誰だお前!
ふぁー!?スライムさーん?!やっめましょーう?!そろそろとそんなところに侵入しないで?!
・・・・まぁ、いっか。この身はオークさんにけがされた身!もう、何をされても問題はない!(悪ノリ)
それはともかく、ゆっくりとスライムさんは離れていきました。何もされなかったのだけれど。いや、いろいろとされたんだけど。気にするまでもないというか。
・・・・・戻りますか。そろそろ夜も明けそうだしね。オークさんに見つからないうちに戻ろっと。
「サナ?どこに行ってたんだ?心配したんだぞ?」
うぉーい、おいおい。ちょっと過干渉すぎますよー?うざいですよー?紳士ならもっと、もっとさぁ、あるじゃんかぁ?ちょっと反論してやろっと。
「もぉーさぁー。そんなこと言わないでー。うっさいよー。静かにしてよー。」
「静かにしろってなんだ!心配してやっただけだろ!」
もぉー。切れないでよー。うるさいなー。めんどくさくなったから耳をふさぐね。
「おい!サナ!耳をふS・・・・・・!」
耳をふさいでたら寝てしまっていたみたいだ。
ざぁーざぁーざぁーざぁー。
「ふぁっ?!寝てたっ?!オークさんたちっ?!」
私が起きると、少し高めのところにいた。まぁ、オークさんが抱えてるリュックの上なのですが。むー。ちょっとオークさんに悪かったかな。オークさんも心配してくれたんだしね。
「ねぇねぇ。オークさん。さっきはごめんねー。許してー?」
「おぅ。いいぜー。俺もちょっと言い過ぎたしなー。まだ、眠いんじゃないか?寝ててもいいぞー。」
うむぅ?いいのかー?じゃあ、遠慮なくー。
うむ?起きたには起きたはずなんだけど。暗闇だ。少し待っても目離れてこないし。(。´・ω・)ん?斗なっていると。
「おい、お主。性別が変わったというのに、なぜそんな風に動揺をしないんじゃ。普通、どんな人間でも性別が急に変われば誰だって動揺はするぞい?だというのに、貴様は心の奥底さえ変化していない。どういうことだ?」
おぉー。なんか、ひげを生やしたかっこいいひとがでてきたよー。強そうだねー。
「ふむ。かっこいいとは照れるではないか。うむうむ。面白い。貴様のその能力強化しておいてやろう。明日からの人生は少しは楽しくなることを予言しよう。」
あぁー。そうだー。聞きたいことあるんだー。
「ねー。神様ー?私ってなんで魔物に好かれるのー?おかしくなーい?」
「うぐっ!そ、それはだな。我の設定ミスだ。この世界に貴様らが召喚されたとき我が能力を設定したのだが、貴様の失敗したわけだ。その代わり、ほとんどの魔物や魔族は貴様の好印象しか持たない。まぁ、自我がなければ関係ないが。」
ふむー。つまり、神様のミスかー。むー。なんか埋め合わせが欲しいなー。
「うっ。そう言われてしまうと済まないとしか言いようがないな。埋め合わせか。考え付かんな。何が欲しい?」
えー?私が考えるのー。めんどくさーい。
「そっ、そうか。じゃあ、武器とかどうだ?なんでも切れる剣とか、魔法を強くする杖とか。いっ、いやか。なら、魔法能力でもいるか?それもいらないか。なら身体能力。もだめか。うぅむ。考え付かんぞ。」
じゃあ、もうあれでいいやー。あのー・・・・・・なんだっけ。
「そうそう。飛べる能力チョーだーい?あと、それに伴うけど指定した人にふよふよついていく能力もー。」
「ふむ。わかった。だが、それなら魔法でもできるが?なに?魔力を使いたくない?あぁ、そういうことか。わかった。付与しておこう。では、またな。」
ん。ばいばーい。また明日ー。
「いや、明日ではないが。数日に一回は会おうではないか。面白そうだ。」
んにゅ。眠い。おや・・・・・・・すみ・・・・・・ぐーすかー
あ、私に””がなくなったのは書くのが面倒に・・・・・じゃなかった。ちゃんと女の子になったからです。因みに、あれこれされたとありますが、あれこれされました、はい。また、スライムさんは今もまだサナの体の中にいます。ソコから送られる力が本体の成長につながります。
後ですね、強化したことで成長までの必要経験値が少なくなったのと魔物・魔族からの好感度が上昇しやすくなりました。はぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!