22話-5
…学校
朝読んだナイフの使い方が頭の中でリピートされていた
(ナイフは安全面を考慮して二重のロックがかけてある
いざって言う時使いづらいと思うかも知れないが
二つのボタンを順番通り押すだけなので、
慣れれば簡単だ
家で何度か練習しておけばいい
ちなみにナイフを戻す時はボタンを押す順番を逆にすればいい
さっき言った様にロックの役割を果たす為ボタンは固めにセットしてある
そして、レーザーナイフは圧縮した高熱粒子は連続で3時間程放出する
3時間以上使えば、
エネルギー切れして高熱粒子は出ないが
その時はただのアーミーナイフとして使える
もちろん、高熱粒子を纏っていたほうが威力的には上だ
高熱粒子は人の皮膚ぐらいすぐに焼き切ってしまう程のモノだ
刃とグリップには特殊な素材を使っているので燃えないが
時間をかければ鉄も溶かす
何度も言うようだが取り扱いに注意しろ…
ちなみに、高熱粒子は微量だが電気を帯びる
感電にも注意を払え…)
僕はその長い文章を読み返すうちに暗記していたようだった
すると、いつの間にか授業が始まっていた
やがて、自分がまともに寝てない事に気付き
いつの間にか僕は夢の世界に旅だっていた
第22話 兄貴と武器




