惚れた弱み
高校。
修学旅行。
飛行機。
墜落。
無人島。
場所。
インド洋南端。
貨物船の航路から23キロ離れた場所。
生き残り乗客、421名中、396名。
修学旅行中の高校生の人数、126人中、生き残り110人。
無人島の状態。
かなり広大。
野生の猪、鳥、イタチ、ジャガー、巨大な蛇、が主に生息。
主人公、高校生。
特殊部隊、ジーザスの一員にして、入隊したてで手柄を立てている期待の新人、殻矢棺 (からやひつき) の一人息子。
殻矢総司 (からやそうし)。
幼い頃から棺の退役軍人であり、師匠でもある、田中造立 (たなかそうりゅう) から指導を受ける。
13歳の時、アナコンダ、ヒグマ、を、そのフィールドで自作した弓矢により、一撃で仕留める。
これにより、ジーザスに入隊しないか?と推薦を受け、高校を卒業したと同時に、国連暗部特殊極、通称ジーザスに入隊が決まっている。
そんな総司は、不時着後、直ぐに集団から離れ、一人ジャングルへ消えた。
総司「・・はあ、持って来ておいて良かった、衛星電話とGPSのSOS発信装置、ここに・・置いてっと!」
一番高い山の岩場。
その道中に遭遇した大型アナコンダを飛行機から見て、山の反対側へ引きずり運ぶ。
火をツルと、細い頑丈な木、枯れた枝を細かく砕き、起こす。
高い高い木の上。
葉っぱを集め、ツルで囲い、背負い、登り、葉っぱの付け根に細いツルを結んでいく。
そして、簡単な巨大なシートが完成。
これをまず置いて、また降りる。
頑丈な太い枝を石で加工し、石を石で加工。
太い枝に穴をあけ、石を入れ、斧を作成。
太い枝を斧で集め、ツルで囲い、また登る。
木々の枝枝に太い枝をいくつも通し、足場、床を作っていく。
簡単な家が完成。
アナコンダの肉を斧でさばき、小さくし、葉っぱでくるみ、枝で刺して、焚き火を最初にしていた。
家から降りると、焼けた肉をツルと枝で作ったカバンに入れ、また登る。
繰り返す。
土に塩分が多いと生える葉っぱを使っている為、腐りにくい。
水を多く溜め込むツル植物から多くの水を頂く。
中の空洞が広いツルを使い、端と端を合わせ、ぶら下げ、水筒にする。
墜落した日、家、肉、塩分、水分を手に入れ、火を消して寝た。
翌朝。
学生服は良い布団になった。
総司「ふぁー、良く寝た、んーー」のびのび。
肉を葉っぱを一旦取り、虫を見てから、葉っぱごと食べ、水を飲む。
気温は分からないがかなり暑い。
体感温度は32度くらいだろうか。
総司「助けの部隊が編成され、ここまで船が来るとなると、早くて一ヶ月、遅くて3ヶ月くらいかな・・ここら辺は台風がよく発生するからなあ・・今は夏から秋・・駄目だな・・遅いと5か月くらい見積もるか・・今日はツルで網を作り、屋根を補強し、葉っぱを沢山集めて、屋根を分厚くするか」
屋根を分厚くしながら血抜きしたアナコンダの肉を細かくして、塩葉っぱでくるみ、炙る。
その間に葉っぱ、ツルを集める。
そうして、屋根が完成。
夕方。
総司「えー、やっぱり嵐か・・ああ、ああ、やっぱりか・・4か月っておいおい勘弁してよ師匠・・え?・・あいつらを?んえー・・うーん・・いや、まあ、自分の生活は確保したけど・・うん・・まあ、問題はない・・はあ、解った解った、はいはい・・〈ピ〉さあて・・〈モグモグ〉そろそろ・・〈ゴクゴク〉助けに行っても良いかな・・あいつら次第だがな・・」
翌朝。
飛行機墜落現場まで行ってみた。
皆『ワイワイ』
1男「どうすんだよ!食料が持たないって何だよ!」
総司「うわー、やっぱり始まっちまってるな・・偉そうに仕切ってる奴らと、反発の奴ら、傍観の奴ら、中間の奴ら、人間はこれだからなあ・・だからまず集団から離れろってマニュアルがあんだよ・・ったく」
総司は良く観察した。
2日続けて観察した。
怪我人を看病している女性が目についた。
怪我人は瀕死だ。
怪我人に自分の食料を分けている女性。
高校生の制服だ。
そんな瀕死の者に貴重な食料をやるなと怒鳴られても、隠れて上げている。
一番献身的なのは、その女子高生一人なようだ。
総司「・・馬鹿な女だな・・自分はもうガリガリじゃねえか・・」
翌朝。
瀕死の者が死んだ。
馬鹿女は泣いた。
誰も泣かないのに。
誰しもが飢えで苦しみだした。
