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え?悪役ですか。そうですか。  作者: 佐藤奈津
宮本色葉(ミヤモトイロハ)→鶯宮色葉(ウグイスミヤイロハ)
7/22

5.鶯の春?

今回は急展開かもしれません笑

話の流れがいつも以上にたんたんとしています。書きたいこといっぱい書いたらこうなっちゃいましたm(_ _)m


いつものことながら数学が入ってきます。


では、よろしくお願いします。




3月24日9時40頃に改稿しました。お手数ですがところどころ変わったのでもう一度読んでもらえると嬉しいです。

☆前回までのあ・ら・す・じ☆

よくわからんがとある乙ゲーの悪役 鶯宮色葉(ウグイスミヤイロハ)になってしまった宮本色葉(ミヤモトイロハ)は、前話までは自分の前世のことを思い出し、悲しんでいた。しかし、紆余曲折あって、ついに前世を割り切ることができた。そんな彼女についに、運命の、運命の出会いが!!






今回はマジかもよ??







ども!元宮本色葉であった、鶯宮色葉です!前回、75さんと文通みたいなことしていたわたしは、ちょっとリクによって数学好きになる時のこととか思い出してたら時は流れて、鶯宮色葉になって3日目の朝です!






*朝ご飯!


「色葉、おはよう!!今日もカワイイよ!」by.シスコンハイスペックブラザー

「おはよう!色葉ちゃん☆今日も1段とカワイイね!」by.ダンディーでクールそうなだけだった父

「おはよう!いーろーはーちゃん!もぉおおおお、今日もカワイイ!!ママ、食べちゃいたいわ!!」by.美人で素敵なはずの母

で、食事風景をお送りしています。


朝から元気ね としか言ってあげられない。本当に娘(妹)が大好きなんだなこの人達……。

「あぁ!色葉ちゃんのデレ期が終わった……!?」

「父さん母さんがしつこいから!」

「違うわよ!男どものせいだわ!」

「「「とりあえず、家族会議ね!」」」



あぁ、本当に残念なハイスペック家族……。




σ




あの後、とりあえずわたしは使用人の人達のために残念な家族を止めました。(使用人の人達に学校に向かう前に感謝されたことは言うまでもない笑)


「そういえば、色葉。幡矢(ハタヤ)くんって知ってる?」

お兄様は優雅に英字新聞を読みながらそうきいてきた。(さすが、ハイスペック!)


「ハタヤくん……?」

「あれ、知らないのかい?色葉と同じ学校の生徒で最近までアメリカに留学していた今話題の数学の申し子だよ?あれ、色葉、数学好きなんじゃ……?」

誰それ。

え、何待って、アメリカに留学!?って数学のために!?え!何それスゲェ!!あ、そーじゃなくて、ヤバイ。兄上に不思議に思われちゃってる……。数学好きならそんなすごい人の事知らないわけないか……。よし、


「わ、わたし、お兄様と仲良くなりたくて数学をやっていたんですが、わたし、お兄様に喜んでもらおうとして他の方になんて興味がなかったんです……。」

なんか、言ってること無茶苦茶(笑)。微妙だよね。うーん、どう返せばよかっt……



ブルブルブルブル(お兄様の震えている音)

えっ!なんで、我が兄は震えて……



「いろはーーー!!!カワイイよ!流石、僕の自慢の妹!!カワイイよ!カワイイよ!カワイイよ!もう、これは永久不変の真理!!」

ギュゥウウウウウウウ(お兄様の色葉へのあつい抱擁)



あ、そうだこの人残念だった。

てかね!い、痛い!!圧死する!!??やめてぇええええ!


遠ざかる意識の中、雪女のブリザードと下僕の悲鳴が聞こえた……気がした。


※このあとお兄ちゃんはしっかり怒られました。








さてさて、幡矢くんとやらをお兄様に教えてもらいました。

幡矢くんとは、両親の都合でアメリカに留学していて最近日本に帰国。数学の申し子と呼ばれる所以は彼の驚異的は数学のセンスにある。難問と言われた問題もそのセンスによりパッと解いてしまうらしい。

そんな素晴らしい人と同じ学校だと考えるとぜひお話したい。否、友達になりたい。が、わたしは幡矢くんよりも75さんとの文通のほうが大事です。遠くの幡矢より近くの75です。そもそも学園の嫌われものが、そんなすごい人に近づける筈がないでしょ笑。何より、75さんと話していてとても楽しいし75さんは貴重な数友(数学で結ばれた友達)だ。

あ、そんなわたしは、只今無事、教室にいます。(お兄様のあつい抱擁で気を失ってたらしいけど……笑)



「……い!おい!鶯宮色葉!」

あらら、わたし呼ばれてたのか。って

「イアイア!?」

わたしに話しかけてきたのは生徒会長 不知火薄暮(シラヌイハクボ)さんことイアイアでした。イアイアはわたしが中身になる前の鶯宮色葉が嫉妬のあまりにイジメたヒロインちゃんが好きな男子生徒。あ、そうそう実はこの世界乙ゲーなんですよ?


