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25話-4
…一体どれだけの時間が経ったのだろう?
俺が目を覚ました時
部屋は電気が落ち真っ暗になっていた
『なんで…俺は……あ
絆ッ!』
返事は無い
暗闇に目が慣れ
ドアに向かった
ドアを開けると通路も電気が落ちていた
(…おかしいな?
就寝時間でも通路の電気は落ちないんだが…
…何かあったのか?)
俺は嫌な予感がした
そして、それは絆のとった行動とダブって見えた
俺はとりあえず訓練場に走った
施設の他の場所は知らなかったのと
他の部屋には誰もいなかった
誰か居れば状況を聞ける
訓練場に着いたが誰もいなかった
だが、俺以外の訓練用の装備がなかった
装備を見てみると連絡機器にメッセージと今まさに着信があった
俺は一瞬迷ったが着信に出た
『…はい』
「!
S46か!他はどうした?」
S46…それが俺の"製造番号"だそうだ
『…わかりません』
「"生存者"はお前だけか?」
(…"生存者"?)
『わ…わかりません』
「くっ…まぁ、いい
お前だけでも暴走を止めろ
…わかったな?」
『…はい』
(…"暴走"?)
…嫌な予感がした