人肉を食おうと言い出した。
とにかく水は近くの川から汲めるが、塩、肉が足りない。
飛行機から食料を持ち逃げし、捕らえられ、殺すか迷っていた全員会議の場に総司が現れた。
木のソリの中に大量の葉っぱにくるんだ、肉を持って。
皆夢中で食べる。
やはりあの馬鹿女は来ない。
皆が食べる終わるのを待って、やっと足を引きずりながら籠を覗く。
無い。
何も無い。
空。
総司「・・遅いんだよ、どうしてもっとガツガツ取らない?」
馬鹿女「・・いいの・・私お腹空いてないし・・それよりありがとう、助けてくれて、皆喜んでる、本当に、ありがとう」
深々お辞儀。
総司「おう、じゃあな」 離れた。
1男「おい!お前!」
総司「・・あ?んだよ?」
1男「まだまた隠してるんだろう!!もっと食料を出せ!!こんなんじゃ全然足りねえんだよ!!」
2女「そうよ!!皆で助け合わないといけないのよ!?あんただけこんなに!!どうしたのよこれ!しょっぱい肉なんか!!さてはアンタ!飛行機の肉と調味料を殆ど持ち逃げしたわね!どうりで足りないと思ったわよ!!この最低の人間の屑が!!」
総司「調味料の数が盗まれたのなら、乗務員のお姉さん方がとっくに気づいて騒いでるさ、乗務員のお姉さんに聞いたらどうだ?」
皆が乗務員のお姉さんを見る。
乗務員1「い、いえ、足りてました、本数は合っていました」
総司「で?誰が最低の人間の屑だって?お前か?」
1男「俺の女に何ぬかしてんだコラア!」 掴み掛かる。
総司「・・」
1男「いいからもっと食料よこせ!!足りねえんだよ!!まだまだあんだろ?ああ?」
総司「取引だ、例え、俺を殺して、それで?腹は脹れるのか?人間を食べたら食物障害が起きて、腹を下すか、脳ミソが病気になるかするぞ、それでも良いなら、どうぞ?俺の隠した食料は発見出来ず、腐るだけだがな」
1男「う!うぐ・・と、取引?・・何だよ取引って・・」
皆が注目。
総司「俺に従え、俺のグループだけは俺が責任を持ち、飢えでは死なせないでやる、従わない者は知らん、自力で生き延びろ」
皆『!?』
1男「てめ!?ふざけ」
総司「仕切りたいのか?」
1男「はあ?」
総司「リーダーになりたいのか?なら、なれば良い、ただ、尊敬されるのと、無理矢理従わせるのは話が違う、お前は尊敬される能力があるのか?」
1男「・・てめえみたいなガキに何が出来るよ?ああ?大人に任せりゃ良いんだよ!いいからさっさと食料よこせ!糞ガキ!!」
総司「はあ・・」〈ド、ドオ、ボド〉 内腕、内太もも、みぞおちを殴った。
1男「うが、うげ、ふべは!?、う、ううげえぇ・・」転がる。
他の仕切りたがりメンバーの男達が立ち上がり、囲む。
総司は静かに背中から切れ味がない細い石斧をずるうぅと取り出した。
こん棒、2本だ。
総司「俺は強いぞ、怪我をしても手術は出来ない、細菌が入り、破傷風になる、かすり傷でも致命的だ、喧嘩をするメリットは無い!止めるんだ」
男達『・・』 石、木の太い枝を持ち、ジリジリ詰め寄る。
総司「 (36人か)馬鹿が・・せっかく飢えでは死なずに済んだのに・・怪我で腐って死ぬか・・まあ・・お前らの選んだ死に方だ、好きにしな、ただし、お前らを生かす気はない、襲えば殺す、中途半端にはしない、それでも良いならかかって来い」
男達『うおらああああ!!』 襲いかかる。
総司「し!」〈ボキャ!〉腰を主に砕く。
背を低くし、足、腰を砕く。
頭をやられた男も居た。
全員沈み、順に頭を割って行く。
1男「ま、待て!解った!解った!お前にしたが〈ボキャン!!〉
2女「人、人う!?ひ、ひ、人殺し!人殺しいい!」
総司「殺さなきゃこっちが殺られてた、だいたい何人相手だと思ってる?自分を殺す相手と暮らすリスクなら、始めからゼロにするさ」
2女「人殺しい!人殺しいい」
総司「うるせえな・・お前はグループには入れねー、他の者は?どうすんだ?水、食料はあんのか?塩は?あんのか?痙攣してる者は塩を取らないとヤバいぞ?」
396人中、4日経過。
死亡者42名。
現在生き残り354名の内、総司グループに来たのは大人65人、学生15人。
計80名。
馬鹿女も入っている、というかほっとけなくて、無理矢理連れて来た。
110名の生き残りの学生の内、怪我で死亡したのが、5名。
