6月14日
はてさて、相も変わらず就活をなめくじのごとく進めていたらとうとうエントリーシートに私が現れる。これはいかんとばかりに僕がここで筆を進めることにした。
いかんせん現代社会では余白が少なくはないか。そんなことを考えていた。出版社の志望理由を書いているときにふと感じ取ったのだ。本のいいところは私たちの思考の多くを占拠してくれるところなのだ。料理片手間にYoutubeを見るのではない、朝の準備片手間にテレビを見るのではない。確かな余白がそこにあるのだ。
なんて少し厳かに書きはしたけど、みんなやるよね片手間に動画、テレビ、音楽、これでは頭の中がいっぱいと言わんばかりに同時作業、マルチタスクをする。もちろんいい時もあると思うし、悪いとは言わないけど、、、
本は僕たちの視覚と脳を占拠してくれる。じゃないと読めた、読んだとは言わないだろ?だから動画より入ってくることもあるし、、
まあ、動画だってしっかり見れば変わらないんだけどね。でもこの本っていう物体だから必要な余白があるし、それがいいと思うんだ。思考しながら自分のペースで読める。次にどんなことが書かれているのか予測して、たまーーーに少し遡ったり
あぁ、いま(午後4時前)はこんなこと書いてるけど、実は今日の午前中はメンタルやられてたんだ。そうだ思い出した。昨日はお風呂に入るのもめんどくさくてお弁当食べた後、湯で体を流して髪の毛も乾かさずに寝た。そして寝心地も最悪で今日の朝のルーティーン(毎朝決まったことがあるんだけど)はできなくて、あぁ調子悪い、あぁ、元カノがフラッシュバック、あぁあぁあぁ
なんて感じだったのだ。それが今では割と調子いい。これはまさに典型的な鬱っぽい状態に近いと思うんだよね。いや自分でいうと嘘っぽな、ただ怠惰なだけとも言えるかもしれない、気合で乗り切れ!とか言われそうだ
まぁそんな私でも恵まれたところはちゃんとあって生きてるから不思議なものだ。人間簡単に死なないし、でも思っている以上に繊細で、自分のことを理解していないんだよ多分。うまくいっている人もいってない人もたちもほとんどこんな感じでさ、ネガティブになれって言ってるわけじゃないよ(笑)、今ポジティブなら絶対そっちがいいと思う、でも後ろ向いてしまう事なんて何回もあってみんな意外と頑張ってるんだよ。でもそれってぱっと見じゃわからないから伝わってこないし、知らないだけだし、
こんなことを書きつつ自分はくそだ、何が何でもその劣等遺伝子を後世に残すなよ!お前が末代だ!!なんて心の片隅で叫んでいる私がいたりする。あぁ生きるのはつらいものだ、、、
最後に、どうやらこのくそみたいな日記を読んでくれている人もいるみたいだ。まぁみんな最初の方でなんだこいつって思ってここまで読んでる人はほぼいなくて、今読んでるとすればたまたま開いた人くらいだろう。でもこんな日記を読む人がいるところに現代社会の病理を感じざるを得ない。少し前にマッチングアプリをやっていた時にも感じた。みんな寂しくて、どうしようもなく無力に感じる。あぁ誰か支えてくれと言わんばかりか、それを紛らわすためにみんな他者を探す。そこには生きていくうえで余白が足りないが故にあぶれてしまった心がいるのだと思う。私も心も今はそこに沈んでしまうことが多々、、、
いかんいかん、こんな憂鬱な文では僕ならずこれを読んでくれている人までその沼にずるずると引き込んでしまうかもしれない!
それでは、つかりきる前に、