第参話 ゴールデンウィーク
今日は待ちに待ったゴールデンウィーク。俺は今日、東京観光をする。
「ようし、今日はお台場、六本木、東京スカイツリーに行くぞ。」
俺がお台場のtLに着いた時、入口で偶然、眼鏡を外していた大輔に会った。
「あっ大輔」
「大輔?」
それに気づいた男性は俺の方を向いた。
「大輔もtLに参加するの。」
「そうだよ、従兄弟と。」
「従兄弟?ないごち、大輔?彼女は?」
「彼女って言うか、俺いないから、すまないけど、その事は入口に入ってから。」
心と男性は謎の会話をしてから入口に入った。
「なんちゅてん、みんなド派手やん。」
心がはしゃいでいるところをみた男性のところに問題児の江口が来た。
「ゆきちろー」
「江口モーニング!」
「死ね!」
知らない男の声がした。江口はまるで交通事故が起きたのように死んでいた。
「江口?」
男は音程を低くするように言った瞬間、死体の股間から黄色い光が直進した。
江口の死から四時間後、男性は六本木に着いた。
「ここは俺と大輔が初めて出会った場所だよ。」
「初めてって、何?俺と心の初対面は学校だよ、ていうか、怪我のことも言ってたし、なんだろうっと、思って。」
「大輔、お前の出身地はどこ?マジで。」
「どこですかって、八王子、美墨君、俺、とんでもないもの見た、江口の股間が黄色く光っているとこ見た。」「江口の股間が光った?」
俺が音程を少し高くするように言った。ふたりの耳にメッ大とミッ大がふたりの前右ポケットから出てきた。「その江口君の股間って、バースルビーのことですか?」
「バースルビーって、君が言っている黄色い光のこと?」
「そうです。しかしバースルビーは黄色だけではありません、バースルビーは七つある宝石です。七つそろったら、スーパーブライトムーンになれるのです。」
「雪城君、バースルビーは、東ナイが狙っている宝石であり、保管方法は、自分で持つか、青井爽という青髪の人に無理やりもたせるかと、忘れていました、心くんが言っていた遊佐大輔君は、昨日彼女のるみと一緒に行方不明状態になっていています。僕は偶然佐藤獠と店で会って今は二年生の雪城瑛留と幸せに暮らしています。」
ふたりに教えた瞬間、青いバースルビーを持った男が現れた。
「バースルビー!」
俺が大声で石の名前を呼ぶと男はこっちを睨んできた。
「なぜその名を知ってる」
「さっきねぇ、メッ大とミッ大が教えてくれたんだよ。」
「なるほどね、じゃあ死ね。バースコントロール!」
男が大声で叫んだ直後にふたりはスマホを出してジョーカーのカードをスラッシュした。
「ソーラーエクスプレス!」
ふたりは叫んで、即オーラーを保った。
「日食戦士ソーラーブラック!日食戦士ソーラーホワイト!ふたりは日食戦士ブライトムーン!全国の人々はゴールデンウィークを超本気で愛しています!」
ふたりは大声で叫んだ。
「よし、強奪戦、開始、アクアストリーム」
男は左手の甲をふたりに向けた瞬間、水が渦のようにまっすぐふたりに向かっていく。ふたりは後ろジャンプした。
「黒菊!白菊!」
ふたりは両手のひらを男に向けた。
「日食の美しき魂が!邪悪な命を撃ち殺す!日食ハルジオン!」
白銀の光が男に向かって直進し、男は光を浴びながら、体が砕けてながら青いバースルビーを落とし、灰になって死んだ。
心はバースルビーを拾い、六本木ヒルズのカフェに行って、瑛留とメッ大とミッ大と一緒に会話をした。
「瑛留、今まで大輔と言ってすいませんでした。」
大輔と勘違いした心は瑛留に謝罪した。
「美墨君、いいよこの髪型が悪いかもしれません。ねぇメッ大、青井爽という青髪の人って、誰なの。」