森に行き帰らないのが15名。
生き残り90名の学生の内、総司グループに来た学生15人。
皆で山の反対側に行く事になった。
総司が馬鹿女を背負い、先頭を行く。
皆着いていく。
途中、隠していた、切れ味が良い太い斧を回収し、また歩く。
総司「着いたぜ?ほい、降りろ」
馬鹿女「う、は、はい」
総司「少し待て」 森に消えた。
3分したら戻ってきた。
大量の肉をソリに乗せて。
総司「バケツ、水筒には水、持ってきたな?よし、川までは結構
あるからな、しかし、そこには拠点は作らない、川べりは大型肉食獣が山程居るからな、ここが一番良い、小さな毒蛇やら、毒蜘蛛や、毛虫に気を付ければ、比較的安全だ、近くに水溜まりもない、蚊も繁殖しずらいし、虫除けの葉っぱを燃やしてるから、まあ大丈夫だ、食いながら聞けよー」
馬鹿女「お、美味しい、美味しいよお・・ひぐ、ひぐ」3日ぶりの塩分、食事だ。
総司「まず、家を作る材料を集める、太い枝、石、葉っぱ、ツル、材料が揃えば、後は簡単だ」
話をしていると、ガヤガヤ聞こえて来た。
後から相談し、総司グループに入りたいと追ってきた人達だった。
総司「とりあえず、食え、食いながら聞け」
あっという間に蓄えた塩葉っぱと肉の蓄えが空になった。
総司「2時間で空に、か・・とんでもねえな・・この島のアナコンダ、いや・・生物、絶滅しちまうんじゃ・・早く救助来ないと・・この島の生態系がヤバいぜ・・」
総司グループ結成。
1日目。グループ人数90プラス56人。
計146人。
巨大なドームの家を作る計画を立て、今晩は屋根は諦め、葉っぱを敷き詰め、皆で雑魚寝。
食料を盗みに来た3人を黒曜石で作ったナイフで始末し、寝ている飛行機の上に乗せて帰った。
その血の匂いに惹かれ、アナコンダ、ジャガー、猪の大型肉食獣達が飛行機の所で暴れ、地獄絵図に。
特に猪の群れは強力で、7匹の雄が30人の人間を森に引きずって行った。
その翌朝。
総司グループを探しながら大声で探していた所を、総司が声をかけ、連れて来た。
現在生き残り282名。
総司グループ以外は21名。
総司グループは261名。
墜落してから5日。
総司一人で獲物を狩り、それを運ぶ男グループ、解体するグループ、解体した内臓から血を取り出し、岩鍋で煮込む女性グループ、調味料や、葉っぱ、キノコを採集するグループ、便所の穴を掘るグループ、水汲みグループ、水を沸かすグループ、薬になる草を採集、磨り潰すグループ、動物の皮や骨を使い道具や、服を作るグループとに別れ、淡々と作業をこなす。
総司グループ外の21名は、食料が底をつき、体内の塩分が無くなり、吐き気、めまいに苦しんでいた。
このままでは駄目だと。
思ったその時、馬鹿女が目の前に現れた。
馬鹿女「あ、あの、こ、これ・・良かったら」
小さいソリ。
塩葉っぱにくるんだ、山盛りの肉。
21名は一気に貪る。
馬鹿女は美少女だった。
5人の不細工女らに飽きていた元気になった男達が襲いかかる。
馬鹿女「い、いや・・や、止めて」 怖くてあまり抵抗しない。
男達『ど、どうしたのう?、ほ、ほら、もっと抵抗しないと!、こんな、こんな事されちゃうよ?ほら、ほら!、〈モミモミ〉』
馬鹿女「や!い、いた!いたい!」
男達『だったら逃げなきゃ!ほら、抵抗しなきゃ!おじさん達がハアハア、抵抗の仕方を教えてやるからね?ハアハアほら、脚を広げられるよ?ほら、〈ガバア〉あはあ、白!?おお、白だ、白だね、今時、白か・・逆にエロい!けしからん!これは指導が必要だな!ハアハア」
馬鹿女「や!いやあ!た、助けて!」
女性5人を見る。
煙草を吸いながら無視。
馬鹿女「そ、そんな・・」 股の匂いを嗅がれる。
男達『ハアハア、だ、駄目だ・・俺、もう、まあ、待て待て、大人しい子だ、口に突っ込んでも大丈夫さ、ハアハア』
馬鹿女「いやあ!いやあ!」
総司「なあにやってんだ、馬鹿」
皆『!?』 見ると、総司がこん棒2本持ち肩をトントンしてる。
総司「そういうプレイなの?それとも本気で嫌なの?」
男達『んだよてめえ!あっち行けよ!ぶっ殺されてえのか!?』
総司「え?何?おいおい、俺に喧嘩を売るとか・・やるならやるよ?ただし、中途半端にはしない、本当に殺すよ?殺されて良いならかかって来い」
