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七月の鬼事・後の祭り

作者: 聿日 こと

本編の方に書ききれなかった設定をぶん投げる場所です。

ネタバレがあります。






























聿日 あやね(いつのひ あやね):

一人称は「僕」。

芽吹中学校自称3年5組。

エブリデイおねむ。

七不思議の一つ、第二図書室の眠り姫。

純粋な怪談であり、人間ではない。

名前の由来:睡眠と図書。「書」を分解して「聿日」、「文」と「寝」るで「あやね(文寝)」。

外見特徴:灰色くせっ毛。瞳の色:灰色。身長150cmくらい。夏服セーラー、ロングスカート。紺色のカーディガンを肩出しで着ている。


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フミツキさん:

作中での一人称は「あたし」。

・外見特徴:黒髪ロング。瞳の色:赤色。身長155㎝くらい。冬服セーラー、ロングスカート。


怪談としてのルール:

・夜の校舎に一人で入ると現れる。

・一方的に影鬼を仕掛けてくる。

・日の出まで逃げ切れば校舎から出られる。

・捕まる(影を踏まれる)と影を奪われ、次の鬼役(フミツキさん)にされてしまう。

・フミツキさんは学校から出られない。

・フミツキさんになった人は、誰かの影を奪うことで学校から解放される。

・解放された人が元の生活に戻れるのかは不明。


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空に歌う天使:

一人称は「わたくし」。

歌声と共に現れ、屋上に来た人を抱きかかえて校舎の外に落とす。

落とされる人間の悲鳴と絶望が大好き。

怪談的な縄張りの関係でフミツキさんは屋上に、天使は校舎内に入れなくなっている。

屋上以外の校舎全域を掌握しているフミツキさんを嫌っている。

外見特徴:青味を帯びた白髪ロング。まつ毛が長くて白い。目を閉じてる。怒ると開眼する。瞳の色:真っ黒。身長不明。

キトン?ヒマティオン?古代ローマっぽいアレを着てる。


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鏡の怪異/夜明かり様の贄:

一人称無し。

とある怪異への供物として捧げられ、鏡の中に閉じ込められてしまった少女。

誰かに成り代わることでしか鏡の中から出られない。

鏡の前に立った人間そっくりの姿になり、相手を鏡の中に閉じ込め自分が外に出る。

鏡の中に閉じ込められた人間が助かる条件は、第三者に成り代わりを看破されること。

看破されなければ、偽物として一生を送る。

これまでにも幾度か成り代わりを行っているが、その度に近しい人間に看破され、失敗している。

本編で名乗った「あかり」は本名ではなく「夜明かり様の贄」から。

本名は忘れてしまった。

彼女の中には鏡の中から出て自由になりたいという願いしか残っていない。

「あかり」の名付け親はあやねちゃん。

外見特徴:作中では黒月 雪そっくり。眼光が鈍かったり目の下に隈。


鏡の中に閉じ込められた経緯:

鏡の向こうに神々の住む国があると信じられていた村。

夜明けと吉兆の神・夜明かり様に供物として捧げられた少女。

お父さんも、お母さんも、友達も、優しくて大好きだったみんな、誰も助けてはくれなかった。

いやだって言ったのに、助けてって、怖いって言ったのに。

怖かった、悲しかった、痛かった、苦しかった。

ここから出して。


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フミツキさん誕生設定:

人は暗闇を恐れる。

それは、暗闇に何かが居るのではないか、暗闇に何が居るか分からないという「未知に対する恐怖」である。

人に最も近き暗闇、それは影である。

人が生み出し、決して離れることが出来ない、人に最も近き暗闇。

影に対する恐怖心は『影なき者』を生み出した。

ある時、『影なき者』は人間になりたいと考えた。

『影なき者』は、自分と人間を見比べて、影を得れば自分も人間になれるのではないかと考えた。

だから、持っている人間から奪うことにした。

けれど、それは誤りだった。

影を得たとて、『影なき者』は人にはなれなかった。

影を得た『影なき■』は、『影な■■』ではなくなった。

『影■■■』たる我を失い、さりとて人になることも出来ず。

自分を定義する唯一のものを失って、『■■■■』は、なくなった。

後には、影を奪われた新しい『影なき者』が残った。

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