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7話-1
…翌日の朝
普段通り学校に向かっていると
春日と曲がり角で、会った
春日はこちらを見たが、僕が目を反らすと春日は何も言わず
そのまま歩いて行った
学校に行くにはその道を通るしかないので、
僕は同じ道を歩いていった
ある程度距離を開いて…
しばらく歩いて赤信号に足止めを喰らった
僕はそのまま距離を保ったまま信号から離れた位置で待つのがしゃくだったので春日美咲と並ぶ形になった
信号が変われば追い抜いて行こうと思ったその時だった
「……さようなら、シンジ」
『えっ…?』
…信号は赤のままだった
それなりにゴツめのトラックが来たのを確認すると春日美咲は二歩程踏み出した
…
-プォーー……ン-
-ドガシャッ-
(−−−−−−−−!!!)
『かすッ……美咲ィィッ!!!』
彼女の体はトラックにぶつかったと同時に
メシメシと言う音を発した後、
そのまま吹っ飛んで
コンクリートの地面に打ち付けられた
彼女の制服が徐々に血で赤く染まって行くのが見えた…