表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
She≒He≒She  作者: 結城コウ
69/188

13話-1

夏の暑い日差しが俺の体力をじわじわと奪っていく


季節は夏


もうすぐで夏休みだ



休みはいい


学校に行かなくていいから、


それだけ道場に通える



だが…


この夏のクソ暑い日に


教室に閉じ込められるのはいただけない


何故って…


そりゃあクーラーはきいている


だが、


それが問題なんだ


クーラーが効き過ぎると体調を崩すし、


外に出ると暑さが増す


まるで、見えない鎖にでも繋がれてるみたいだ


…休み時間


「シンジ、お前今日も道場に行くのか?」


『当たり前だ』


「お前…凄いな……

あそこって、冷房機器無いんだろ?」


『扇風機ならある』


「扇風機?」


『実際、見てみないとわからないよ』


この時代に扇風機があるのはあの道場ぐらいだろう


センセイが言うには

クーラーみたいな物は浮ついた物であり、


人間の心を駄目にする


だから、暑い日は暑さを受け入れ、


寒い日は寒さを受け入れる


それが、強い肉体と精神の修業になる


だ、そうだ



…死人が出なきゃいいけど

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