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NISA口座について考えてみる

NISA口座。


配当金や売却時の税金が免除される一見すると素敵な制度。

私の場合は、NISA枠約120万円を高配当株につぎ込んでいました。


でも、これって本当にお得なのかなと。実際に計算してみるとたぶん高配当株=NISAの構図って嘘なのではないかと疑問に思いました。


実際に計算してみましょう。


条件は下記の通り。

①高配当の定義を配当率5%と定義する。

②120万円満額計算とする。

③税率は20%とする。

④1月初旬に購入と仮定することで配当受託を100%へ

⑤ロールオーバーは株価は変動しないものとし、追加投資は不可とする。

⑥配当金の増減、再投資は非計算とする。



1年目 120万を高配当株へ。配当金60000円。

税金が12000円取られるが、NISAの恩恵で取られない。

2年目 累積240万へ +24000円

3年目 累積360万へ +36000円

4年目 累積480万へ +48000円

5年目 累積600万へ +60000円

総投資 600万円 推定最高NISA恩恵 18万円。


ロールオーバー申請で+5年間

600*0.05*0.2*5=30万。


10年間で48万円得になりますよ!!


という結論ですね。


ここで意見が

A しょぼくない?

B 初心者や一部の人に優しいし制度だね


の2つに分かれると思います。


A しょぼくない?

しょぼいですよね。昔の公務員年金(夫婦2人生活)で受け取れる月額が約33万とかでしたからね。


まぁ、何が書きたかったかというと。NISA口座で配当金目当てだとしょぼいリターンしか受け取れないなという事でした。


B 初心者や一部の人に優しいし制度だね

一度売ったらNISA枠は復活しないという心理的状況から、生活がだらしない人も続けられるかもしれないし、結論としてはほったらかしになると思います。

受けれる恩恵は10年で48万ですが、実際に受け取る配当金の合計は10年で240万円となります。


NISAが終わった後も売らずにそのままにしておけば年間で30万(6万が税金で持っていかれるので実質24万)の配当金が受け取れるので、月平均2万円が受け取れる計算なので、老後の年金の足しになりますね。


何もしないで良い5%の利回り商品なんて普通に見つからないので初心者には素晴らしいのかなと。



あとは本人の性格次第。

①せっかくキャピタルゲインが税金無料になるんだからと、成長株やインデックスに投資する人。

②堅実なインカムゲイン目的で高配当株に投資する人。

③NISAは宛にしないで、自分の欲しい株が安いなと思った銘柄に投資する人。


おススメは③です。

過去でいうと、菅総理携帯騒動でKDDIが下がった時に、コロナのロックダウンでガソリンが安くなったりした時にENEOSや出光興産を買ったり。

今でいうと化粧品業界がコロナで株価大打撃なうなのでその辺だったり、飲食、居酒屋銘柄だったり。普通に購入するのをNISAで買っとくか。これ以上下がったり倒産したら悲劇だけど株って上下するものだし。


という考えが良いのかなと思います。結構NISA枠=高配当銘柄だという概念があったりするので書いてみました。


まぁ、これ書き終わるまではNISA=高配当銘柄だと私も思ってました。

意外とそんな事ないんだなと。


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