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28話-4
『!!
何でそんなモノを!』
「…アレは最初からあるモノじゃないの」
『そんなのわかってる!』
「そうじゃない、そういう意味じゃない…
アレは…機械と…肉体が…ナノマシンで融合した…融合体なの…」
『…は!?』
「あれは…機械でありながら…有機体でもあるの…絆ちゃんを殺した…
あなたならわかるんじゃないの?」
『!!』
(…確かに…あの時…翼が…血みたいになった…)
「…一瞬の突然変異…
ナノマシンを大量に体にあって…ナノマシンを操る事が出来たから…それが出来た…
使いかたによればその翼から武器を生成できるし、翼以外でも肉体の尋常では無いレベルまでの強化が可能なの
ちなみに背中から出るのは背中の機械を取り込んだから…絆ちゃんもミコも…」
『あんなモノがある状態で暴走なんかしたら…』
「…ミコが取り込んだ背中の…機械ね」
『うん?』
「空間跳躍装置(ワープ装置)…なの」
『なっ…そんなモノを…!?』
「…小型化に成功した…試作機を…ミコに埋め込んだの…まだ不完全だったのに…」
 




