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短編集

  回り始めて潜る潜水艦。

 またがって自由に大空を駆け巡りたいなぁ。

 通り、片道300円乗り換え不要で何処かへ行きたい気分だ。

 まだまだ先は長いと思っていたが、こんなにですか、と疑いたくなる残り5秒前。

 至る経緯までの時間を、私は取り戻そうと必死だった。

 まるで何も記憶が無い、記憶喪失者のように。


 止めどなく溢れる涙が、裏付けされてはいない、気分の高揚を表している。

 機械的に動こうとして無理をしすぎたのかも知れない。

 風は、己の自問自答を受け流すかのように私の心理をぐさりと抉る論調へと変わっていった。


 あと幾つでしょうか?人生のアウトカウントは、残りあとひとつ。

 焔が僅かに残って、残り香は消えて彼方に飛ばされていく。

 

 こんなにいい天気なのに何やってんだろう、時間の無駄を過ごす日々に嫌気が差すんだ。


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