表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sky Love  作者: 深瀬 月乃
19/29

これから…

帰りの車の中で、私は青田さんにお礼を言った。


「青田さん、ありがとうございました。」


『僕は、何もしてないですよ。』


青田さんがあんな風に言ってくれたお陰で、私は向井店長に想いを伝えられたの。


「向井店長、私の事を妹みたいな存在と思っていたらしいです。」


『そうなんですね…。大丈夫ですか?』


「大丈夫です。これからは、自分で歩いて行くので…。」


『僕も、その手伝いをしたいって言ったら…駄目かな?』


青田さん、ありがとう。


「是非お願いします。」


『ありがとう。あっ、着きましたよ。』


「あっ、家までわざわざごめんなさい。今日は、本当にありがとうございました。」


『大丈夫ですよ。じゃ、また…。』


「はい。」


いつか、向井店長を好きだった想いを忘れられたら…私は“恋”が出来ると思うの。

青田さん、本当にありがとう。


青田さんの車を見送りながら、私はそんな事を思っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