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26話-3
BLIND-SYSTEM…
皮膚を透明にして視認不可能にする…
まぁ、実際はそうでは無く光を屈折させて見えなくするのだそうだ
つまり、あくまで視認できないだけで、
消える訳じゃない
『!!』
-バシュウッ!-
(くっ…気配を読まれてる…!?)
俺は動きながら引き金を引く
しかし、絆は羽根で自分の体を包み防いだ
(くっ…懐に飛び込まないと…)
絆は自分を包んでいた翼を勢いよく広げた
『がッ…ぁ…!!』
俺は翼を叩きつけられ吹っ飛ばされた
そのまま壁に叩きつけられ、
口から血が出た
『く…くそっ…』
(だ…ダメなのか?)
「……」
『き…ずなッ!』
(他のみんなでかかって無理だったのに…俺一人じゃあ出来るはずがないって言う…道理か…)
絆は少しずつ俺に近寄って来た
俺はBLIND-SYSTEMを解除した
しかし、諦めた訳じゃない
『だったら……駄目もとでも!!』
俺は覚悟を決め
絆に突っ込んだ




