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『D』─狂気の逃走─  作者: 纏衣
1/1

目覚め

──ザッ──『今日未明、○○市に在住の黒崎 飛鳥さん(16)が行方不明になり…』─ザザッ─

─テレビ──ザッ─『ここ一週間日本全国で連続誘拐事件が…』──ザッ──

──車と二人組の男──ザザザッ──赤い目の仮面──

─ザッ─『お前の本名は×××。今日からお前は』─ザッ!!─『コウだ。』─ブツッ─


「……うあああああっ!!!!!!!!!!!!」

夢を見ていたようだ。汗が酷く、服がびっしょり濡れている。

息が荒くなっていて苦しかった。そしてすぐに異変に気づいた。

「此処は…何処だ?」

見覚えは無かった。ただ辺り一面真っ白な部屋で窓が無く、たった一つのドアしか無かった。

まわりは誰もおらず、自分一人だけ。

服も自分が持っていた服ではなく、淡い水色の半袖シャツと同じ色の七分丈と思われるズボンだった。

右胸には意味の分からない英単語と数字が並んでいる。

気分は囚人のようだった。

そしてふと気がついた。

「俺の……名前は?何だっけ…?」


その瞬間、頭にズキンッと痛みを感じた。その痛みと共に脳内で再生される声。

『……今日から…お前は……………コウ…だ。』

ノイズがかかっていたがハッキリと聞こえた。

「コ……ウ……?」


俺の名前って『コウ』だったか?


to be continue…


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