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終章「狂った世界の終幕」-中編-

一万程度でとどめるはずが、超えましたのでさらに分割します。

後編はまた週末にでも。


一章冒頭にウィノアのイラストを追加しました。

クリックした先にちょこっと画像を置いてます。

 城の警備は、ナオを除く全員が地下に回っていたために、この裏庭にさえも警備の者は誰もいなかった。ソレをいい事にアナベルはこっそりと侵入すると、勝手口にかけられていた錠を器用に開ける。そして、そーっと内部を覗いた。

「誰も……いないな」

「……城の中に警備兵がいないなら……一体どこにいるのよ」

「地下、だろうな」

 エリオがそう言った。

「地下? 地下なんてあったの、この城。でも、何で地下なんかに?」

「ナオにそれだけの力があるかわからないが……。おそらく、レジスタンスの侵攻に気づいたのだろう。それに、どちらにせよ、副団長が気づく。地上をナオが守っている以上、騎士団が守るべきは足元だ」

「でもどうするんだ、城の地下の入り口なんてさっぱ――って、あれ、おい、どこ行くんだよ」

 アナベルがそーっと勝手口から中を伺っている間に、エリオとリリーナは全く別の方向に歩きだす。

「何って、エリオが元々ここの騎士してたのくらい知ってるでしょ。ほんっと馬鹿ね」

 思いっきり蔑んだ口調でリリーナは言った。

「ほら、置いていくぞ」

「……俺の扱い酷くないか」

「いいえ?」

 切実にぼそり、と言ったアナベルだったが、リリーナにさも当然、というような表情で一蹴された。

「……で、どこに入口があるんだ?」

「一階と地下を結ぶ階段は一カ所しかない。元々は避難通路として作られた物でな。南につながっている。しかし、私が騎士をしていた頃には既に落盤で塞がっていたはずだ。おそらくは、そこにどうにかして通路を繋げたのだろう」

「なるほどね、ということは、そこで待ち伏せってことね」

 リリーナが言うと、エリオが頷いた。

「元々避難通路だけあって、あそこは広いからな」

「しかし……マジでナオに出くわしたらどうすんだよ。アレ相手じゃ流石に俺らじゃ厳しいだろ」

 アナベルがそう言ったところで、エリオがいきなり立ち止った。横を歩いていたリリーナは不審に思ったのかエリオの表情を伺う。

 しかし、アナベルはリリーナの後方を俯き加減に歩いていたので全く止まれなかった。勢いそのままに激突する。

「うわっ」

「きゃっ」

 丁度、後ろから綺麗にぶつかり、しかもアナベルが片足をリリーナの靴に引っ掛けたがために前のめりに二人そろって転ぶ。その様子をエリオは冷静に目で追うが、特に助けようなどと言う素振は見せない。

 途中、地面に激突する瞬間にリリーナがアナベルとの位置を器用に逆転させたが、その反動でアナベルは思いっきり頭から地面に叩きつけられる。ゴッ、という嫌な音がした。

「何すんのよ馬鹿!」

「……」

 今にも泡でも吹きそうな状態でアナベルがぶっ倒れていると、彼の目の前にそっと手が差し出された。目が霞んでよく見えないが、男の手じゃ無いのはわかる。

 あれ、珍しく優しい事もあるんだなあ、とか、少し感動しながらアナベルがその手をとると、ざざざ、と横でリリーナがエリオのほうに引いていくのが僅かに見えた。

「――?」

 あれ、じゃあ俺は誰の手を取っているんだ、とその手の先を辿ると、澄みきった黒色の瞳がアナベルを捉えていた。

「え……?」

一瞬、戸惑う。あれ、俺、こんなやつ、知らないぞ? いやまて……どこかで会った事あったか? あったかな……会った様な気がせんでもないな……とか考えていると、切羽詰まったようなリリーナの声が聞こえた。

「その髪色……ナオ……?」

冗談だろ、とか思いつつ、アナベルが再びその黒目の少女を見ると、少女はゆっくりと、こくん、と頷いた。

「え」

 茫然とナオを見るアナベルに彼女は首をかしげるような動作をしつつ、手を引っ張ってアナベルを立たせた。

 まるで敵意のないナオを不審に思ったのか、リリーナが問う。

「どういうつもり?」

「……」

 その僅かな沈黙の瞬間、リリーナの横を疾風が駆け抜けた。

「エリオ!?」

 勢いよく大剣を振りぬくと、それをアナベルの目の前に立つナオに振り下ろす。その速度は尋常なものではなかった。通常の剣より二回り以上大きいその剣を軽々と持ち歩いている時点で異常なのだが、エリオは当然のように剣を操っている。

