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マーマン防衛軍  作者: ベスタ
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0 これまでの人物や言葉の説明

※作者の主観が多分に入っております。

過去作を読んでない方にはネタバレになりますが、気にせずどうぞ。

テル

 主人公。

 人間の時の名前は佐賀輝彦さがてるひこ

 さえない40歳サラリーマンだったが死んで、生き返ったらイワシになっていた。魚の時の名前はイワ士。ジンカの業を受けて、マーマンとなる。現在は100名の兄弟が同じく魚人となっている。

 戦闘は強くもなく、頭は賢くもなく、ハーレムも今の所ない。特殊な力として、生まれ変わってから自分のステータスを見る能力が身についた。

 実は支配者の信頼の証である1番魚人という名誉ある地位についているのだが、本人はまったく知らない。


タコス

 支配者その1。

 魚人ではなく支配者という種族で、他の魚人とは根本が違う。ジンカの業という魚を魚人にする技が使える。

 外見は赤い髪に赤い服を着ているただの男の子だが、7つある海域を全て支配する野望を持っている。目的は世界征服であり、現在はアーラウト、カララト、サイガンドの3つの海域を支配している。

 マカレトロの支配者であるダゴンとはなにか訳がありそう。


フーカ

 ヒロインその1。

 元はサメで、種族能力『鮫肌』を持っているため、防御力ナンバーワンを誇っている。外見は大人びているが中身は生まれたばかりで、助けてもらったテルに非常に懐いている。

 敵に背中を切り裂かれ現在ポリフェル城にて療養中。

 近頃はテルに不思議な感情を抱きつつある。


ノエ

 ヒロインその2。

 魚の口をのぞくとよくコンニチワする寄生虫。

 テルのジンカに巻き込まれジンカした魚人。種族能力として最大1mから5cmまでサイズ変更可能。

 非常に物知りでテルもその知識に助けられたりするのだが、普段はテルの口の中におりあまり人前には出てこない。


ティガ

 ウツボの魚人。タコス軍ではフーカと双璧をなす最強格の1人。

 体格に恵まれており、元がウツボなので興奮すると筋肉がさらに膨れ上がり、どう猛な面をかいま見せる。しかし、そんな姿とは裏腹に戦闘技巧も優れており、単純な力強さだけでは測れない強さも持ち合わせている。



タコス軍の人々


ワドワルド

 タコス軍の斥候部隊。敵を調べたり野営地を探したりと、とにかく戦争に役立ちそうな情報を集める役人。


ベーモン

 タコス軍の食料輸送隊。行動力は高くカララト海域の攻防でテルを助けたこともある。


タルトル

 最近入ったタコス軍の重装歩兵。

 全身を鎧に身を固め、大きな盾で相手の攻撃を引きつけ味方を助ける役割を担う。



テルの兄弟たち


テンナンバーズ

 魔法が使えるテルの兄弟。現在10番代の兄弟だけが攻撃魔法である水流魔法を使えることが判明している。


余市

 11番目。タコス軍の魔法部門の最高責任者。

 魔法部隊の指揮だけではなく、個人の魔法の腕前もタコス軍では最高位とされている。

 得意な魔法は多岐にわたるが、魔法を曲げたり同時に操作したりと器用にこなす。


一三じゅうぞう

 13番目。

 個人の魔法の腕前は余市にも劣らないと言われている。

 得意な魔法は狙撃で、本来射程距離外とされている距離から目標に影響を及ぼせる。


ニコ

 25番目。

 戦闘面は槍でも素手でも戦える。

 そのため器用貧乏ではあるが、彼女の本領は精神面で発揮される。明るい性格は周りを楽しい気持ちにさせてくれる、精神的な縁の下の力持ち。漢字では和と書く。


史郎

 46番目。タコス軍の槍部隊の暫定隊長。

 ゲールラ将軍が敵に寝返ったとの情報がまだ不確かなので、ひとまずタコス軍の武器部隊を統率している。武器の腕前はタコス軍の中でも一流でティガとも中々に良い戦いを演じた。

 めでたく奈美と結婚する。


五十六いそろく

 56番目。タコス軍の従軍参謀。

 内政に関してはあまり力を発揮できないが戦闘になると頭の働く兄弟。

 現在はゲールラ将軍と共にイソボン砦へといった。ゲールラ将軍が裏切ったという連絡を体を張って成功させた。現在は消息不明。


奈美

 73番目。タコス軍の元格闘部隊所属。

 史郎のライバルであったが、史郎に告白され結婚することとなる。


一二三

 123番目。タコス軍全軍の参謀。

 主に戦闘における作戦を考え、指揮をする立場。また、食料や武器などの手配をし、作戦を滞りなく進める軍全体を通しての事実上の最高責任者。


藤子ふじこ

 245番目。諜報担当。

 亜麻色の髪の魚人。平和な相手の国に潜入して情報を収集するのが得意。


サイコ

 315番目。超能力持ち。

 性格は暗く人見知りな魚人。ジンカの際に特殊能力『サイコキネシス』を手に入れるも、当初は使いこなせなかったことに負い目を感じて暗い性格となる。

 現在は使いこなせるようになり、軍に編入されている。


ムジナ

 647番目。内政担当。

 変な口調の魚人。お金周りの才能を持っており現在はアーラウト海域の内政を担当している。

 タコス軍がカララト海域を攻める時に縁の下の力持ちとなり、敗走するタコス軍を支えた。


苦内くない

 971番目。忍者。

 真っ黒な服に真っ黒な髪で影に潜む諜報員。

 ジンカの時に影の中に入る特殊能力『影潜り』を身につける。戦争中などの警戒している敵から、情報を盗んで来ることが仕事となっている。しかし、戦闘力は皆無に近い。


 1000番目。

 これといった特徴のないテルたち兄弟の1番の末っ子。

 特別に得意なことはないものの、自分の能力に見合った行動ができる。



薄い民

 薄いというのは水の塩分濃度、つまりは淡水魚のこと。


カッター

 淡水魚人の村長。

 薄い民のまとめ役であり、口調も態度も紳士的な魚人。


エルエイル

 デンキウナギの魚人。

 ガタイのいい武闘派の魚人。紳士的な口調や態度とは裏腹に戦闘が好きな一面も持つ。種族の特徴として体から強力な電気を発することができる。電撃の範囲を手のひらに限定した『ボルトクロー』を得意とする。