男達『・・、い、いや・・それは・・ちょっと・・』
総司「そ?なら話を戻すか、おい馬鹿女!」
馬鹿女「う、う、うぅ」
総司「本当に嫌だった、そうだな?そうなら頷け」
男達『いやこいつが俺達を誘ったんだ!そ、そうだ!こいつが!」
総司「うるさいなあ・・黙れよ」
男達『ひい!!』
総司「頷けば、俺はこいつらを殺す、どうだ?」
皆『!?』
馬鹿女「!?・・〈フルフル〉」 首をふる。
総司「・・そうか・・んじゃ、帰るぞ、立てるか?」
馬鹿女「・・あ、あれ?・・あれ?」 立てない。
総司「・・・・はあ・・」 近寄る。
総司「おい、離れろよ、殺されてえか?」
男達『!?ひいい』 離れる。
馬鹿女を背中に背負う。
5人女達『わ、私達も行っていい?』
男達16人『!?て、てめえら!』
5人女『もう、コイツらの相手嫌!、お願い!ね?お願い!』
総司「・・俺に従う、問題を起こさない、問題が起きたら容赦しない、良いか?」
5人女『う、うん、良い・・よね?、うん、うん、うん!良いよ!』
総司「・・馬鹿、お前次第だ、この女達は、お前の助けを無視した、どうだ?コイツらを許すか?」
女達5人『!!!?・・見られてた・・もうおしまいよ・・ああ!!うわあああん、うわあああん」
馬鹿女「許すも何も・・仕方ないと思うから」
総司「はあ・・本当に馬鹿だなあ・・」
馬鹿女「わ、私、馬鹿じゃない・・です、成績は常に上位で」
総司「使えん東大卒だな解った解った」
馬鹿女「〈カアア〉そ、そんな・・う、うぅ・・」
総司「おーい、じゃ一緒に来い、許すんだと、だから早く来い!置いてくぞ!」
5人女『《ピタリ》・・え?』
男達『ふ、ふざけんな!!性処理を持っていくなよ!?お前らはすげえ持ってるじゃねえか!!俺達はどうすんだよ!』
総司「いやいや、俺も、こっちのグループも、風刺に響く事は禁止してるから!誰もんな事はしてないから!お前らが心配するべきは、食料だろ?性欲の心配なんかどうでもよいだろ?」
男達『ふざけんな!一番大事な事だ!返せ!便所返せよ!そいつらは既に便所だ!汚ねえ、値打ちなんか何もねえ!ケツの穴なんかかなり広がってんだよ?、そいつらは』
泣き、俯く女達。
総司「うるせえなあ、だから、んな事はどうでもいいって言ってんだろ?ケツ穴が広いならウンチしやすいんじゃない?知らんけど」
女達『!!・・・・』 頷き合いながら意を決し、総司の方へ走る。
男達『ま、待て!行くな!、行くな!愛してる!行かないでくれ!頼むよ!』
女2「いや!離せ!離せよ!嫌!くそ!離せよ!」
女3「きもい!きもい!離せ!離せってば!」
女4「きもいんだよ!下手だし!ふざけんな!離せ!」
男達『〈ブチッ〉解った、お前ら、脚をやれ、逃がすな、解った、ああ、了解』
総司「おい!殺すぞ?怪我人を見る余裕はないんだ!薬もないし!中途半端に半殺しにしないぞ?本当に殺すぞ?だから止めろ!」
馬鹿女を降ろす。
周りを囲む男達。
警棒、ナイフ等を持っている。
ナイフを女達の首に当てる。
男1「動くな!!殺したくないんだろ?」
総司「・・」 ずんずん近づく。
男1「え?いや、あの?これが見えないのか!」
女の首から血が垂れる。
総司「く!・・お前らも!受け入れる!俺に従うなら!受け入れる!だから止めろ!」
男達『てめえみたいなガキに従うくらいならてめえを殺して俺達がトップになってやる!そうだ!お前さえ居なきゃここは楽園だ!あの美人な女達を犯し放題だあ!ひゃひゃひゃ解ったら大人しく死ね!』
襲いかかる。
総司「・・馬鹿が」
以下全て総司の行動。
こん棒を下から金的。
すかさず膝を腹へ。
一人撃破。
立ち回転しながら、腕へこん棒。
腕が折れた。
足にこん棒、二本目で頭を割る。
殺れる時には殺る。
一人一人を殺すまで痛める必要はない。
戦う戦意を3秒ほど削り、稼げれば上々だ。
人数が実質三分の一になるのだから。
11人殺した。
逃げ出す4人。
無表情で追う総司。
足が速い。
特にジャングルでは。
後ろから足をこん棒で殴る。
殴ったら無視、次の標的へ。
二人目の足を殴る。
無視。
次へ。
二手に別れた。
総司「ち!ああ、もう!めんどくさ!」黒曜石ナイフを投げた。
一人の背中に刺さり、倒れた。
もう一人を追う。
