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She≒He≒She  作者: 結城コウ
16/188

3話-3

…放課後


廊下



『………何か用?』



クラスの…いや、他のクラスの奴も居る


男子生徒数人が僕の前に立ち塞がっていた


そして、その中の一番体格の良い奴が僕に喋り…いや、怒鳴る様に僕に話した


「お前…桐生シンジだな!」


『……そうだけど?』


「お前…一体何をした!」


『…………はぁ?』


「霧生ミコちゃんに一体…」


『…ああ…ミコ、か

ただ…昔の知り合いってだけだよ』


「知り合い〜?

本当か!?」


『え?あー…多分』


「多分ん?」


『えっと、あっちはどう思ってるか知らないし』



…多分、言い方が悪かったんだろう


それが…相手の気に障ったのだろう…



「お前!どういう事だ!」


-グイッ-


…胸倉を掴んできた




(…欝陶しいな)


『…どういうって…

言葉の通りだよ』


「お前……」


『それよりさ

離してくれない?

客観的に見て自分ら何してるか分かる?』


「……こいつ

…なら、約束しろ」


『約束ぅ〜?何をだよ?』


(ヤバイ…なんかイライラして来た)


「…今後、一切ミコちゃんに付き纏いません、と!」




(……何言ってんだ…コイツは…)

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