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She≒He≒She  作者: 結城コウ
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13話-2

…道場



やはり暑い……


道場の中は特に蒸し暑い…


今日も汗だくになり、


延々と練習をしている


扇風機なんて有って無い様なものだ


風がこっちまで届かないなら意味が無い


『………ハァ……ハァ』


あまりの暑さにダウンしそうになりながら


一息付く事にした


ふと、見てみると春日美咲が俺よりも汗だくになりながら練習していた


その意志には凄いと思ったが、


あそこまでフラフラだとかえって意味が無い


だから、俺は


『おい…美咲

少し休んだほうがいいぞ?』


「………大……丈夫」


『いや、大丈夫に見えねぇよ

あんまりやり過ぎると

体壊すぞ?

熱中症とか言うだろ?』


「うっさいなぁ……」


-ドンッ-


『うわっ……と』


「う……」


美咲は俺を突き飛ばしたが、


あまり力が入っていないようだった


それどころかそのまま俺にもたれ掛かる形になった


『ほら、見ろ

しばらく休んでろよ』


「……るさい」


『え?』


「うるさい!

アンタなんかに負けないんだから!!」

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