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いろどり  作者:
5/10

入学式Part4

「ぜひ、ボランティア部に入部してほしいねん」

私は絶賛、腕を引っ張られた少年に大きく頭を下げられました

分かっていましたよ。こう言われるんじゃないかなって、ですが人間少しのことでも期待してしまう生き物なんですよ、あぁ私にも春が来たかもなんて、、


「私たちからもお願いしたいな」

実は腕を引っ張られた先に着いた教室には既に2人の先客がいました

男子2女子1でおそらく、先程少年が言っていた部員4人のことなのだと理解しています


「ボランティアってなんの?」

「基本的には子供と遊ぶ」

ほぉ、それはあまり聞いたことないですね

私はゴミ掃除や町内の見回りなどを想像していたので少し拍子抜けしました


「とりあえず体験に来てよ」

よくよく話を聞くと少年の親御さんが無料塾を開き

月に1度遠足のようなものに子どもたちを連れて行くらしいです

その時の付添人を募集していて数が足りないため部活にして活動を広めたいとのことでした

若いのに立派ですね。感動しましたよ


確かに体験に行ってみるだけでもいいかもしれないですね、いい経験になりそうですし

私は二つ返事でオーケイし教室を後にしました

楽しみですね


さぁ!睡眠です睡眠。もう今から寝れることを考えると謎の笑いが止まりません

客観的に見たらだいぶ気色悪いですよ、きっと

今から2時間かけて帰ることを考えるのはしんどいですが、電車で仮眠出来るのでオールおっけいです!!

やったー!!もう勝確じゃないですか!



なんてことを考えていたのは10分前、学校の門を出る前ですね

なんと、私は学校にスマートフォンを忘れてしまいわざわざ駅から学校に引き返しています。

この時の私は帰り時間の電車が帰宅ラッシュと重なり電車で寝ることはおろか座ることも出来ないなんて想像できないでしょうね、、あはは、、


先行き不安です、田中みのりです


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