表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
She≒He≒She  作者: 結城コウ
27/188

5話-1

目を覚ました時に飛び込んできた光景は見慣れた天井だった


その場所は…


僕の部屋だった


僕が状況を飲み込めず呆けているとドアが開き兄貴が入ってきた


「ん?

起きたか」


『…兄貴』


(何だ…?

この違和感…

なんで、僕は……)


『…兄貴、なんで僕は…ここに……』


「ああ…なんか帰宅途中に倒れたらしい

シドウって子が運んで来てくれた」


『シドウ…?

ああ…司堂一葉か…』


「後で礼言っておけよ」


『うん……』


(…………ん?

ちょっと待て

何かおかしいぞ?

記憶とのつじつまが合わない…

僕は確かミコと一緒に帰ってて…

それで、一緒に桜を見て…それで…

…それで?

そこから記憶が無い…

そこで途切れた?

でも、司堂一葉なんて何処にもいなかった…

なら……どういう事だ…?)



自分の頭の中に生まれた疑問を解決しようとしたが、

どうやら答えはいっこうに出ず、

頭はショートした

携帯を取って時間を見ると夜の11時を過ぎていた


僕は仕方なくそのまま寝て、明日にでもミコに聞く事にした

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