「青井爽とは、西暦一九九七年年六月二十三日、東京生まれで、二年前に彼女と駆け落ちして行方不明状態になっている男。」
「ていうか、ないごち、保管の話に青井爽がないごち出てくるんだよ。」
「やかましいんじゃ!ボケ!」
知らない女性の声がした。
「ばばぁ!」
瑛留が叫ぶと「あん?誰がばばぁじゃボケ!」と女性は逆ギレをした。
「誰ですか?この女は?」
「この人は俺のおばで、今日はおじと小学校五年生の義妹と一緒に東京観光しています。」
「わいの名は佐藤妙子、今、変態旦那を探しています。」妙子さんが自己紹介をすると「チーン」と着メロがなり、ガラケーを開きメールを見たら「お母さん!お父さんがヤバいことしてる!しばくなら、今でしょ!」と読んだ瞬間、妙子は超音速で走り、「淳!」とキレた状態で屋上から飛び降りて、左手から木製のハンマーを出して振り降ろし、淳に一撃。
「淳!何しとんねん!このドアホが!」
「この一撃でたまるもんか、この、クソが・・・」
妙子さんが叫んだと共に淳という男は白目状態で倒れた。
淳が倒れてから三時間後(午後十五時三十分)、淳は銀座のカフェで目を覚ました。
「ん?誰だお前。」
「僕の名前は美墨心です。よろしくお願いします。」
俺が自己紹介をすると、淳は大きな口を開いた。
「死ね!バズーカーストレート!」
俺は東京スカイツリーまでぶっ飛ばされた。俺が東京スカイツリーにぶっ飛ばされてから三時間後(午後十八時四十五分)、エレベーターに乗ろうとした瞬間蒼太の声がした。
「おーい!美墨!」
「蒼太か?」
俺は予想しながら、エレベーターに乗って天望回廊まで行った。俺がエレベーターを降りた瞬間、黒い刃物を持った男がいた。
「美墨君こうなれば、トランプカードのスペードのジャックをスラッシュしてください。」
「スペードのジャックはこれですか。」
「それです。」
男は急いでカードをスラッシュした。スラッシュすると、携帯電話から懐中電灯が出てきた瞬間手に取りスイッチをオンにすると、長い棒となった。
「ないごちと言いたいんだけど、戦うしかない。」
剣道の構えをした。
「黒い刃物の化け物め、死ね!」
俺は剣道のプロのように訳の分からない懐中電灯を振り下ろし、男は頭を打った。しかし、男は受け身を取りながら言った。
「我が名は傲慢のみなと、お前が二年生に訳の分からないことをしている美墨心だな、二年の雪城瑛瑠に敬語使わない、頭ぶっ飛んでいるのか?まぁお前の青春の夢はゴミ収集車行き。」
「ゴミ収集車行きはお前の青春じゃボケ!俺の夢は教師じゃ!クソ親父!」
みなとの傲慢な声にキレた。俺がキレた直後にみなとは挑発した。
「教師になってみんかいな!ビスミン。」
「はぁ?えぇ加減にしろやゴラ!」
俺がガチギレした瞬間、俺の右隣に黄金の光が超音速に黒い刃物を斬った。
「え?マジか、うわぁ、最悪だ、ストレス発散できねぇ。」
傲慢の親父が少し独り言を言っていると黄金の光がみなとの背後に来た瞬間、みなとは黄金の光に連れ去られた。黄金の光がみなとの首を光でパンを横切りするように東京スカイツリーは黄金で美しく光った中に刀を持った人間と白目状態の生首が舞い上がったともに美しく綺麗な花火が打ち上がった。
東京スカイツリーの周囲に打上花火が上がっているところに俺は『あの光はどこへ行ったのかな、まぁあんな奴がいたら、ブチギレねぇとなと、奴もいなくなったし、綺麗な花火でも見よう。あんな奴に花火を見る資格なんてない。でも、東京の花火はなんつあならん。』とつぶやきながら綺麗な花火を見た。