表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
She≒He≒She  作者: 結城コウ
46/188

8話-3

ドアチャイムが鳴り、扉を開けた


すぐ目の前にはミコが居た


両手を後ろに組んで


組んだ手からはスーパーの袋が下げられていた


『や、やぁ…』


「えっと、じゃあ

早速だけど台所使わせてもらっていいかな?」


『あ…うん』


ミコは玄関に入ると


奥のほうに進んで行った


リビングのすぐ横に台所があるのでミコはさっと向かっていった


僕がリビングに入った時にはすでにミコは作業を始めていた


「座ってて、休んどかないと」


『あ…うん…』


僕はソファーに座った


(…しかし、あんな説明でよくわかったな…)


僕の家はマンションの一室


初めて来てその場所を把握出来たのだから凄いモノだと思う



「お粥なら食べれるよね?」


『あ…うん』


ミコは料理をしながら僕に話しかけてる


その手際は鮮やかで、


そんな事をしながら僕と難無く話せるのだから、料理の腕は上手いのだろう


「お兄さんは今日居ないの?」


『ああ…朝のうちに出掛けたよ』


「そっかぁ…」



どうやらこの娘は案外器用らしい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