1「ひい!ひい!た、たす、たす、たすけ」
総司「駄目だ、チャンスはやった」〈ザザザザ〉
1男「ひ!?ひい!」 立ち止まり、振り向く。
総司は止まらない。
1男「う、うおお!」掴みタックルをしようと。
総司は左こん棒で足を、右こん棒で頭を殴る。
頭はガードしたが、足にヒビが。
1男「うああ!!」 構わず、タックル、倒れる二人。
総司は素早く武器を放し、三角絞め。
1男「ぐ!?く、く、くうぅ」 もがく。
総司「極めは瞬間に〈ボギャ!ボギャ!〉決めろ」 極めてる1の片手を脇に入れ、総司の片手で1の髪を掴む。片手と片手を一気に逆に。
最初に肩の下の腕の骨、次に首の骨が折れた。
素早く1から離れ、こん棒を取る。
走る。
無視してきた敵の元へ。
〈ゴシャ!〉
〈ゴシャ!〉
〈ゴシャ!〉
黒曜石ナイフを回収。
女達の元へ戻る。
2日後。
本格的な民族の村みたいだ。
獣達は自分の仲間の頭があると、怖がり近づかない。
総司に内緒でセックスをする奴らが増えた。
風刺に関わるから止めてくれとお願いしたが、どうにも我慢出来ないらしい。
ある時、浮気がどうのと言って、男が女と男を殺した。
言わんこっちゃないと殺人の男を殺した。
この事件があっても、皆、自分だけは大丈夫という雰囲気の中。
浮気が原因て4つの事件が起き、犯人も殺した為、計14人が死亡。
寝てる間に変態が忍び込み、犯し、気づいた彼氏から襲われ、変態が尖った槍で殺害、それを見て起きた女をまた殺害、また起きた女も殺害。
という流れで死者が多くなりすぎた。
カップルグループと、フリーグループと、分ける事になった。
住む場所を移動する。
解決にはならなかった。
その後でも、それぞれのグループから殺人事件が発生。
何故我慢出来ないのかと嘆いた。
リーダー辞めようかなと思った。
しかし、自分がリーダを辞めれば新しい糞リーダーが生まれるだけだ。
総司は決断した。
完全に男女の住みを分ける事を。
女子には女子のリーダー。
男子には男子のリーダー。
そのリーダー二人の監督が総司だ。
やっと事件は起きなくなった。
総司は男側に常に居る事で、総司だけが、美味しい思いをしてるという誤解を招かないよう勤めた。
獲物を狩りに行く時は総司の見張りをくじで決めた。
事件はパッタリ起きなくなった。
3カ月経過。
男達がブツブツ文句を言い出した。
彼女持ちが我慢する必要はないと。
争いは次第にエスカレート。
困った総司はホテルみたいな場所を作った。
これで解決か?
解決しなかった。
浮気がまた発生。
殺人事件が起きた。
キレた総司は馬鹿女だけを連れて、グループから消えた。
残りの食料は2カ月は持つ。
狩りも教えた。
義理は果たした。
人としての義理は果たした。
もう面倒見切れない。
総司は夜中、馬鹿女を連れ出した。
馬鹿女「あ、あの・・、えっと・・どうしたんですか?」
総司「俺はリーダーに疲れた、あいつらは性欲馬鹿だ、人間じゃない、家畜と一緒だ、お前は人間な気がした、だから連れて行く、あそこに俺が居ないんじゃお前は犯される!だから、俺と来い!逃げよう!お前が断れば、俺は・・お前を置いていく、・・どうする?」
暫く悩みー。
馬鹿女「・・着いていく」
総司「ホ・・そ、そうか・・なら、背負ってやる、ほら、乗れ」
馬鹿女「・・はい」 乗った。
総司「行くぞ、しっかり掴まれ」
馬鹿女「・・はい〈ギュウ〉」
総司「ようい、ドン!」〈ズバババババ〉速い。
馬鹿女「きゃ、んく、は、はや〈ズアア〉
森を駆ける、駆ける、駆ける、駆ける。
途中、ジャガー、アナコンダに遭遇、襲おうとするが、上手くかわし、無視。
駆ける、駆ける、駆ける、駆ける。
途中まで追ってきていたジャガーも諦める。
駆ける、駆ける、駆ける、駆ける。
〈ズザアア、ザシュ〉島の反対側の砂浜に着いた。
総司「よし、後一ヶ月、ここで暮らすぞ」
馬鹿女「はい!」
総司「とりあえず、途中仕留めた猫食うか、流木を集めろ、ライターだけはパクって来た、目が届く範囲に必ず居ろよ?」
馬鹿女「はい!」
海水を蒸発させ、塩を練り込んだ猫は美味しかった。
ビニール袋を見つけ、ツルと枝で作成した籠に入れる。
虫除けの葉っぱをビニールに入れ、木に登り、まあまあの高さに籠を吊るす。
