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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。

道に咲く華

調達から始まるお肉の料理

女の子が弟妹のためにご飯を作る話です


ツギクルにも投稿しています
「おっにく、おっにく、たっくさんのおにく~」

 目の前に広がるのはたくさんのお肉お肉お肉。私が丹精込めて調達したもの!

「お肉は~、おいしい~~」

 歌いながらも自分の顔が笑顔になっていくのを感じる。だって久しぶりだもの!

 最近は飢饉も続いてまともなご飯すら食べれなかったからね! たまにはいいよね!

「何を作ろっかな~、ハンバーグかな~、ステーキも美味しそ~だな~」

 やっぱりご飯を食べる瞬間もいいけどこんなふうに考える時間も至福!

 そうだ。皆の意見も聞かなきゃ。皆はハンバーグ? それともステーキ? もしかして他に食べたいものがある?

 部屋の隅で蹲っている弟妹たちに尋ねてみる。うん、分かった。ハンバーグが一人にステーキが二人だね。安心しなさい! 私は君達の顔を見れば何が欲しいか分かる!

 さて、まずはハンバーグの挽肉を作らなきゃだね。骨から肉をそいでコネコネして調味料を入れて焼いたら、はい完成!

 ステーキは難しいな~、飢饉のせいで肉があんまり多くついてないから、そもそもステーキにできる部位が少ない……。まあ、ちょっとくらい薄くても味は大丈夫なはず!

 足を胴体から切り離して……。骨はどうしよう。ステーキっていったら確かお肉だけだよね……よし、なるべく厚く切り出そう。

 たんと召し上がれ! 私の愛する弟妹たちよ! 調達から調理まで、私の愛がしっかり込められてるよ!

 ん? どうしたの? 食べてもいいんだよ? ご飯を独り占めするお父さんやお母さんはもういないんだから!

 どうして泣くの? ほら、お食べよ!

 も~、仕方ないな。分かった! お肉の量が足りないんだね! 確かにこのお肉は薄いし……。うん、私が悪かった!

「さってと~、じゃあ、ちょっと待っててね。すぐにお肉を調達して戻ってくるからね」

 弟妹にしっかりと告げて出発する準備をする私。おっと、皆、泣かないで、すぐに戻ってくるから。

 ん? 外が何だか騒がしい? と思っていたらドンドン、と扉が叩かれ破壊される。

「突入!」

 直後たくさんのお肉が玄関から入ってきた。わああ! あの足の太さならステーキにもってこいだね!

「全員、相手が娘だからって躊躇(ためら)うなよ! 情報が正しければこの村の人間はこいつに……ぎゃああ」

 さあ、お肉調達の時間だよ! 全ては愛する弟妹たちのため!



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