変わらぬ愛を教えてくれた人
月日が流れて新しい物語が動き出す中
最終話は、平穏な日々の中でアイリシアとランゼル
そして、ランゼルとアイリシアの子供たちのお話。
第10話 始まります。
あれから数年の月日が経ち
ランゼル様と結婚してもう5年。
変わらぬ愛で、私を愛してくれて
毎日平穏な日々を過ごしています。
ランゼル様と結婚して2年後には可愛い
双子の天使が舞い降りてきました。
「お母様!あのお話聞かせて!」
「お兄様!お母様独り占めしないで!」
私が幼い時に、夜寝る前に必ず
私のお母様もお話をしてくれた光景が懐かしく
自分にも、読み聞かせが出来る毎日に幸せな日々です。
「喧嘩したらお話はしませんよ!」
「僕はいい子にします!妹にお母様譲ります!」
「私も我慢します!」
アイリシアは二人の額に優しくキスをして
シーツを被せて
「それじゃあ、いい子にはお話をしなくてはね。」
キラキラ瞳を輝かせながら私を見つめる 双子の兄妹。
天使たちが産まれたときランゼル様は
それはそれは泣いて私を強く抱きしめてくれました。
ガチャッ。
ランゼルがお風呂から上がって寝室に入ってきた。
「おっ!アイリシアのお話今から?間に合ったかな?」
「お父様遅い!」
「お父様、お仕事お疲れ様です!」
可愛い双子の頬にキスを落として
私の唇にも、優しいキスをしてくれた。
「よーし!お父さんも話を聞こうかな!」
「さあ、目を閉じて愛しい私の天使たち。」
アイリシアの優しい声に静かに瞳を閉じる
子供たちにお話を聞かせた。
スヤスヤと寝息が聞こえてランゼルとアイリシアが
子供たちの髪を触りながらおやすみのキスをして
部屋を出た。
「おかえりなさいランゼル様。」
「ああ、ただいま愛しいアイリシア。」
二人の寝室に戻り今日のお話をベッド中で
話をしながらアイリシアはランゼルの腕の中で
「あの子たちに出逢えたことが奇跡のようだわ。」
「君に似て聡明で、しっかりしてきたね。」
「あら、ランゼル様にも、似てましてよ。」
楽しい会話が寝室に響く。
「リシュファとランネル二人はどんな物語を…」
ランゼルの腕の中で眠りにつくアイリシアに
ランゼルが耳元で
「そうだね。私たちみたいに、素敵な物語を作る
そんな変わらぬ愛を教えてくれる人を
見つけてくれたらいいね。」
頷くアイリシアの髪を触りながらランゼルは
アイリシアの唇にキスをし
「アイリシア愛してる。おやすみ。」
「ランゼル様、私も愛してます。おやすみなさい。」
ーそれから11年後の月日が過ぎ去りー
双子の兄のリシュファ・ロイヤル公爵嫡男(16)
双子の妹のランネル・ロイヤル公爵令嬢(16)
今日から王都魔法学校の宿舎に
寮生活になるため家を3年離れる日になった。
双子の兄リシュファは、父ランゼルに似て
剣術、 魔法に興味を持ち
家では、魔法の家庭教師を付けてもらい
風属性、火属性の中級魔法を習得し
光魔法、剣術は父にならい才能を発揮していた。
髪色も父に似て白銀のロング髪に
母アイリシアの目の色、紫水晶のリボンで
髪を結び目の色は母とおなじ紫水晶。
猫目のやや垂れ下がりでくっきり
二重で高身長で目鼻だちも父によく似ていた。
趣味は剣術、魔法、クリケット、勉学など多彩だ。
明るく誰とでも接する社交的な性格。
双子の妹 ランネルは母アイリシアと父ランゼルの
容姿を半分ずつ受け継いだ背の小さな女の子。
魔法は治癒などの初級魔法
治癒魔法を得意とし水魔法アクアも習得している。
祈りの光、母アイリシアの特性も持ってるが
今は、その力の解放が眠ったままだ。
髪は、父ランゼルと母アイリシアの髪色の
ミックスブラウンと白が混ざったロングウェーブ
癖毛が少しあり、目は母に似て小さめの
クリっとしたタレ目で、目の瞳は父ランゼルと
同じ透き通った青い瞳。趣味は 読書、薬草詰み
少しおっちょこちょいで、人見知りが激しい
外では大人しい女の子。
サリーの息子 フィッシュ・アルモンド侯爵嫡男(17)
サリーが執事長を引退するため息子に
執事長を譲る為、日々、修行中の身。
父、サリーに習い剣技や、魔法もなかなか強く
護衛、執事、学業に勤しんでいる。
兄リシュファと歳が変わらず兄弟のように仲がいい。
実はランネルに恋心を密かに抱いている。
容姿は背が高く、サリーの母に似て黒髪ショート。
目は切長の一重。目は立ちも綺麗で頭がいい。
趣味は 剣術、お茶の茶葉を研究、クリケット
性格 もの静かで坦々としていて、頭が切れる。
ランネルが笑うのを見ると顔が赤くなる。
サリーによく怒られるのがたまにキズ。
「ランネル!まだ?もう馬車が来たよ!」
「待って!リシュファお兄様!」
バタバタと階段を下りてくるランネルにアイリシアが
「ランネル!淑女がなんてこと!