捕虜


スイカ

 支配者その2。

 アーラウト海域でタコスと支配者の地位を争っていた。現在はカララトのポリフェル城で内政を行なっている。

 タコスとは幼馴染であり犬猿の仲。しかし、最近は少し様子がおかしいようで?


オーム

 支配者その3。

 サイガンド海域の支配者だったが、タコスに負けて降伏した。現在はタコス軍の捕虜だがポリフェル城防衛の仕事を任されている。


マコ

 オームの部下で元1番魚人。戦闘能力は低いものの、隠密能力がずば抜けているサポート役。オームとは幼馴染。




かつての敵


ダイア

 テルがジンカする原因。アーラウトでスイカの部下だったが、逆にスイカを支配することでアーラウトを自分の思うがままにしていた。死亡している。


ボンジモ

 カララトの1番魚人。6人兄弟で息のあった集団戦術が得意。死亡している。


コノワタ

 元支配者の1人。能力は低くはなかったがタコス軍に敗北し殺害される。




ダゴン陣営


ダゴン

 支配者の王。

 全ての海を統一制覇した過去がある、おとぎ話の偉大な支配者。

 現在も生存しており未だに影響力がある。


ライト

 マグロ系魚人の最大派閥であるツナ家の当主。

 剣の腕前は他を寄せ付けないほどで、その剣筋を目で追えた者は今の所いない。

 サイガンドとタロスの軍をタコス軍と戦わせた張本人であるが、現在は刃こぼれをした愛剣の手入れのためにマカレトロに戻っている。





地名


アーラウト海域

 テルたちイワシ魚人が生まれた海。物語はここから始まった。

 これといった特徴のない過ごしやすい海であるが、ダゴンが住んでいるマカレトロ海域から最も遠いため田舎扱いをされている。


カリウム城

 アーラウト海域にあるタコスの本拠地。作りは西洋の城に似ている。


 カララト海域

 タコスが2番目に攻めた土地。非常に暑く、温度変化に弱い魚人は体調不良となりタコス軍は1度敗走した。

 アーラウト、サイガンド、タロスの3つの海域と隣接している。


ポリフェル城

 カララトにあるかつて支配者であったボンジモが暮らしていた城。インドの宮殿のような見た目をしており、玉ねぎ型の屋根は真珠のように輝いている。

 現在はタロス軍に攻め込まれ、急遽周囲に岩礁を設置し防壁の代わりとしている。


フラボン砦

 カララトに属する砦。

 サイガンド軍に対抗するために建てられた砦であり、砂地にある岩山のような形をしている。

 サイガンド海域との境目に建てられており、オーム軍との戦闘の際には長時間オーム軍を引きつけていた。


イソボン砦

 カララトに属する砦。

 タロス軍に対抗するために建てられた砦であり、フラボン砦と同じような構造になっている。

 タロス海域との境目に建てられており、ビゼン軍はここをなんらかの方法で突破した模様。現在はビゼンの所有物となっている。


大悪魔の口

 カララトにある大きな海溝。アーラウトからカララトの首都ポリフェル近郊を通りタロス国境付近まで横たわっている。

 深い場所では暑いカララトでも涼しい海流が流れている


ジャイアントケルプの森

 巨大な海藻、ジャイアントケルプの茂っている森。

 フラボン砦から少し離れた場所にあり、日中でも光が遮られているため暗い。

 実は森の中におとぎ話の竜が封印されている洞窟の入り口があり、そこを隠すための役割も備えている。


サイガンド海域

 カララト、タロスと隣接している海域。

 海域のほとんどが岩場で構成されているが、支配者であったオームの街道の整備により大きく発展を遂げている。


クエン

 サイガンドの首都。商業都市であり商売で栄えている。防衛するための城は存在しない。


ボニート将軍

 元サイガンド軍の将軍。

 能力は優秀で支配者のいないフラボン砦攻略軍の指揮を任されていた。

 現在はタコス軍に降伏し、引き続きサイガンドの軍を指揮してタコスと行動を共にしている。


タロス海域

 カララト、サイガンド、ナラエゴニヤの3つの海域と隣接している海域。

 海域のほとんどが砂地で構成されている。


アミノ

 タロスの首都。

 どちらかというと防衛拠点としての意味合いが強い。

 そのためあまり物資が豊富というわけではないが、海域の通行をするときの中継地点としてそれなりに発展を遂げた。


ビゼン

 タロスの支配者。誰もが残虐な性格をしていると噂している。

 現在は軍を引き連れてカララトの首都、ポリフェル城へ侵攻している。


ゲールラ将軍

 元タコス軍の将軍。肌は黒くて立派なヒゲをしている。

 ビゼン軍と戦う司令官としてイソボン砦へと派遣されたはずであったが、どんな事情かは知らないがビゼン軍に寝返っている。

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