ビニールを広げ、葉っぱや、枝や、ツルでロートを作り、朝露が溜まるように。
それを6箇所。
翌朝。
朝露回収。
虫も入ってない。
馬鹿女がへこんだ石を使い、水を沸かす。
沸騰は小さめと総司から言われている。
乾燥させていた、薬草を入れ、飲む。
お茶みたいだ。
魚を食べて、お茶を飲む。
馬鹿女「・・はあ・・幸せーケプ」
総司「そりゃ良かった」
馬鹿女「殻矢君は何でそんなに色々出来るの?」
総司「秘密」
馬鹿女「・・ふうん、まあ、いいや、助けてくれて、ありがとう」
総司「別に・・お前が人間だったからだ、良かったな、人間で」
馬鹿女「・・うん!私、人間で良かった」朝日に笑う。
総司「〈ドキドキ〉お、お前、な、名前は?」
馬鹿女「・・んええ!?殻矢君ひどーい!同じクラスじゃない、ひどーい!〈プンスカ〉」
総司「う、す、すまん、あまりその、興味なくて・・すまん・・」
馬鹿女「・・それって・・私に興味わいたって事?」
総司「ふ、ふん、お茶、おかわり」
馬鹿女「はあい待ってねー、また沸かさないとねー」
総司「お、おう!」
馬鹿女「私、満田幸 (みちたさち)、さちって呼んでね!」
総司「お、おう!〈ドキドキ〉」
昼。
山葡萄大量。
ジャガーの肉〈ホカホカ〉
お茶〈ホカホカ〉
総司「いただきます」
幸「いただきまーす」
夜。
魚とジャガーの肉を食べた後。
満点の星空。
幸「満点だねー」
総司「・・ああ、綺麗だな、今日はよく見える」
幸「・・ねー」
総司「あん?」
幸「どうして私だけ?」 静かに、真顔。
総司「・・最初に言った、お前だけが、人間だった」
幸「意味わかんない」
総司「・・性欲に負けず、食欲に負けず、他人を思い、自分の分を隠れてまで他人を、それも、瀕死の者に、無駄になる事を解った上で、施す、そんな馬鹿で、愚かな人間は、お前だけだった」
幸「・・馬鹿・・かな、やっぱり」 下を向く。
総司「愚かには2つある」
幸「2つ?」
総司「一つは、自分の欲望の為の愚かさだ、そしてもう一つは、他人への為の愚かさだ、お前は後者で、そして、俺はどうやら、そんなお人好しの馬鹿は放っておけないらしい・・苦労するぜ」
幸「・・じゃー、殻矢君はお人好しだ!あはははは、私と一緒!」
総司「いーや!お前は俺以上のお人好しだ、最大レベルだ、馬鹿」
幸「しょっかなー」 いじいじ。
総司「そーだ」
幸「・・」 見上げる。
総司「・・」見上げる。
流れ星が大量に流れた。
幸「わああ!凄い!凄い!ねえねえ!凄い凄いよ!」
総司「・・これは・・凄いな・・ああ、凄い」
翌朝。
幸が居ない。
総司「あ?トイレか・・」
トイレに行く時は石を使った暗号を残す約束だ。
総司がジャガーの余り肉を調理していると幸が帰ってきた。
幸「・・ただいまー」
総司「おー」
ジャガーの肉とお茶。
ココナッツ、マンゴー。
幸「どうしたのコレ!?」
総司「少し深く入ったらあった、色んな毒蛇やら、毒蜘蛛やらいたが、俺ならちょろい」
幸「マンゴーだあ!ひゃー」
総司「手、洗ったんだろうなあ?」
幸「洗いましたー、食べて良いですかー〈ムチャモチャ〉」
総司「もう食っとる!?」
あっという間に一ヶ月経過間近。
仕掛けた罠も無駄になったらしい。
一回も発動しなかった。
総司「かなり離れているとは言え・・探しに来なかったか・・」
魚の干物を結構持ち。
冷やしたお茶をツル植物の水筒に入れ、早朝、出発。
今度はゆっくり海外沿いを歩いた。
岩場。
海を泳ぎ。
2日後、反対側の砂浜に到着。
遭難から丁度4カ月目の今日。
衛星電話はとっくの昔に電池切れ。
SOS発信器はそのままで、まだ、電池はあった。
飛行機方向へ歩く二人。
もうすぐ。
もうすぐあの村だ。
総司〈ピク〉「止まれ」
幸「はい?」
総司「・・もうすぐ救助が来る、今日中だ、だから戦うのは無駄だ、救助が来ることを教えなかったのは謝る、が、教えられなかった!発信器を壊されたら敵わないからな!ここが楽園だと言う奴らに、そうだろ?現実社会に帰るより、ここで一生暮らしたいって思っていた奴らが居た筈だ!」
幸「だ、誰か居るの?」
総司「〈黙ってろ〉 だから本当に戦う必要はないんだ!本当に救助が今日中に来るんだ!だからー、弓矢を下ろせ」
〈ガサガサ〉
大人しい男子高校生だった者が現れた。
