表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
She≒He≒She  作者: 結城コウ
67/188

12話-4

道場につくとすでに何人かが自主練をやっていた


俺も慌てて着替えて、


自主練に入った



この道場は全員で練習する時間以外は


開館時間内は自主練可能だ


だから、俺はこうして自主練に来ていた




しばらく練習していると何人か同級生も来た


その頃には疲れていたので合同練習の為に休憩する事にした


休んでいると女の子が練習しているのが見えた


春日美咲だ


俺と同い年…


同じ学校の同級生だった


美咲は女の子だったが、


毎日道場に通い


とても強かった


俺を除いた同級生の男子は多分、誰も勝てなかった


俺は実際に手合わせしていないので何とも言えないが、


例え、戦う事になっても勝つ自信はあった


俺だって毎日道場に来てるし、


美咲以上に自主練をしていると言う確信はあった


そう思うと俺は


『負ける訳にはいかないな…』


自主練を再開した



(ただ…まぁ

女の子殴る気はないから、

白黒はっきりさせられないんだけど…)



…だが、俺はこの時気付いていなかった


美咲は俺にライバル意識を持っていた事と…


その事が結果的に俺の目的に致命的な打撃を与える事を…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