夏の日の少女
どうも、前作品投稿しないですみません
こちらの作品はまた別です
「うわっ!…」
蒸し暑いある夏の日、彼女は空から落ちてきた。
何が起きたのか解からないが、体が以上に重い。(なんなんだ?)
「ご..ごめんなさい!」
「…いったいどこ見て..ん?」
気づいたら目の前に女の子が腰を抜かして謝っていた。
「え?なんで?」
今まで目の前には、人なんて居なかったはずだ。ここは人気のない砂浜だし、もう午後八時を回っていた。こんな子が目の前に居るはずがない。幻覚か。俺はそう自己解決してその場から立ち去ろうと腰を上げた時だった。
「ぐっ…かはっ」
とてつもない衝撃が腹部に与えられたかと思ったら、俺は意識を手放した。(どれくらいの時間が絶ったんだろう)眼を瞬き辺りを確認する。「何処だ。此処。」
「やあ、目が覚めたかい」
すごく高そうな洋式のベットの上に俺は寝かされていた。いつから其処に居たのか解からない男が、俺が起き上がるのを手伝ってくれた。ふと、部屋の壁にあるカレンダーが目に留まった。
昨日は確か8月中旬のはずだ。なのにカレンダーは12月だった。
俺はとっさに男に聞いた。「今日って何月何日だ?」
男は答えた「今日はクリスマスです」と