コント「ショートコント」
ボケ「ショートコント『漂流』」
ツッコミ「ああー、太平洋のど真ん中にイカダが一隻ってかあ。きついなこりゃ。」
ボケ「ここ2、3日飲まず食わずだ。」
ツッコミ「せめて上陸できる陸地があればなあ・・・。」
ボケ「陸地なら100,000,000,000ナノメートル位先にあるぞ。上陸出来るかどうか知らんが。」
ツッコミ「1キロメートルって言えや。原子の大きさ表す訳でもないんだし。」
ボケ「しまった!皆計算を始めてコントを見てもらえなくなる!」
ツッコミ「誰も始めねえから安心しろ。ていうか、どこに陸地があるんだ?180度水平線しか見えないぜ。」
ボケ「いや、360度見ろよ。」
ツッコミ「は?」
ボケ「真下に100,000,000,000ナノメートルだ。」
ツッコミ「…」
ボケ「ショートコント『壺屋』」
ツッコミ「あー、今時壺屋なんてはやんねーだろ。ん?人来た。」
ボケ「コンコン。ガチャ。ガラガラガラ。バタン。キー・・・あ、すみません。」
ツッコミ「何か色々変な効果音が入ってるけど、いらっしゃいませ。」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「いや、ドアの立て付けが悪いのはわかりましたから。」
ボケ「臭っ!」
ツッコミ「(出だしに何、そのキツイ一言。)何かお探しでしょうか。」
ボケ「壺を探してるんですけど。」
ツッコミ「大きさはどのくらいで?」
ボケ「32型の26インチくらいで。」
ツッコミ「テレビじゃないんですけど。大きめの壺でしたらそちらにあります。」
ボケ「何だよこの壺、上のほうがふさがってるじゃねえかよ。」
ツッコミ「いや、それ逆さに置いてあるだけですよ。」
ボケ「しかも底に穴が開いてて使い物になんねえ。」
ツッコミ「いや、だからそれは」
ボケ「ショートコント『こんな○○は嫌だ!』」
ボケ「こんなショートコントが嫌だ!」
ツッコミ「根本的!?」
ボケ「ショートコント『泥棒』」
ボケ「ピーンポーン。」
ツッコミ「ガチャ。はい、どちら様ですか?」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「ドアの立て付けが悪いのはわかりましたから。」
ボケ「泥棒です。」
ツッコミ「そうですか。ご用件は?」
ボケ「出来れば金か、高そうな物をいくらか頂ければ・・・。」
ツッコミ「何か悲しい話をして下さい。」
ボケ「実は俺は子供の頃に父親が家を出て行き、母親と二人暮らし。女手一つで育てられた俺は(中略)中学生の頃からタバコを吸う様になって、高校では(中略)。その2ヶ月後くらいに(中略)その後父親と感動の再会をしたが性転換した父親は(中略)なんのかんのあって今に至る34歳無職です。」
ツッコミ「理由が平凡すぎる。そんなんじゃ金目の物はやれん。違う家に行って来い。」
ボケ「チッ。心の戸締まりが厳重な家だぜ・・・。」
ボケ「ショートコント『無言電話』」
ツッコミ「ジリリリリンジリリリリン。」
ボケ「はい、もしもし」
ツッコミ「…」
ボケ「もしもし?どちら様でしょうか?」
ツッコミ「…」
ボケ「もしもし?もしもし?」
ツッコミ「…」
ボケ「あ、受話器取ってなかった」
ツッコミ「今のは何やってたんだよ。」
ボケ「ショートコント『効果音漫才』」
ボケ「ブゥーーーーーーーーン。」
ツッコミ「車に乗っています。」
ボケ「キーーーー!」
ツッコミ「急ブレーキを掛けました。」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「いや、ドアの立て付けが悪いのはわかりましたから。」
ボケ「…バックします…バックします…。」
ツッコミ「バックしていますね。」
ボケ「ガツン!」
ツッコミ「何かにぶつかった模様。」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「多分ですが、ドアじゃないです。」
ボケ「おい、人の車にぶつけやがって」
ツッコミ「中から人が出てきました。もう効果音関係ないですね。」
ボケ「…バックします…バックします…。」
ツッコミ「構わずバックしています。」
ボケ「弁償し…グファアッ!」
ツッコミ「さらに『何か』にぶつかった模様です。」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「多分ですが、ドアじゃないです。」
ボケ「カチャッ、ブゥーーーーーーン…」
ツッコミ「前進を始めました。」
ボケ「ピーポーピーポー…。」
ツッコミ「救急車でしょうか?警察の車でしょうか?」
ボケ「キー、キー、キー。」
ツッコミ「多分ですが、ドアじゃないです。」
ボケ「『そこの車止まりなさい、そこの車止まりなさい。』」
ツッコミ「どうやら警察の車だった模様です。」
ボケ「カチャッカチャッカチャッカチャッカチャッ…」
ツッコミ「コナミコマンドを入力している模様。」
ボケ「ボゴオオオン!」
ツッコミ「成功すると自爆するコマンドです。」
ボケ「コンティニュー?」
ツッコミ「出来ません。」
二人「どうも、ありがとうございました。」