顔、身体、泥と葉っぱで迷彩。
リーダー「・・本当に?」 目付きが鋭い。
総司「ああ、本当だ」
リーダー「・・お前が居なくなってからどれだけの・・人間が死んだか、解ってんのか?」
総司「俺のせいじゃない、俺に人殺しを任せていただけの善人達のせいだ」
リーダー「!!・・・・・・」
総司「責任転嫁は止めてくれ」
リーダー「・・・・」
《ガサガサガサガサガサガサガサガサ》
リーダーの後ろ、上、下からゾロゾロ出てきた。
全員弓矢を構えたり、槍を構えたり。
50人は居る。
総司「持ち越したか・・全滅しなくて良かった」
リーダー「・・しかけた・・俺が根回して殺した」
総司「・・そうか・・敵が出来れば性欲どころじゃないもんな」
リーダー「!?」
総司「お前か、もう一人、芯の強い男が居た、お前らのどちらかが、リーダーになると踏んでたよ、予想以上に革命が早かったのは誉めてやる」
リーダー「任せて逃げたって訳だ」
総司「強すぎるリーダーが居ると、強力な法律の圧力が出来てしまう、人は、やるなと言われるほと、やる、馬鹿な生き物だからな、無意識に反抗精神が本能なんだ、だから、強すぎる男は居ない方が良いと判断したんだ、弱く、男らしい者が、リーダーをやるべきだとな・・猿ならともかく、人間はそうなんだから、仕方ない、だろ?・・何か間違ってるか?」
リーダー「・・・・」
皆『・・』
リーダー「・・」
総司「・・」 にらみ合う。
リーダー「・・く、クックッくは!はははははははは!あはは!あははははははは!」
皆『ザワザワ』
リーダー「はははーあ・・・・」
総司「・・」
リーダー「・・〈チチチ〉」
皆が弓矢を下ろす。
リーダー「嘘だったら殺す」
総司「嘘じゃねえよ!・・お土産、マンゴーと、魚の干物!」
皆『うおおおお!?』
そうして。
アメリカ海軍と、日本海上国防軍との共同による、タンカーに偽装した、空母により救助された。
船の上。
シャワーを浴び着替えた幸は総司を探す。
探す。
探す。
探す。
探す。
幸「あ!居た!お・・」
国防のお偉いさんと何か話している。
総司は常に気をつけ状態。
総司は殴られた。
幸「!!待って!」庇おうと、しかし、軍服日本人二人に止められた。
国防指揮官補佐「何だね君は!?」
幸「私?私は満田幸です!クラスメートです!殻矢君は悪くないんです!人殺しだって好きでやった訳じゃないです!弱い女の人達を守る為に仕方なく何ですう!!」
補佐「・・そんな事は解っているし、問題はない、緊急保全という奴だ、罪にはならん」
幸「!?じゃあ何で!?」
補佐「・・群れのリーダーを止めたからだ」
幸「!!だからそれは・・」
補佐「少なくとも!お前が!お前がリーダーのまま、集団を率いていれば!生き残りはたった71名にならずに済んだ!もっと多く救えた筈だ!違うか!!あろうことか欲望島病により死なす等、比率が多すぎる!」 資料を叩く。
総司「・・」 気をつけ。
幸「だからそれは仕方な」
補佐「この比率は・・リーダーが誰かを特別扱いした場合のヒステリー比率だ」
幸「え・・」
総司「・・」
補佐「貴様は、誰かを守る為に集団を切った、違うか?」
幸「え?え?」
総司「・・」
補佐「お前は全体を見てなくてはならない、その代わり、特別な人間だけは見られない、全体が少しずつ死ぬ中に、特別な人間が入らない内に、お前は全体の方を切り捨てた!違うかあ!!?」
総司「その通りであります!!」 気をつけ。
補佐「この!馬鹿野郎があ!!」〈バキィ!〉頬を殴った。
総司「・・、はい!自分は馬鹿であります!」気をつけ。
補佐「この!〈バキッ〉〈バキッ〉〈バキッ〉〈バキッ〉」
総司「く!うぐ!くは!しは!」
幸「止めてええ、もう止めてええ、あ、あ、ひぐ、ひぐ」
補佐「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
総司はボロボロになり、唸りながら転がる。
顔は腫れ、頭、口、鼻から出血。
幸は二人の軍人の足元で泣いている。
補佐「お前が一人を特別にしたせいで、巻き込まれて死んだ人が居るんだぞ!」
総司「は・・す・・せ、ぶは、はあ、はあ、すびばぜ・・」
補佐「・・立て・・」無理やり起こす。
補佐「立たんかあ!」
