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She≒He≒She  作者: 結城コウ
154/188

28話-3

『だから、クローンか…』


「"奴ら"はミコの体質を逆手に取って、

ナノマシンに対する適性を高めるための研究をした


その結果、ミコはナノマシンに対する適応が異常な程出来るようになった


あの子の肉体の回復のスピードが異常に早いのはそれが原因…


ただ、調整が難しくて

元々体が強くなかったのと合わさり、体調を崩しやすくなった」


『それだけ…なのか?

あの子に施した…改造は』


心は首を横に振った


「あの子の体には貴方みたいに様々な機械が埋め込まれてる


例えば、あの子自身に危険が迫った時に

あの子の意志の外で

あの子に害なす者を廃除しようとする自己防衛システムとか…

ただ…このシステムを彼女に施した時…

このシステムは完全じゃなかった

…暴走する危険性をはらんでいた

あの子は今…このシステムによって暴走しているの」


『成る程な…だが、それくらいなら…何とかなるんじゃないのか?

シンジには武術の心得がある

それくらいなら…』


「…残念だけど

それだけじゃない…

ミコには…あの子には…

…絆ちゃんと同じ…あの鋼鉄の翼を作り出す力がある…」

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