第1話、真実の杜
作者は妄想大好き人間なので自分が死んだらどこに行くのだろう転生しなかったら宇宙間をさまようのかはたまた別な惑星の生命体となるのかはたまた意志を持たない無機物になるのか、なんて考えたりします
今回も妄想MAXで書いています
異世界アルビル、スラム街
「おい!そこの薄汚いガキを捕まえろ!商品を盗みやがった!」
「そんなに騒ぐなよ!神聖騎士が来ちまう!あいつらに見つかったら俺たちだって!」
彼らは囚われの身、常に誰かに監視されて生き続けている
「おーい!!神聖騎士が来たぞ!みんな隠れろ!」
ここは君たちが住んでいる“地球”と呼ばれる世界、とは違う世界、車もなくスマホもない、ネットなんてもんは飛んでない、しかし不便なことは何一つない移動するには移動魔法、空間魔術、連絡を取るには念話、魔手紙、
情報を得たいのなら、ギルド、に行けばいい
この世界は魔法でできている、まさに異世界
しかし、この世界は歪んでいる
「あそこにいたぞ!赤い果実を盗みやがった!神に対する侮辱だ!」
そう言って重い甲冑を着た白い騎士団が1人の少女を追う、彼らは神、誰も逆らうことができない、ある1人を除いては
(ハァハァ、はやく逃げないと)
果物一つ盗んだだけでこんなに騒がれる
スラムといえど神聖騎士が動くことほどではない
神聖騎士は何年も前にこの世界に現れた“神”と名乗るものたちで結成された騎士団でこの世界の秩序を守っている、というのが建前上で奴らの目的は人間、獣人、魔人と言った人族を捕まえて食うことだ、しかし無差別に食らうのではなく、アルビル側の法律で罪を犯した罪人を食らうのだ、それ故にどうすることもできないと言うのが腹ただしくもあり実際のことだ
(私は約束したんだ、1人で強い人間になるって、だからこんなところで死ぬわけにはいかない)
私は逃げるのに必死で気づかなかった、この世界で入ってはいけない危険域“真実の杜”に足を踏み入れ
まさかあんなことになるなんて
真実の杜には決して近くな
この森は、昔から誰がいったのかそう呼ばれていた
噂だと、前世があるものは、その記憶が蘇り、ないものはこれからの未来を見ると
そして森の中心にいる化け物に魂を喰らわれると
「すまない今はこれで我慢してくれ」
「ニァー」
「そうか許してくれるか、それにしても森が騒がしい気がするな、やはり魔力がないと感知するのが遅れるな ーー何か来ますね」
森の奥でただ1人暮らしているその人物は肩に溺愛する使い魔の黒猫を乗せローブを深く被る
「ハァハァハァハァ、か、ここまで来れば大丈夫かなぁ?それにしてもここはどこだろう」
私は周りを見渡す必死に走っていたため逃げ込んだ先がどこかもわからなかった
「アルビルにこんな森あったかな?、森?ま、まさか!」
私は改めて周りを見渡す、周りの木々は明らかに不自然な色をしている、昔母から聞いたことがる“真実の杜には絶対行ってはいけないと”踏み込んだら最後魂を食われ殺されると
「おや、この森にお客さんとは珍しいこともあるのですね?そう思いませんか? リリィー」
「にゃにゃ~」
「そうですね、この森に害をなすものなら殺さねばなりませんね、例えば、人間とか」
「あ、あ、・・・・・」
私の目の前に現れたのは真実の杜の魔物と呼ばれている
「さぁ、僕の森を荒らした罪を償ってください、“インビジブルボックス展開対象、ロック”」
黒いローブを被った男そして
「縮小__クローズ__」
私は目の前が赤くなりながら意識を落とした
作者、YouTubeでPYUという名前で曲を上げてるのでぜひ聞いてみてください
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