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変わらぬ愛を教えてくれた人  作者: 猫又 マロ
愛の花言葉

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28/35

2人で歩む道

フィッシュと、ランネル3年長い時間

離れてようやくランネルと一緒になることを決めた。


第3章 第6話始まります。


「ランネル様の魔力暴走が頻発化して、いつお命が…。」


医者から言われてリシュファも

ランゼル達もただ見守るしかないのかと

皆、疲弊していた。


満月の夜月の光に、私は目が覚め

屋敷をそっと出て森の小屋まで行き

フィッシュとよく行った、散歩道

ピクニックした場所や

お花をよく一緒に見たりした思い出の所を

フラフラしながら1人で歩いて

小さな綺麗な湖の場所に辿り着き湖を見ながら


(フィッシュは、何処?)


沢山泣いた、沢山我慢した。

フィッシュに逢えないならもうなんにも要らない。

森の小さな湖とは言え深さがあると知っていて

ランネルはジャブジャブと湖に入って行った。


月の光が湖に反射しまるでそこに

フィッシュが待っているかのように


「フィッシュ!」


私の体は水に浸かりあと少しの所で


「間に合いました!」


体をぐっと抱き抱えられパッと見上げると

ローブを被った知らない人が私の腰を抱えていて


「離して!」


「フィッシュ様からの使いのサイムと申します。

ランネル様、私のお話を聞いてください。」


ピタッとランネルが止まると

私を抱き抱え湖から出ると体がカタカタと震えていた。


「精霊よ 身体を温め 力を」


サイムが、魔法で

私の夜着は乾き震えも止まっていた。


「こちらを。」


スッと差し出され中を開けると

ポミの花2本と大好きな彼の匂い金木犀の香りが

広がりサイムの方を見上げると


「時間があまりないので

今から、フィッシュ様がいる場所まで

探知されないように、貴女様は眠っていただきます。

ご家族、友人も全てこちらの国に

お連れいたしますので我々を信じていただけますか?」


小さく私が頷くと、

スッと魔法をかけられ眠りについた。

眠る間に、前世の記憶全て甦ったのだ。


「カイン!!!」


泣き叫び飛び目を覚ますと

フィッシュは私を抱きしめたまま隣にいた。


「フ、フィッシュ?また夢?」


「夢じゃない。」


目から溢れんばかりの涙がこぼれおち

彼の首にすがりつくように、私は彼を抱きしめた。


「フィッシュ!」


「久しぶり。」


「なんで、黙って行ったの?何で離れたの!」


叩いて、叩いて怒りながら泣いて

彼はそれを黙って受け入れ抱きしめた。


「ごめん。」


「フィッシュの馬鹿。」


「ああ、こんなに辛いとは俺も思わなかった。」


「次、離れたらフィッシュの事、一生嫌いになる。」


「それは、困る。」


「ふふっ。」


彼女の涙を指で拭いて、3年ぶりに唇を重ねた。

重ねては、私の物足りない表情に彼が私を

見つめながらまた唇を重ねて、愛しさを埋めるかのように。


「フィッシュ、ずっと一緒?」


「ああ。ずっと一緒だ。」


「フィッシュが好きだったの。」


「ッ……。」


もう、何も失いたくない。

もう、あんな形で失いたくない。

今世で産まれた俺たちに言葉入らなかったんだと。


抱きしめあったまま俺たちは眠り

目覚めたのは昼がすぎた頃。

彼女はまだ眠っていて、リシュファ達の家族

俺の家族、アネットに事情を話してると


「カイン様。」


「少し席を外します。」


応接室を出ると急いで寝室に向かった。

ガシャン!と聞こえる音がし寝室のドアを開くと

俺が居ないことに錯乱してメイドがなだめても

俺を呼んで探していたらしい。


「ランネル。」


「フィッシュ!」


「ずっと一緒に居るって居ない…。」


「少し話をしていたんだ。」


彼女を優しく抱きしめた。


「ごめん。」


「我儘で、私もごめんなさい。」


「落ち着いた?」


ランネルにキスをすると彼女は頷いた。


「話がしたい。俺は、フィッシュの記憶も

カインの記憶もある。どちらも、俺だから

名をどちらでも呼ばれても違和感も何もない。」


「記憶が戻って混乱するのは分かる。

けどその体も心もルティーナであって

ランネルでもあるんだよ。

