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変わらぬ愛を教えてくれた人  作者: 猫又 マロ
第2章 ミッシェル王都魔法学校

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嘘はつけない

フィッシュ編。


森の崖から、落ちる君を見て俺も崖に飛び込むと

彼女の友達が名を呼んで叫んでいた。

無我夢中で彼女を守りたくて強く彼女を

抱きしめると強い衝撃で俺の意識は遠のいた。


彼女を初めて会った時は、妹ができたようで

恋心なんて芽生えもなく

幼なじみのリシュファーと剣技をしたり

父上のようた従者か騎士になりたい

そんな夢を幼少期は思っていた。


彼女が成長にするにつれ

陽だまりのように笑って

怒ったり拗ねたり、色んな表情を見るにつれて

胸が熱くなっていき彼女を女性として見てることに

気が付いた時、父上から呼び出され


「お嬢様に恋心を抱いているなら捨てなさい。」


その一言が重くのしかかり

好きで愛してると言いたかった。

抱きしめたくなる気持ちに『嘘』をついた。


俺が17歳の時、ミッシェル王都魔法学校に

リシュファ、リシュファの妹と

俺たち3人で、入学した。

リシュファーの従者と生徒で二重生活にはすぐ慣れた。


剣の稽古も、魔法も休みなく

鍛錬をするが最近になって胸騒ぎがする。

彼女が何処か遠い人のように感じるのと

あの日出会った、レオン王子殿下。

言い様のない胸騒ぎと嫉妬で、心が乱れ続けた。


一学年も終わる課外授業で俺の気持ちが

まさか爆発するとはまだ思っていなかった。

側にいるだけでいい、何も考えるなと

父上の教えを考えていたが何気なく笑いかけて

俺の名を呼ぶその声に我慢ができず


彼女の頬に手が触れていた。

自分でも訳が分からない行動に時が動いたのは

彼女が森に走り出し友達の名を呼んでいた。


暗闇の中の森は視界が悪く彼女の

足跡すら見えなく名を呼び叫ぶが返事がない。

何かあったのかと、胸がざわついていると

彼女の叫び声がして、俺は無我夢中で走り

彼女見ると誰かの手を掴んでいた。

その手を掴み助けることができ

ホッとした瞬間、彼女と友達の足場崩れ

彼女は、咄嗟に友達を押し倒して

闇の底に消えるのが見えた。


俺は失いたくない、一心で崖から飛び降りて

彼女の名を呼び抱きしめ守ったのが

地面に叩きつけられ全身に衝撃が伝わり

意識をなくした。

気が付くと誰かが必死に

俺を守って、戦っていることに気が付くと

飛び起きると、倒れかけた彼女を支え寝かせた。


俺の怒りが爆発し狼の群れを全滅し

まだ意識が完全にはっきりしない自分の

頬を叩いて抱き上げると

彼女の体は、芯から冷たく死んでしまったのかと

一瞬にしてゾクッと寒気が走り

彼女の名を呼びながら呼吸を見ると

辛うじて息があるが意識がない。

低体温だろうかと思ったが

魔力切れを起こしてることに気が付いて


「俺が早く目を覚ましていたら。」


唇を噛み締め彼女を抱きしめ抱えながら

洞窟がないかを探した。

小さな洞窟を見つけ魔物がいないか確認をし

洞窟に彼女寝かせると

急いで枯れ木を探して、魔法で火をつけた。

入口に防御結界を貼ると

自分の濡れた服を脱いで焚き火のそばで乾かし


「お嬢様、すみません。触ります。」


濡れた彼女の服を脱がしてる時、男ではなく

従者として彼女を助けるためと割り切れた。

濡れた彼女の体を火にあてると

俺は横向きになり彼女の体を強く抱きしめ暖めた。

冷えた体は、俺の熱を奪うようだったが

構わずに、抱きしめ続けた。

魔力切れのことを思い出し父上から

命が危ない時の応急処置を思い出した。


「み、お…水。」


彼女が小さな声で水を求めて

腰に水筒を付けていてそれを

自分の魔力と一緒に水に含ませたらと考え

彼女の口に水を入れ飲ませた。

コクコクと飲む音と拒否反応がなく

彼女を見てホッとした。


力無く無意識に彼女が俺の首に手を回して

心の臓が高鳴りを覚えながらも

もう一度水を飲ませると落ち着いたのか

眠りについて、俺も魔力回復の為に眠った。


暫く眠ってると

念話で彼女が慌ててる声に気が付き

離れようとしたが今の状況で

離れたら主に報告すると言われたが

俺に抵抗する小さな力

柔らかな肌の感触に喉が鳴った。


従者の理性が壊れ男として


今、目の前にいる彼女を見ている


自分の気持ちが溢れ、もう嘘はつけないと


彼女の髪と手を頬に触れて目を見て


「好きだ。」


俺は想うままに唇を重ねた。


もう、嘘はつきたくない。

望みなんかなくていい

今は、ランネルに嘘はつけないから。


好きになる気持ちに嘘はつけないと

気付いたフィッシュの告白シーンと

フィッシュ編を書けてよかったなと。

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