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第3章 プロローグ
第3章 プロローグ
俺は、君を愛し君を愛するために生まれた。
君に前世での記憶がなくても
俺は貴女を愛している気持ちに『嘘』はない。
俺がマレー国を離れて数年。
自分探しをしながら旅に出た。
色んな国で色んな街に行き
闘技場や騎士として貴族の護衛にも着いた。
俺にないものがなく心が荒むばかりだった。
言いよる女に吐き気がし
彼女以外好意を向けられることが
たまらなく嫌だった。殺したくなるほどに。
ある日の夜に宿で俺が寝ていると夢を見た。
誰かが俺の名を呼んで微笑んでいる。
金木犀の香りが懐かしい。
何度目か夢を見ていると
自分に無かったパーツを見つける
『記憶』として蘇った。
かつて、妖精界の王の弟であり闇落ちした
闇夜の妖精の王『カイン』と、言う名を。
そして愛しい君を奪った兄上を憎みながら
兄上『アーサー』に負けた過去を。
絶対に今世では彼女を奪わせは、しない。
前世で愛した、『ルティーナ』
今世の生まれ変わり、『ランネル』。
新章立ち上げたのですが、読者数が少なくこちらに移動しましたm(*_ _)m