「……?前から思っていたんだがイ、イアイアとはなんだ……?」

やべっ、またやっちまった。個人的には、絶対不知火薄暮よりイアイアのほうが言いやすい。不知火よりも薄暮よりもイアイアが最高だと思う。いやいや、そんなことは、おいといて!

「まぁ、なんですか、不知火くん?」

必殺話題逸らし!!いや、本当何の用事?

「む、そうだな。実はクラスの皆から話があってな。」


よし、話題逸らしは成功……、じゃなくて




キタ━━━━(゜∀゜汗)━━━━!!!!この展開!!この後起こることといえば、集団リンチか!?集団イジメか!?く、かっかってこいや!!わたし、負けない!笑












「鶯宮色葉、いや鶯宮。

----------これから俺たちと仲良くと言ったら変かも知れんが、クラスメイトとして、ではなく友達としてやっていかないか?」





え?えええええええええ!!!


「あ、はい。」

↑驚きすぎて はい。と言ってしまった色葉



※クラスメイト+格くんたちは、色葉は精神的なダメージにより、今の状態になってしまったと考えております。しかし、色葉はそのことを知りません。ちなみに、色葉が泣いて消えた後に緊急会議が行われました。その後、色葉が教室に帰ってきましたがイアイアが話しかけれず今日に至った。



「お、本当か!」

イアイアなぜそんなに喜んでいるんだ……?そして、クラスメイトお前らもなぜハイタッチし合うくらい喜んでいるんだ……!!



「あ、じゃあ私から。い、色葉さんで宜しいかしら?」

話しかけてきたのは1話目に登場したモブ子ちゃん。

「あ、はい。」

なんか あ、はい。 を繰り返している気がする……。

「色葉さん、最近お疲れでは?こちらをどうぞ!」

「あ、ありがとう……。」

え、何これプレゼント……に見せかけた罠……?何がしたいの!?


呆然としていたわたしにクラスメイトの他の女子も話しかけてきた。

「い、色葉様、このアロマよく効きますよ!」

「色葉様、こちらは安眠用のCDですわ!」

などなど。しかも、

「鶯宮!ほら、これチョコでも食べて元気だせって!」

などとクラスメイトの男子まで話しかけてくるのだ。



な ぜ だ ?







「あれは一体なんだったんだ……?」

ノリで了承してしまったわたしですが、あの後は散々だった。クラスメイトは頑張ってわたしに話しかけてくれるが、話が続かない。当たり前だのクラッカーである。クラスメイトは金持ちだが、今鶯宮色葉の中身を担当しているのは庶民かつ変人(わたしは認めていない)である。話が通じないこと通じないこと。というか、やめろ、コミュ障に話しかけんな!!プレゼントの説明されてもありがとうしか言えねぇよ!泣

イアイアの計らいか、お昼休みにクラスメイト全員+格くん(なぜ、担任まで?)でご飯を食べよう!と誘われたが断った。

!?新手のイジメ!?コミュ障へのイジメ!?



※勿論クラスメイトは100%の善意で行っています。






というわけで只今、お昼休み図書館数学コーナーに避難中。

よし、75さんと文通文通。

75さんは、この間のわたしの出した問題をスラスラと答えてしまったし、答えの後に÷0ができない理由までかいてくれた。その後、出された数学の問題も中々に面白かったし、そして何より、わたしの出した問題への解答スピードがかなりはやいと思われる。なんせ、なんとなく図書館行ってみたらメモが挟まっているなんてことはザラにある。(なぜかわたしと75さんと出会えないのだが。)

わたしの推測では75さんは、中々の強者である……。


さて、そんな75さんの今回の出題は

【こんにちは。いつも返事ありがとうございます、48さん。今回は完全数がテーマです。では、以下の問にお答えください。答は、「運命に導かれた数たち」という本に挟んでください。