 しかし、対するナオも尋常ではない。腰に引っ掛けている革のベルトから、勢いよく刀を抜刀し、エリオの大剣をエリオごと弾き返す。

 ギィン、という、短い嫌な金属音があたりに響いた。

「……その華奢な剣でよくもこの剣が弾き返せたものだ」

 エリオが感心したように言うのを、ナオは平然として受け止める。

「戦うつもりはないのだけど」

 ナオが刀を腰の鞘に戻しながら言った。

「――何」

 剣を構えたままエリオが聞き返す。

「あなた達は、何をしに来たの?」

「……」

 ナオの問いに、三人は沈黙する。カルカロフを打倒しに来たなど、その護衛を務める彼女に誰が言えようか。

 しかし、既に答えを知っていたかのように、彼女は言う。

「カルカロフ様なら、既に死んだ。いえ、本当はもっと前に死んでいたのかもしれない」

「――どういうこと?」

 リリーナは驚いて聞き返す。淡い悲しみを含んだその声が、とてもリリーナには嘘に聞こえなかったからだった。

――その時。

「――――!!!」

 ナオ以外の全員が、その、人の言葉ではとても言い表せない咆哮を放ったモノを凝視した。

「な、なにあれ」

 リリーナが目を細める。

「……初期のロアによく似ているが。別物だな、あれは」

 それは、獣のようなカタチをしている。だが、その実態が何かは全くもってつかめない。言うなれば、四足歩行を行っている闇。もし、これが影であったのならその実態はつかめよう。だが、闇は違う。まるでそこだけ空間を切り取ったかのように、不気味な穴をあけているそれそのものが実態なのだ。

「――王座に急いで」

 ナオはそう言いつつ、振り向き、その化け物に目をやった。

「王座に急げって……あなた」

 リリーナが何か言おうとしたが、その手をアナベルが引いた。エリオは既に走り出している。

「急ぐぞリリーナ。今はこいつらにかまってる暇じゃない!」

 リリーナがハッとして振り返ると、向こう側、さっきまで自分たちがいた道の向こうから、どんどんと闇が迫ってきていた。まるで壁のように見えるそれは、それそのものが不気味に蠢き、いくつかの個体が混在しているものなのだ、と言う事がわかる。その、何とも言えない光景に少し吐き気がした。

「……アレ、なんなの」

「わからん。だが、生物と言う感じがしなかった。まさに化け物、魔物の類だな」

「そうだな、俺もそんな気がした」

「そんなの感じるほど勘良くないでしょ」

 リリーナがアナベルにそう言った途端、アナベルが叫んだ。

「待て!」

 突然の事に驚いて二人が止まる。そして、その理由はすぐに理解できた。

「……さっきの言葉、撤回するわ」

「うむ」

 エリオが剣を構える。三人の目の前に、人のような形をした闇が、どこからともなく、わらわらと湧き上がってきたのだ。各々が剣や斧のような形をしたものを手に引きずっている。しかし、実際には腕の延長が武器になっているかのように境目が無かった。

「酷いな、エリオまでそう思ってたのか」

 アナベルがそう、茶化すように呟いた。

「気にするな。で、こいつらは斬れるのか」

「斬ってみればわかるでしょ」

 リリーナの言葉を鼻で笑うと、それもそうだ、とエリオは言った。そして、その剣を闇に向かって真一文字に振り切った――。



 その光景は異様だった。たった一人の少女が不気味に蠢く闇の壁に向かって走っている。だが、闇は少女に触れる事が出来ない。少女がある程度近付いた途端、闇はそこに無かったかのように消えてしまう。だからだろうか、少女は闇など眼中に無いとでも言うように無視して走っている。

 闇は、物質的な実態を持たない。ソレを構成するのはただ、マナである。だが、それはこの世界のいずれの属性にも当てはまらない未知のマナだった。だが、マナも魔力素より成る。よってその構成上の最小単位は変わらない。少女は、その点において(まさ)しく、突出した性能を持っていた。少女の周りには自らの魔力で出来たマナによる膜がある。普通の魔術師には不可能なことであるが、天使である彼女には容易なことだ。背中の六対の翼は飾りではなく、まるでラジエーターのように彼女自身の魔力をマナに変換する事で膜を形成している。そして、小さなマナは、例外を除き、自分より遥かに膨大な魔力素によって構成されるマナには触れる事が出来ず、魔力素に戻る。

 即ち、闇は少女に近付くだけで最小単位まで分解されるのだ。

 少女の向かう先は地下。何故なら、この闇が狙うのは『マナをもつもの』だからだ。そこに一切の例外はない。だから、必ず比較的マナを多く含む人のいる場所にやってくる。

 そして、彼女には大切な人たちがいた。たった1年と少しではあるものの、共に過ごした仲間がその地下にいるのである。

「どいて、邪魔だから」

 無感情だった瞳が、今は別の感情に満たされているように見えた。少女の前には通路一面を埋め尽くす闇。それに向かって少女は刀を振りぬき、そして勢いよく、投げやりのように投擲した。

