」

真顔で答える結衣。


「・・・・」

思わず黙ってしまう鷹斗。


「どーしたの?」


どーしたの?じゃねぇよ。。。。

そう思いながら鷹斗は先程からの結衣の行動が結衣が嫌な様に自分にとっても嫌な事だという事を遠回しに伝える。


「神ノ木さん、さっき街中でやたらと俺の名前呼んでたでしょ?あれ全部周りの人にも聞こえてるんだ」


「え?本当に?」


「うん、本当に」


「・・・・えっと、ごめんなさい」


「いや別にいいんだけどね、神ノ木さんわざと俺の名前広めてる訳じゃないの分かってるし」


鷹斗の『本当に』という言葉に申し訳ない事をしたと思った結衣は両手を合わせて謝っているが、ふとおかしな点に気付いたので鷹斗に疑問をぶつける。


「あの、私もだったけど、黒山君も普通に私の名前言ってるよね・・・・?」

そう、結衣も鷹斗の名前を呼びまくっていたが鷹斗も結衣の名前を普通に呼んでいるので、おあいこなのでは?と結衣は思っていた。


「あ、それについては今から説明するね、多分だけど神ノ木さん【チャット】とか【会話】のシステム知らないよね?」


知ってたらごめんね?と付け足そうとしたが今までの一連の流れから知らない事はわかりきっているのでそこは省く。


「うん、目の前に人がいたら普通に喋って、チャットは来たら返してるよ?」


「そっか、じゃあ取り敢えず簡単に説明するね、まず【チャット】に関しては二種類あります、一つは【PTチャット】これはその時組んでるPTにしかチャット内容が見えません、因みに4人とかで組んでると4人全員に見えます」


ふむふむ、と頷きながら結衣は聞いているので鷹斗はそのまま次の説明に移る。


「で、もう一つは【ウィスパーチャット】これは個人に向けて飛ばすチャットでそこら辺の知らない人はもちろんPTにも見えない、完全に個人個人のチャットです、ちなみに今日俺と神ノ木さんがしてたのはこれです」


ふむふむ、結衣は先程と同じように頷きながら聞いているので次の説明に移る。


「この二つがチャットの種類ね、で、見分け方だけど文字が表示されてる時に吹き出しの色が青ならPT、赤ならウィスパーだよ、ここまで大丈夫?」


「大丈夫だよ!ってかこれでも私学年3位だよ?結構頭良いんだよ?」


突然露骨に頭良いアピールをしてくる結衣に少し戸惑いながらもそこは触れず拾わずでそのまま次の説明に移る。


「で、最後に【会話】についてだけどこれは今俺と神ノ木さんはこうして喋って声でコミュニケーションを取っているよね?これが【会話】です、チャットとの違いは会話は周りに居る人に聞こえるのでチャットみたいに会話が守られていない、チャット風に言うとオープンチャットです」

まぁ基本的には喋る方が早いしせっかく声も出るから皆会話で普通に喋ってるけど本名とか言うと広まっちゃう可能性あるから気をつけてね。と付け加える。


「ふむ、じゃあ私はこれからFCOではTAKA君って言えば良いんだね?後会話は小声とかでも周囲に聞こえちゃうの?」

理解した結衣は鷹斗に確認と質問をする。


「小声で喋ったり耳元で喋ったら周囲には聞こえないとか聞くけど実際どのくらいがどーなのかとかは分からない、俺今までこうやって誰かと会話する事無かったからサンプルがないから、ただFCOはフレンドになって5時間以上PT組んだ実績があればPT内しか聞こえないの会話も出来るようになるからそこは時間が解決するから気にしなくていいと思うよ」


「サラっと自虐ネタ入れるのやめようよ、、、返しづらいよ。。。でもまぁこれからは私と会話たくさんするしサンプルも取れるね!」

良かったね。と笑顔で答えてくれる結衣に鷹斗は何て言えば良いのか分からなくポカンとした顔をしてしまう。


「あ、でもさ、私もTAKA君って呼ぶけど、TAKA君も私の事結衣って呼ばなきゃだよ?」


・・・・そうだった、今のところ神ノ木さんとしか呼んで無い、昨日に関しては知らなかったから結衣さんと呼ぶ事が出来たが目の前に居るのはクラスメイト、しかもめちゃくちゃ可愛い、そんな彼女を名前呼び?