総司「・・ぐ、ぐは!・・はあ、はあ、はあ」壁に浮く。
補佐「・・」
総司「・・」
補佐「痛かったか?」
総司「・・はい」
補佐「全体を切り捨てた事、後悔してるか!?」
総司「してる訳ねえだろおお!!!!」
補佐「〈ビチャビチャ〉・・」 総司の口から血が飛ぶ。
補佐「・・」
総司「・・」にらみ合う。
補佐「ふん、屑ではないようだな・・〈パ〉」〈ドサア〉落ち、転がる。
総司「うぐは!」
幸「殻矢君!!」 止められた。
補佐「・・あの子にそんな価値があるとは思えんが?」
総司「・・馬鹿が好きなんだ、げほ、放っておいてくれ」
補佐「・・ふん!行くぞ」
二人の軍人『は!』 にやにや。
補佐「何かおかしいか?」
軍人二人『いえ!可笑しくありません!』
補佐「ふん!」
去って行った。
幸「殻矢君!!殻矢君!!」 抱き締める。
総司「痛え、はははは、無様だな、ははは」
幸「そんな事ない!格好良い!殻矢君は世界一格好良いよぅ」
総司「いちち、・・はは」
幸「・・こうなるって解ってて、私を助けたの?」
総司「・・誤魔化しようがねえな・・はは、・・ああ、そうだ」
幸「何で?ねえ?何で?」
総司「・・は、何でだろうな・・お前、馬鹿なんだもんよ、放っておけねえんだ・・はははは〈ギュ~〉いちちち~!?」抱き締められる。
幸「殻矢君は命の恩人!私何でもする!何でもするから!早く良くなって・・」
総司「なら少し、緩めて・・いちちち」
幸「あ!ごめんなさい!」
学校。
大人しい印象だった男の子の名前は槌誠太 (つちせいた)は英雄として、生徒会長の補佐に。
悪ガキ共に一歩も引かない強気な眼鏡君の立場になった。
総司は幸から一緒に帰ろと毎日誘われるが、毎日逃げる。
そんな日々が続き。
三年生になった。
春。
桜。
総司「〈コソコソ〉」体育館裏。
誠太〈ガラア〉「何してんだ?」備品小屋の窓から。
総司「どわ!?お、驚かすな!」
誠太「偶然だ・・いい加減付き合ったらどうた?お前、あいつに惚れてんだろ?」
総司「・・う、うるせーな、お前には関係ねーし」
誠太「特殊部隊になれば、敵も多くなる、だから、不幸にする・・か?そりゃ勘違いだぜ?」
総司「え!?お、お前何で!?」
誠太「そりゃあんだけ軍人に殴られてりゃなあ・・関係者だって思うのが当たり前だ、軍人のおっさんから、俺の分も殴ってやったからなって言われたし」
総司「あの糞補佐・・」
誠太「あいつはお前じゃなきゃ駄目だ、いいか?お前しか、あのお人好しを幸せに出来る奴は居ないんだよ、つーか、多分、いや、絶対、一生待ってます!みたいな女だぞあいつ」
総司「流石にそりゃねーわ!ははははは・・ははは・・はは・・」
誠太「・・」
総司「ある・・か?」
誠太「覚悟を決めろ、幾人もの命と引き換えた、天使の命、なら、・・」
総司「・・」
誠太「お前が最後の最後まで、面倒見ろ!」指差す。
総司「う、うぐ!・・・・~~~~はあ・・解ったよ」
幸「〈ガラア!〉ホント!?」 誠太の隣から。
総司「どわあ!?さ、幸!?な、何で!?は!誠太~てんめ!」
誠太「偶然だ」
総司「偶然なわきゃあるか!」
幸「ホント?ねえ?今のホント?」ずいずい。
総司「い、いや、あの、その」
《誠太「お前が最後の最後まで、面倒見ろ!」
総司「う、うぐ!・・・・~~~~はあ・・解ったよ」》
録音音声が流れる。
総司「!?誠太てめ!?」
誠太「青春ごっこは迷惑なんだ、しっぽり隅でやってくれ、これで投書箱のお悩み相談一つ解決だな〈ニヤア〉」
総司「~~~~」
幸「私、総司君が軍隊に行っても待つよ!いつまでも、いつまでも、いつまで~も待つよ!?ふんむ!」
嘘偽りの無い、キラキラした瞳。
総司「じゃ、じゃあ・・結婚しろこのやろう!!」そっぽ向き。
幸「はい!ふつつか者ですが、末永くお願いします!」
総司「~~~~う、うわあああ」 ダッシュ。
幸、誠太『!?』
誠太「ほ、ほら!逃がすな!」
幸「!?う、うん!?ま、待ってー」 追いかける。
後に。
総司と幸の子供は男の子であり、国連安全保障理事会、男会長、ウィリアム、アブニラハンムニの護衛をする事になる。
そのウィリアムこそ、世界平和への中基礎を完成させる英雄である事はー。
また別のお話。
《END》




