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She≒He≒She  作者: 結城コウ
180/188

32話-5

そんな時だった


-〜♪-


(…電話?

知らない番号…?)



『…はい、もしもし』


-「シンジ君かな?」-


『お前は……』


-「司堂一葉だよ」-


『……何の用だ?』


-「口調…変わったんだね」-


『…つーか、何で俺の番号…』


-「いや…"戻った"と言うべきかな…」-


『!?

………用が無いなら切るぞ

悪いが、気分じゃないんだ』


-「…そうか

それは…残念だなぁ…

ミコちゃんについて伝えたい事があったのに…」-


『ミコについて…だって…?!』


(…コイツ…どんな意図でそんな話…)


-「…おかしいと思わない?」-


『な、何がだよ?』


-「彼女…死んだなら

死んだと報道されてもいいと思わないかな?」-


『それは…』


-「そっちのほうが都合がよくないかな?

後になって学校が再開した時…いなかったら騒ぎにならない?」-


『…!!』


-「下手に隠蔽するより

被害者として処理したほうが都合がよくないかな?」-


『…た、確かに…

だけど…シドウ…お前…なんでそんな事…』


「……時空の管理者だからね…

………彼女の…家…マンションに行ってみるといい」


『!』


-ブッ…ツーツーツー…-


俺はすぐに走り出した

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