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2匹の地竜

予約投稿に失敗してた話しますか?

現在はちゃんと1時間に1話投稿される設定です。

酔い潰れて私にもたれかかっているエリカさんをどうするべきでしょうか?


ご友人の方々に話を聞いてみると、彼女達はエリカさんの家までは知らないとの事です。


誰の家に連れていくかと相談しているのを見かねて、ここは宿屋で部屋が余っているのでそちらの方に寝かせておきますよと伝えると、彼女達は安堵してお礼を言いながら去っていった。


あ、もちろん働いてもらったお給金は多めに出しておきましたよ。


部屋は余っていますが、勝手に泊めるのもどうかと思いましたので私の部屋に寝かせておきましょう。


何か言われれば後で追加のお金を払えば良いだけですが、ここまで手伝っているのでそれも無いと思いますからね。


さて、夜の時間がたっぷりあるのですがどうしましょうかね。


昨日会った飛天の風のレベルを吸いに行っても良いのですが……やはり天衣無縫の様子を見にいく方が良いでしょうね。


私は擬態による変装を解除し、サキュバスの姿へと戻ります。


自室の窓から外へと飛び出し……っと、窓を閉めておかないとエリカさんが体調を崩したら大変ですね。


ついでに安眠出来るように彼女が望む夢を見られるようにしておきましょうか。


はい、これで準備は万全です。


今度こそ私は空へと飛び立ちます。


私のスキルの影響でテンさんが何処にいるかは分かりますからね。


街からそれなりに離れた距離にいるみたいですが、本来の姿で飛び立てばあっという間です。


上空から気配の感じる場所を辿っていくと直ぐに彼らがキャンプをしている場所が見つかりました。


さて、地竜の方何処にいますかね。


恐らくは近くにいると思うのですが…….何だか淫らな気配を感じますね。


ちょっと行ってみましょう……oh……私はその光景を見て思わず天を仰ぎました。


地竜2匹が交尾していますね。


このお陰で見つかったようなものではありますが、何というタイミングなのか。


それにしてもドラゴンって卵から産まれるんじゃなかったでしたっけ?


ひょっとしたらお腹の中の卵を有精卵にする作業として必要だとか?


まぁ、そんな事は考えても仕方ないですよね。


今重要なのは地竜が2匹いるという事です。


天衣無縫は1匹ならば問題なく倒せると言っていましたが、2匹ならばどうでしょうか?


少し不安なので片方はやってしまう事にしましょう。


繁殖のための行為なのでそう長くは続かないでしょう。


「ほう……うわっ大きい……あのサイズは流石に無理ですよね……」


2匹の交尾をのんびりと眺めながら行為が終わるのを待つのでした。

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