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She≒He≒She  作者: 結城コウ
138/188

26話-2

絆が振りかぶった


視界がスローモーションに感じる


(…そうか…これが…

俺の…最期……)


その時だった


-私を殺して!-


(-----絆っ!)


『うあああッ!』


-ダンッ-


「っあ!」


俺は咄嗟に銃で絆の左手を撃っていた


わずかに絆は怯み、


隙が出来た


その隙をつき何とか絆の右腕を蹴り飛ばした


絆の右腕が首から離れ


俺は床に叩きつけられた


絆はバランスを崩した


俺はとっさに距離を置きながら、


立ち上がり


銃を構えた


『……はぁ…はぁ

…ゲホッ

ゲホッゲホッゲホッゲホッゲボッ…』


俺はむせながら視線を絆から離さなかった


絆は体勢は崩したものの


その口元には笑みさえ浮かべていた


『……絆…』


俺は息を整えた


『……約束通り……

…君を殺す!!』


…自分でもわかっていた


本当は理由が欲しかっただけだ


生きるために…絆を殺す理由を…


俺は再びBLIND-SYSTEMを使い…


妹に…


絆に…挑んだ

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