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She≒He≒She  作者: 結城コウ
111/188

20話-5

先程まで僕を追い詰めていた男が


正体不明の何かによって追い詰められている


その光景に僕はア然としていた


男が斬撃を受けてしゃがみこんだ


その時、どこからか声が聞こえた


「…行け、シンジ」


『?!!』


僕はその意味を理解するのに三秒ほどかかった


だが、その後は言われた通りにした








男はシンジの事は放っておいた


最優先事項では無いからだ


(…それよりは身の危険のほう…)


「…貴様…BLIND-SYSTEMを…!!」


男は"それ"が居るだろう方向に向けて発砲した


しかし、再び男に斬撃がはしった


「くっ…!」


『…お前は何故シンジに手を出した?』


「シンジ…さっきの少年の事か?」


『………』


「……フン

こちらの質問には答える気が無いようだ」


『……お前はシンジを狙った訳じゃないそれだけで十分だ』


(…どうやら、相手は銃のほかにレーザータイプのナイフを所持しているらしい…な)


男は冷静に状況を整理していたが、


自分が圧倒的不利にある事を感じていた


『…!』


「…!」


その時、サイレンの音が聞こえた


恐らく周辺住人が通報したのだろう


『…対応が早い…引くか…』


男はどうやら命拾いをしたようだった

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