「『鳴神ナルカミ』」

 とんでもない轟音と共に、蒼い閃光が通路の闇を一網打尽にする。その閃光を追いかけるようにして少女は走り、稲妻と化したそれに追い付く。そして、なんと瞬時に閃光を放つ刀を手にとって、カチン、という音とともに鞘に収めた。

「恭介、来たんだ」

 少女は通路の窓から、空を仰ぎ見てそう呟くと、すぐに反対側の通路を見、そして目を細めた。

 そこには本来、地下へ下りるための通路がある。だが、いまやその通路は完璧に塞がっていた。まるで、黒く塗りつぶされたかのように先が見えない。

 ――否、実際に塗り潰されているのかもしれない。そんな事を少女は思った。

 


 リースティア、上空。ウィノア達はやっとのことでこの街へと着いた。だが、その光景に一同は驚愕する。街の周辺には大小様々な穴。所々の木々は炭になり、煙を上げている。

 かと思えば、城の入り口からはわけのわからない黒いのが群がっていて、押し出したり押し込まれたりと大変そうだ。

「なにあれ……?」

 ウィノアがその黒いのを凝視していった。

「まーっくろく――」

「ストップ。静かにして、あれ見覚えあるわ。あとちょっとで思い出せそうなんだけど」

 恭介が何やら呟いた瞬間、ソフィアは目下で蠢く黒いそれを見て言った。

「……ニルヴァース」

 シュルクがそう言った途端、ソフィアはぽん、と手を叩く。

「そう、それよ! あんなのをニルヴァースで見たわ!」

「ニルヴァースって……もしかして動乱後の?」

 ヴェナスがおそるおそる聞くと、ソフィアはええ、と頷く。

「……なんと」

 ヨシュアまでもが、驚きに満ちた表情でソフィアを見た。

「まあ、ヤバかったわね。噂には魔物が満ち溢れてるだとか、そんなのを聞いてたけど、私たちが出くわしたのも皆、魔物、って言ってもおかしくない化け物だったわ。ねえ」

 ソフィアがシュルクを見ると、シュルクも頷く。

「丁度あれのような生物もいた。あれは、目は見えていないようなんだが、ある程度固まったマナがあれば容赦なく食らいついてくる。つまるところ、人なんかが大好物だ。俺たちも信じられん位の距離を逃げた。アレはマナの探知にかけては一級だ。バカだがな」

「……それって」

 ウィノアが下を見、沈黙した。続いて、他の皆も沈黙する。

“だってさ、あんなに群がってるよ?”

その場のほぼ全員がそう思った瞬間である。

「……アレ、全部敵ってことですよね」

 ヴェナスがうんざりしつつも言った。

「でもああなったらカルカロフもまずいんじゃ……」

 恭介がそう言ったのとほぼ同時に、入口で詰まっていた黒いものが蒼い閃光で掻き消された。落雷のような独特の音が空まで響く。

「あれは……」

 ソフィアが目を細める。

電磁系統トール?」

 シュルクも、ソレを見てただならぬ雰囲気を感じ取ったようだった。

「ナオ……なのか」

 恭介がそういうと、ウィノアがムッとした目線を向け、そしてわざわざ恭介の隣に立ち、ぼそっと言った。

「ロリコン?」

「え?」

 恭介が何かとても心外な事を言われた気がしてウィノアを見ると、そこにはやんわりと殺気を放つウィノアの目線があった。

「……」

 目線を逸らし、俺なんかやったのかなあ、なんて頭で考えるが、何も出てきやしなかった。ので、何もなかったかのように地上を見る。

「ともかく降りよう。この城でこんな事が起きているなら、もしかすると兄のせいかもしれない。このままでは、放置すれば民にまで被害が及んでしまう」

 ヨシュアが言う。ソレを聞いてウィノアは頷くと、降下に入った。

「で、どうすればいいんです?」

 恭介が、いつ飛べばいいのかとタイミングを計りながら言った。

「これは予想でしかないんだが。俺達がニルヴァースでアレと対峙した経験から言うと、あれは個体では弱い。だが、数が限りなく無尽蔵なんだ」

 シュルクが言った。

「え? ってことは、倒してもきりが無いってこと?」

 唖然とするウィノアに、シュルクは頷く。

「そう。ニルヴァースの時は、おそらく、あの土地そのものに特異点が存在しているのだ、と俺とソフィアは決定づけた。だが、ここは違う。つまり、この城、もしくはこの周辺に特異点が発生していると考えられる」