階段は、走るためにあるんじゃなくてよ!」
「ごめんなさいお母様…」
しゅんと下を向いてるランネル。
ランゼルがランネルを優しく抱き抱えながら
「どんなランネルでも私の愛しい娘には変わりない。
だけど、怪我をしたら私もアイリシアも
心がとても、痛くなるんだよ。」
そっと頬にキスをしランネルを降ろして
頭を撫でると照れくさそうに笑うランネル。
「あなた!甘やかしすぎると
ランネルがいつまでも淑女らしくできなくってよ!」
「すまんすまん。だけど、君の父君から
聞いたけど、アイリシアは、確か、屋敷を 走り回り転んで花瓶を壊して、庭に出れば泥だらけにしてドレスを…」
「それは…」
顔を真っ赤にするアイリシアに皆の笑い声が響いた。
サリーとサリーの息子フィッシュが
「奥様、旦那様、お戯れすぎますと馬車に遅れます。」
サリーが言うとフィッシュがお辞儀をし挨拶する。
サリーがフィッシュに
「くれぐれも、坊っちゃまとお嬢様を頼んだよ。」
「必ずお守りします。父上。」
見送りの時間になり馬車まで見送る
アイリシアとランゼルとサリー。
ランゼルがアイリシアの肩にそっと手を置いて
「私達の天使が新しい物語を作るために旅立つのは
寂しいもんだな。」
涙ぐむランゼルの目元にハンカチを脱ぐう
アイリシア。
「あなたったら、また泣いてるわ。私も寂しいです。
でも、違う世界で二人がどんな物語を作って
私たちに、お話に帰ってきてくれるかを、
ランゼル様とお待ちになるのもよいのではないでしょうか?」
「アイリシア、そうだね。」
二人は見つめ合いキスをしながら馬車を見つめて
「お父様!お母様!学校が休暇の時必ず、素敵なお話を持って帰って来ます!」
「ランネルも、素敵なお話をお土産にしますわ!お父様、お母様行ってまいります!」
「ああ。楽しみに待ってるよ。」
「ええ、愛しい天使たち。気を付けてね。」
アイリシアとランゼルは馬車が見えなくなるまで
見送り天使が帰って来る日を待ち望むのでした。
そのお話はまたいつかどこかで。
変わらぬ愛を教えてくれた人は
変わらぬ愛で私を愛し続けてくれて
その変わらない愛で私や天使達を守り愛してくれる
私の愛しい青い瞳の王子様。ずっとこれかも…
ーENDー
最終話どう書こうかと悩みました。
子供たちのことを少し書いてみたくなり
書いてみましたが如何でしたでしょうか?
第2章書こうかまだストーリーは分かりませんが
アイリシアとランゼルの『変わらぬ愛を教えてくれた人』は、ハッピーエンドでおしまいです。
子息→嫡男に変えました。
まだまだ貴族の例え方を勉強中ですが
不便おかけいたします。