どちらも、俺の大切な人なんだ。」


「カイルでもフィッシュでも大丈夫なの?」


「そうだよ。どちらも愛しい人から

名を呼ばれるなら、どちらも嬉しい。」


「フィッシュは、フィッシュ。私は私。

今は、ランネルでいいかな?」


「ああ。ランネルでもルティーナでも

俺が愛してるのかは変わらないから。」


ランネルを抱きしめると

彼女もギュッと抱きしめてくれた。


ランネルの家族、ロイヤル公爵家の

従者、俺の父上、母上

アネット様に俺たちの前世となる

記憶の話を彼女が隣で一緒に手を繋ぎながら

話を聞いてくれた。


すすり泣く声もしたが俺とランネルの

気持ちを大事にしなさいと

ランゼル様、アイリシア様に応援されて

2人で顔見合せて抱き合い喜んだ。


ランゼル様とアイリシア様の2人だけ

残ってもらい俺たちの話をすることに。

皆が、部屋から出てから話をした。

フィッシュが立ち上がり深くお辞儀をし


「3年間、ランネル様、ロイヤル公爵家の他

皆様には、大変迷惑とご心配をかけて

改めまして申し訳ありませんでした。」


フィッシュが深く頭を下げてるとランゼルが


「フィッシュ、顔を上げなさい。」


スッと顔を上げるとランゼルが


「うむ。いい面になって帰って来てくれたじゃないか。」


ランゼルが立ち上がりポンッと

俺の肩を叩いてランゼルは微笑む。


「して、これからどうするだ?」


「はい。ランゼル様の体調が戻り次第

私は、ランゼル様と結婚を考えています。」


まっすぐランゼルとアイリシアを見つめた。


「そうか。ランネルはどうするんだ?」


「私もまだ、自分の今まで生きてきた

記憶と前世での記憶が、定着してなく

魔力コントロールもなかなか、難しい。

それをフィッシュと一緒にコントロールし

過去も今も自分だと、受け入れて

フィッシュを愛していきたい気持ちは

どんなに辛くてもこの3年変わらなかったわ。

だから、フィッシュとずっと一緒に居たいです。」


少し黙っているランゼルにアイリシアが


「ランネルが決めた未来なら、その未来に間違いはないわ。私達に出来ることがあれば、今もこれならも、皆で支え守ります。だから、フィッシュランネルをよろしくお願いいたします。」


お辞儀をするアイリシアにフィッシュも

深く頭を下げ


「全力でランネル様を守ると誓います。」


「ふふっ。ねぇ、ランゼル様何だか私達の若い頃を見ているようだわ。」


「そうだな。ランネルも子供だと思っていたが、いつの間にか、愛する人を見つけて巣立ちする日が来るとは思わなかった。フィッシュ、ランネルをよろしく頼むよ。くれぐれも泣かすな。泣かせたりしたら?」


睨むとフィッシュが


「絶対に泣かせません。」


「ランゼル様ったら、子離れできるのかしら?」


ランネルとアイリシアの笑い声が聞こえ

部屋の外では皆が立ち聞きしていて


「腕によりをかけてパーティーしないとですわね!」


「私の妹が…フィッシュと結婚だと!」


「リシュファ様って時々、旦那様に似てるわね。」


「俺の息子が結婚か。ランネル様と。」

「あら、あなた娘欲しいって仰ってましたから、ランネル様が娘になるのは、嬉しい限りではありませんか。」

「そうなんだが。まさかランネル様とはおもわないだろ?」

「好きになった同士愛し合っているなら、私はランネル様でよかったと思いますわよ。」

「そうだな。」


サリーとサリーの奥さんで話をしていた。


小さなお祝いパーティーが夜開かれ

家族と友人だけのパーティーだったが

3年ぶりの再会でとても楽しい時間になった。

寝室に2人で入りベッドにランネルを抱えて

ソッとおろした。


「疲れただろ?」


「ううん。楽しかったよ。皆の気持ちも嬉しかった。私、沢山心配ばかりかけて、申し訳ないわ。」


泣いてるランネルの頭を撫でながら

ベッドに俺は入りランネルの体を抱きしめながら


「ゆっくりでいい。ランネルが元気になれば、それだけで、償いとして返せるし、俺も一緒に、ランネルを支えて守るから、結婚しよう。」


俺の胸の中で泣きじゃくりながら、頷く

ランネルと3年と言う長い年月がきっと

深い愛で繋がるそんな準備期間だったと

俺は思いながら今ある幸せを願いながら

眠りについた。

ここからだんだんと、作者のスランプにより

上手く物語が書けなくなりつつあります。

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