「なるほど、と言う事はその特異点を排除する事が出来たなら抑え込む事が出来る」

 ヴェナスが納得したように言った。

「……可能性が一番高いのは、言うまでもないな」

 少し悲しげな眼で、ヨシュアは城の一角を見た。そして、意を決したかのように言う。

「カルカロフ……兄がいるのはおそらく三階の奥だ。そこの窓から飛び込むぞ」

 そう言って間近に迫る大きな窓を指差す。それにほぼ全員が頷いた。

「……くそ、斬新な経験ばっかりだ」

 誰にも聞こえないくらいの小さな声で、恭介は呟いた。というか、皆さん怖くはないんですか、とも頭の中では思考が巡っているのだが、表情には出さない。

 そもそも剣だ魔法だとか、そんなものとは縁のない生活を送っていたというのにいきなりこういうのに慣れろというのが中々難しい話なのだが、その点、ほとんど馴染んでいるのは彼なりの利点とも言えた。ただ、それも直接的に自分の命と関わってくると、うまくいかない。

 少なくとも、彼の世界で、二十メートル以上の上空で、ほとんど二メートル以上先にある窓に飛び移れなど誰が要求するものか。しかも、窓の先、どれくらい下に床があるとも限らないのだ。 

「行くぞ」

 シュルクが短く言い放ち、窓に向かって飛ぶ。それに続くようにしてソフィアも飛んだ。ウィノアを守る立場にある彼らにとって、真っ先に危険に飛び込んでいくのは当然なのだろう。

「さて、私たちも行きますか」

 そんな事を言って、ヴェナスも窓に向かって飛び込んだ。見かけによらないその運動神経に恭介はちょっと感嘆する。この世界に文系も体育系もないんだろうか。

「うむ、気をつけろ。兄は何を用意していてもおかしくはない」

 一国の王族であるこのヨシュアさえもが、何もためらうこともなく飛ぶ。

 本当にこの人たちは同じ人間なのだろうか、と恭介は思った。世界が違っているのだから、人体構成も若干違うのかもしれない。この高さからこの距離を跳躍するなんて事を素面でやってのけるか、普通。

「ほら、恭介も」

「いや……その、心の準備が」

 ウィノアが急かすが、足がすくむ。だって、落ちたら骨折じゃすまないよ? それなりの覚悟ってものが――そんな風に恭介が考えていると、背後からニヤつきながらウィノアが腕を伸ばし、

「はいはい、行くの」

 ドン、と言う音がした。恭介の体のバランスが前のめりに崩れる。

「……!?」

「行ってらっしゃい」

 満面の笑顔をしているであろう、楽しそうな声が彼の背後から聞こえた。

 本当に危なくなった時、人の脳内は案外冷静だと言う。確かに、今、恭介はそれを経験していた。世界から何もかもを取り払ったかのように頭が真っ白。それでも、目の前の危機を回避するために思考がフル回転する。そして、意識をすることもなく、窓に向かって飛び――。

「あ」

 ――無論、そんなことで生き残れるなら事故で死ぬ人間など殆どいまい。

 一瞬空中で止まったのかと恭介は思った。まあ、その通り。上昇するための力が重力にゼロにされた瞬間である。勿論、ここから目にもとまらぬ速さでマイナスに移行する。つまり落下。

「うわぁぁぁぁぁ……あ?」

 のはずが、恭介は落ちなかった。見上げると、いつかのようにウィノアが恭介の腕を掴んで浮いている。

「……わかってやったな」

「うん」

 クスリ、と彼女は微笑む。それから、何事もなかったかのように、すっと恭介を窓の淵に引き上げた。

「あはは、ごめんごめん。恭介がエリー出してないのが悪いんだよ。恭介は『精霊術師サマナー』みたいなものなんだから。精霊出してないとただの人だよ」

「あ、そうか……。俺以外はみんな魔術師……」

「うんうん、そういうこと。まあ、少なくともシュルクとソフィアは素で飛んだけどね」

 まあ、あの二人なら納得できるなあ、などと思って恭介は神妙な顔つきをした。少なくとも、考えが安易だったのだ。自分の世界の常識で物事を捉える事はマイナスにしかならない。

「気をつけなきゃだめだよ? この辺りはもう危ないんだから、しっかり」

「ああ、悪い……。いや、それでもあの場面で押すってのはどうかな……なんか恨みでも……」

「……ないわよ、別に――」

 そんな事を窓の縁で延々としゃべっていると、

「こーらー! いちゃついてないで降りてきなさいよー」

 二人の耳に、聞き覚えのある声が響いた


前書きにも書きましたが、一巻冒頭にウィノアのイラストを追加しました。

よければ見てやってください。

(ナオも設定画だけ。彼女の表紙は外伝にて使います)


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