表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
She≒He≒She  作者: 結城コウ
100/188

18話-4

…現在


『……それが…僕の…これまでだよ…

後は…つまらない中学時代しかない…』


「…シンジ君…それって……」


『今の僕が君にこういう事を……僕の想いを伝えるのは…

相応しくない……間違ってるのかも知れない…

…けど…!!』


「…待って、シンジ君」


『え…』


「それって…シンジ君がそうなったのって…

半分は私の……私のせい…だと、思う」


『なッ!?

そんな事!』


「私が…死んでなかったら…」


『ちょ…ちょっと待って!』


「!」


『ミコは…今、生きてるじゃないか!』


「え……

……あ」


ミコはまるで忘れていたかのように…目を丸くした


『だったら……結局は僕の間違いだった…んだ

そうじゃなきゃ…説明がつかないだろ?』


「…う…うん……」


『だから…ミコは…悪くない……』


「……」


ミコは目を閉じて少し考えていた


『…ミコ?』


「……そうなんだよね?

私……死んでない…ん…

だよね…?」


『な…何言ってるんだよ!

ミコは…此処に居るだろ!?

僕の目の前に!!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