157/188
29話-1
僕と…恐らく美咲も…
ただ目の前で起こった事にただア然とする事しか出来なかった
ミコは奴らを殲滅した後
しばらくそのまま静止していたが、
しばらくして
何かに気付いたかのように
その鋼鉄の翼を使い
飛んでいった
その速さはあまりにも早過ぎて
どちらの方向に飛んで行ったか、
ぐらいしかわからなかった
僕は少ししてやっと
脳が処理に追い付いて
ミコを追い掛けようとした
「し…シンジッ!」
『…美咲…悪いが話はここまでだ…!』
「…あ…」
(学校の方へ向かった…
根拠はそれだけだけど…行ってみよう!)
僕はその場を後にした
「シンジ…」