「あ、普通に無理っぽい、神ノ木さん名前変えようか」

少し考えた結果、無理っぽいと思った鷹斗は結衣に名前を変えようかとか無理を言い出す。


「いやいや、変えないよ・・・・取り敢えず一回呼んでみてよ!昨日も呼んでくれたじゃん!」


詰めてくる結衣、もうこれは諦めるしかないと思った鷹斗は取り敢えず結衣の名前を口にする


「じゃあこれから、よろしくお願いします・・・・結衣さん」


「ふーん、さん付けかぁ〜まぁ良いけどね!私も君付けたし、取り敢えず良くできました!」

結衣って呼び捨てでも良いからね?と付け加えながら鷹斗の頭を撫でる結衣、そして何故子供みたいに頭を撫でられている鷹斗は物凄く恥ずかしくなり結衣の手を無言で除けながらいつの間にか届いていたコーヒーを口にする。


「あれ?そう言えばまだTAKA君が私の名前呼びまくってた事に関しての説明を受けていませんが?」


思い出した結衣は鷹斗に聞いてみる、このままだと自分だけ何故か謝っているように感じたからだ。


「あ、忘れてた、あのねFCOでは会話拡張制限エリアってのがあってまぁ主にお店の中とか建物の中が多いんだけど、このエリアに居るとその一つの空間に居る人にしか会話が聞こえないわけ、つまりこのカフェはそのエリアの一つなんだよ、だから俺は神ノ木さんの名前を普通に呼んでたんだ」

外では呼んでないよ?と付け加える鷹斗。


「そっかぁ、なるほどねぇ・・・・TAKA君は本当に色々と知ってるね」


「まぁゲームばっかりしてるしね」


「TAKA君返しに困るよそれ。。。」


キャラメルフラペチーノを飲みながら困った顔をする結衣。


鷹斗の発言はともかく、ひとまずチャットに関する説明が終わったためこれからどうしようかと思いながら時間を確認する鷹斗。


時間はPM7時30分と気が付けば1時間30分くらいが経過していた。


「神ノ木さんこれからどうする?取り敢えず今19:30分だけど」


「え!?もうそんなに時間経っちゃったの?ごめんなさい、今日は20時くらいまでしか出来ないから今から何かするとかは無理かも」


「そっか、じゃあ今日は(・・・)これ飲んだら解散しよっか」

と目の前の飲み物を指差す。


「今日は・・・・うん!そうだね、そうしよっか」


お互いの意見が噛み合った所でその後は雑談を(主に結衣から鷹斗へもっと学校に来いという話がほとんど)して結衣がログアウトする20時がきた。


「う〜ん!楽しかった〜」

背を伸ばしながらカフェを出る結衣、その後に続く鷹斗は『こういう楽しみ方が出来るのも神ノ木さんのおかげだな』と思いながら結衣に密かに感謝の気持ちを向けていた。


「じゃあ私ログアウトするね、今日もありがと!」


「うん、こちらこそ、またね」


「うん!また明日学校で!・・・・あ!あともうこっちでも結衣だし学校でも普通に結衣で良いよ〜何か呼び方違うとか同じ人と関わってる気がしなくなるし」


「えっ?ちょちょっと待って、俺明日学校行くとか言ってないよ!てか行ったとしても急に名前でとか呼べないよ!」


結衣の突然で強引な約束の取り付けに否定をしようとした鷹斗だが時すでに遅し、結衣は言うだけ言ってログアウトしていた。


・・・・おいおい待て待て


言い逃げされた鷹斗は取り敢えず明日の事を考える事にして結衣と同じくログアウトするのであった。










最近PV数も皆さんが見てくれているおかげで少しずつ上がって来ました!

まだまだ全然ですがこういう喜びを大事にして皆さんと一緒に私も楽しみながら書いていきたいと思います!

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