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She≒He≒She  作者: 結城コウ
47/188

8話-4


ミコの料理は確かに美味かった


『…ごちそうさま

美味しかったよ』


「うん、よかった!」


『料理の腕、思った以上にあるんだね』


「お姉ちゃんに教えてもらったからね」


『お姉さん?

確か、医師の?』


「うん

とっても料理上手いんだよ」


『へぇ…

姉妹揃って上手いのか…』


(せめて、どちらか片方の能力

欲しいモノだ…)


「そんな…上手いだなんて…」


『いや、ホントに』


「そう…?

でも…シンジ君元気になったみたいだね」


『…え?

あ…そうみたい…だな?』


ミコが僕の肩を手で叩こうとした時だった



-ドクン……-


(−−−−!!)


-ビシィッ-


僕は反射的にミコの手を払った



「…シンジ…君…?」


『……あ……ごめ……』


自分でも何が起こったのかわからなかった


「シンジ君?」


『ッ!?』


僕は…その場に座り込んだ


その時、やっと気付いた


(治ったと思ったのに…

振り返した…恐怖感が…)


僕の全身は痙攣したかのように震えだした

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