問1

求めたい完全数pとする。このとき、a,bを相異なる素数として、p=abの形になる完全数pを全て求めてください。


問2

素数が無限に続くことを証明してください。


by.75】




ちょっとここで説明。

完全数___perfect numberとは、昔から多くの人が関心を抱いている数だ。この子達は、自分自身を除いた正の約数の和が自分自身になる自然数で、最も小さな完全数としては6があげられる。

例としてをあげると、6の正の約数は1,2,3,6の4つのみ。このとき、自分自身---すなわち6を除いた約数を足し合わせると

1+2+3=6

となる。

こういう数のことである。


※自然数:1以上の整数のこと。

↑今回は自然数を上のように定めますが、0も自然数に入れたりします。高校数学ではもっぱら自然数は1から始まるみたいですね。

※約数:aの約数と言われればaを割り切ることができる整数のこと。約数といったら(プラス)(マイナス)も考えるのが普通。(ただし、aも整数)


そして、

素数___prime numberのことだ。

素数は、多くの人を虜にし魅了してきた数。2以上の自然数で、1と自分自身しか割り切れない数のこと。



はー!!なるほど、素数と完全数の問題、数論ってやつですか……。うーん、このジャンル得意じゃないんだよなぁ……。うーん……。




って!

あ、やば、お昼休み終わっちゃう……!!







時は流れて放課後。わたしは、再び図書館にいた。


※クラスメイトたちは、色葉のいないお昼休みに会議をして放課後に遊びに行くことを約束しようと計画し色葉を誘いましたが、コミュ障色葉は即断りました





問2は分かった。というか、リクに教えてもらったというか……。

問題は問1だ。どうやって解くんだろう……。

わたしは、図書館の数学コーナーにある少し大きめのテーブルにノートを広げて考えていた。そんな時だった。





「ねぇ、そこの君。」

突然、話しかけられた。


ビクゥウウウウ

だ、誰だ!!コミュ障をいじめるなぁ!!!





そう思いながらわたしが振り返るとそこには、一人の美少年がいた。

そして、

「数学やっているのかい?」

彼はニコリと笑ってわたしにそう尋ねてきた。





β




「なるほどね、その問題で悩んでるんだね。」

突然現れた美少年の名前は(リク)というらしい。我が親友リクと一緒である。そして、彼はなんとリクと同じく数学少年であった。なんとビックリクリク。

名前が同じで好きなものも同じとか運命じゃないだろうか?

しかし、コミュ障であるわたしは、なぜか六くんとは話すことができた。


「そうなんです。完全数の問題なんですが……。」

「なるほど、色葉ちゃんは問2は解けたんだね。」

六くんはとてもフレンドリーでわたしに嫌悪感を抱かせることなく名前呼びを定着させていた。尊敬します!

「ええ。解けたというか、知っていたといいますか……。」

「まあ、どちらにしろわかったならOKだよ!」

六くんはそういって、わたしに笑いかけた。その時、わたしは----少しだけだが---瞬きを忘れた。似ている。


「そういえば、六くんの名前の六って完全数だよね!」

「うん。実は僕、自分の名前その理由で気に入ってるんだ。」

「6か……。いい数字……だね。」

「ありがとう。(ニコリ)」


あ、やっぱり。やっぱりそうだ。そっくりなんだ。






「わかったかな、色葉ちゃん?」

「な、なるほど!!」


その後、わたしは六くんと楽しい数学談義をした後、悔しながらも問1を教えてもらうことにした。そしたら、とてもわかり易くて、さらに六くんと彼が重なってしまった。



「ん?もう、こんな時間だ。僕、帰らなきゃ。」

「あ、そうなんだ……。じゃあね。」

「うん。じゃあ、また今度。(ニコリ)」



六くんとリクの顔は全然違うのに、

----六くんの笑顔はわたしの大好きなリクの笑顔そのものだった。





わたし、彼のこと好きだなぁ。ふと、そう思った。




【こんにちは、75さん。今回の75さんの問題はヒントを他の人からもらっちゃいました。スミマセン。

では、わたしからの問題です。

48と75はどんな糸で結ばれていますか?

答が分かったら「数学の恋」という本に挟んでください。

by.48】




うーん、やっぱり鶯宮のみなさんが登場するとコミカルになってしまいますね笑。

あ、名前の案まだ募集しています。情けをください(しつこい笑)

佐藤は完全数好きです!



今回は、完全数、素数といった数学アレルギーの方が発狂するような内容を入れました。が、完全数の方は実はあることの暗示?です。あと、最後の色葉の問題もですかね。


とりあえず、この話を入れないとダメだったんで急いで書いてしまったので余計に淡々としちゃっているので後日改稿すると思います。




※鶯宮のみなさまの名前決まりました!

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