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成長し続ける者~女王様になった楽観主義者~  作者: 夜月 朧
第1章 楽観主義者
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スライム

考察してみたんだけど、オークさんたちが強くなったのは理由があると思う。


えっと、まず”私”の能力は『永遠成長エターナル・グロウ』っていうのがわかった。いくつかの効果があるんだけど、その最大の効果が成長に必要な値がいつまでも変わらないということ。


たとえるとするなら、某RPGのLV1からLV2までの必要な経験値が100だとするならLV98からLV99になるのにも経験値は100しかいらないということ。


この効果は”私”にはあまり効果がない。どうしてかというとこの世界において経験値を最大に手に入れる方法は魔物を倒すことだ。だが、それをできない”私”には薄いわけだね。効果が。


たーだね、王城の人に解析されたときには分からなかったんだけど。多分、この効果って伝染するんだね。それもおそらく、粘膜接触ほどの強いものじゃないと駄目。


面白い、面白いんだけど、これはひどくない・・・・?まぁ、普通だったら問題ないんだろうけど。普通に生活しているだけでは粘膜接触なんかしないだろうし。


まぁ、それはよくてですね。オークさんが強くなった理由ですよ。オークさんは私と…まぁ、うん。あれこれしまして、その能力は一時的に伝染しまして、そしてオークさんはゴブリンとかを倒したわけですね。


そうすると、少しづつですが強くなっていっていまでは人間を軽くあしらえるようになっているわけですね。


お。オークさんたちはそろそろ移動するそう。よし、ちゃんと背中に乗ら褪せてもらいます。


「ねーねー。オークさんー。今どこに行ってるのー?」


知らないわけでもないけど、一応聞いてみることにする。もう話すネタもないしね。


「おー。今はなー、魔都ってところに行ってるところだ。魔族が多いがごく少数の人間もいるらしいから安心しな。」


「おい!そろそろ野宿するぞ。もう夜も近い。サナ、ここでいいか?」


んぉ?別にいいんじゃない?私は野営の仕方なんか知らないしね。勝手にしてくれていーよーっと。






ふんへぇ?野営の準備を始めて数分経った頃なのですがもう拠点ができてしまいました。面白いくらい早かったですよ。もう、働きたがりサンたちですね!もっと私に尽くしてください!


「サナ。お前は何もしなくていいから拠点で休んでろ。」


あ、ありがとー。センキューでーす。じゃあ、寝てきますねー。と、私は寝ることにした。





起きちゃいました。眠気はあるけど、2度寝できませんね。もうあと数時間で朝になりますし、ちょっと水でも飲んできますか。


とことこと歩き水場の近くに行って水を飲む。ちょっと冷たくておいしいれす。


水を飲んだことで眠気が吹っ飛んだのでそろーんと湖の周りを歩いてみる。すると、そこにはスライムがいる。スライムって意外とかわいい?


「ほーら。こっちおいでー。怖くないよー。」


そろそろとスライムはこちらに来ているようだ。あるきかたもかわいいなぁ。


そーらそらそら。こっちにきなー、ってちょ?!うわぁぁぁぁぁぁ!!!誰、誰か!助け、てっ!おそ、襲われてるっ!スライムに襲われてるぅぅぅぅ!

湖にいそうな寄生虫だったりはサナさんが成長したので大丈夫だと思います。


(。´・ω・)ん?スライムですか?えーとっ、かわいいですよねっ!


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